最新更新日:2024/09/25 | |
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呉竹ふれあいガーデニング活動報告〜「腐葉土づくり学習会」の実施〜
1月7日(火)に地域にある独立行政法人 森林総合研究所 関西支所 森林環境研究グループの溝口岳男様 を講師にお迎えして「腐葉土づくり学習会」を実施しました。これは,「学校ふれあい手づくり事業」における取組として,住宅街の中の限られた敷地にある本校に適した腐葉土作りを進めるために,「腐葉土について」のこと,また,その「作り方」等について学ぶために行なったものです。
元々,本校としては,グランド芝生化に伴って大量に発生するようになった芝や,校内・学校周辺で出る落ち葉を利用して「腐葉土」を作り,畑等で使用することを計画していました。しかし,それは「腐葉土」ではなく,作物の成長に有益な「堆肥」であるとのご指摘を頂き,「簡単で難しい『堆肥』の作り方」という題でご講演をいただきました。溝口様には「『堆肥』を作る方法は,『落ち葉・芝・雑草』等の原料に 1.水分量の調整・破砕 2.分解を促進する物を加えながら積む 3.切り返す,という『簡単な』もの。しかし,均質で,効果が高く,害がない『堆肥』を作るには,気温や原料等によって水分量や分解を促進する物を変える等,手間がかる。ね,簡単で難しいでしょ。」と,科学的な興味をそそられるお話をたくさんしていただきました。その後,実技として,一般に「堆肥」「腐葉土」として売られている物を見比べたり,実際に腐葉土枠のところで発酵温度を確かめたりしました。 この学習会を受けて,まずは,一旦発酵温度を60〜70度程にまで上げるために,分解を促進するものや水分を加えての切り返しをしたいと考えています。 |
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