最新更新日:2024/09/27 | |
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ひと月遅れのご挨拶
新しい校長の恩田徹と申します。始業式で生徒の前では申しましたが,年明けのイタリアのメディアでは私の名前が頻繁に登場したと聞きました。イタリア語はもとよりフランス語,スペイン語などラテン系言語では語頭のHは発音しないので,それはACミランに移籍した本田圭介のことです。私はHondaではなく,純粋Ondaです。どうかよろしくお願いいたします。
○1か月が過ぎました ・全国から注目される高校に転任してまいりましてひと月の間,とてつもないプレッシャーと重圧を感じる毎日でした。それらをエネルギーに転換し,跳ね返し,そこから自分らしさと私なりのこだわりを100%発揮できるように心がけてまいります。ウェルカム困難,サンキュー重圧の精神で,生徒,教職員が来ていて誇れる学校生活,誇れる職場を創造していきます。 ・「周りから嫌われたくない」「ソーシャルネットワークの世界で自分だけ浮いてしまって,村八分になるのが怖い」「彼女にするのに,一番人気の人は避け,第2,第3志望を選ぶ」こういった風潮があると聞きます。皆さん,一度の人生,第一志望に臨む人生を選んで下さい。第一志望に集中すると,決断が速くなり,結果,自分の時間も生み出せます。それが出来ないと,常に,他と比べて迷うことが多くなり,失敗や挫折に責任が果たせず,言い訳や愚痴が出ます。 ○人間は自分が発した言葉通りの人生を歩んでいくもの ・人生は出会った言葉の質と量で決まるのではないでしょうか。だからこそ,たくさんのよい言葉のシャワーを浴びておくことが大事です。 ・そこで,9つの禁句。(1)聞いてません,教えてもらっていません(普通の人は聞きたくないこと,見たくないことは聞こえなかったり,見えなくなったりします。自分から質問することが肝心) (2)上が(または先生が)バカでやってらんない(もう立派なオヤジの仲間入り。社会では,もし,相手が切れものだったらこんな人は即クビ) (3)時間がない(核心から逃げる人の常套句,チャンスを自分で放棄) (4)ねえ,ちょっと聞いて(井戸端会議,ひそひそ話。本気で提案を通したいなら,愚痴を言うエネルギーをチャレンジに変えろ) (5)ゆっくり検討します(決断できないか,断ることが出来ないから先延ばしするのか,ここ一番では,決断力。断るのも即断の方がかえって信用される) (6)電車が遅れまして(本当なのだが,ギリギリで行動している側に非がある) (7)今,やるところです(まずを謝罪すること) (8)あきませんか,やっぱり(断られるのに慣れてしまい,押せばいいのに自己規制。恋愛でも負ける) (9)別に,どっちでも(発した瞬間に周囲とのコミュニケーションが遮断,重大な選択を他人のせいにする) おじいさん・おばあさんや幼児・児童から,「学校で今、どんなことをしているの?」「探究ってなんなの?」と質問されたとしましょう。おそらく彼・彼女らがききたいのは、どんな学校に通って,何に取り組んでいるかではなく,私たち堀川'sがどんなことにやりがいを感じ、どんなことに喜びを見出しているか,どのように社会に役立つのか,ということではないかと思うのです。原点に立ち返り,「もし堀川高校がなくなったら,社会は何を失いますか?」これに応える教育改革を生徒・教職員が軍団となって取り組んでいきたいと思います。 校 長 恩田 徹 |
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