最新更新日:2014/10/17 | |
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朝から雪
先週は,暖かかったのですが,今日は朝から雪がちらついていました。
気温も上がらず,一日中寒いです。 今年の冬は,気温が低く,植物の生育も遅れています。 チューリップも種から育てたパンジジーも花が咲くのは4月に中旬以降でしょうか。 ふりこが勝手に動き出す 5年
ふりこの学習の発展実験をしました。
同じ長さのふりこ2本,短いふりこ1本,計3本のふりこがあります。 同じ長さのふりこのうちの1本だけ振りますと,同じ長さのふりこのもう1本の方が振り始め,しばらくするとシンクロして同じように振れます。 しかし,短いふりこは動きません。 どうしてなのでしょう。 「同じ長さだからだとおもいます。」 では,どうして同じ長さだと触ってもいないのにうごきだすのでしょう。 だれも,答えられません。 「長いふりこは,振れ率が大きいから,短いのには伝わらない。でも短い方を動かしたら振れ率が大きいから長い方も動く。」 論理的に考えを発表できました。 しかし,短い方を動かしても長い方は動きませんでした。 これは共震という現象なのです。子どもたちに説明しました。そして説明を聞いて自分の言葉でまとめてもらいました。 「同じ長さのふりこは気があうから・・・・・」 うーん。 「同じ長さのふりこは,リズムが同じだから,伝わる。」 これが正解かな。 ふりこのおもりの数を増やすと? 5年
5年生は「ふりこの動き」の学習をしています。
ふりこの一往復する時間は,おもりの重さ,振れ幅とは関係なく,ふりこの長さによって変わることを実験で確かめてきました。 そこで,「おもりの数を増やすと一往復する時間はどうなるでしょう。」と質問をしました。 全員が,「重さが変わっても一往復する時間は同じだから,同じ。」と考えました。 実験で確かめることにしました。「あれ?」という声が聞こえてきます。実験結果は,1個のときよりも4個のときの方が,一往復する時間が長くなりました。 どうしてなのでしょう。「ふりこの一往復する時間は,おもりの重さ,振れ幅とは関係なく,ふりこの長さによって変わる。」この知識を活用して考えます。 ふりこの数を増やすときに,下にどんどんぶら下げていきました。実はこのときにふりこの長さが長くなっているからなのです。 「あれ?」と思うところから思考が始まります。 春の気配
やわらかい日差しが,春を感じさせます。
カリフラワーが,できてきました。12月に蒔いたかぶらの種がやっと本葉が出てきました。チューリップもたくさん芽が出てきました。 春は近いです。 電熱線は太い方が熱くなる?細い方が熱くなる? 6年理科
電気エネルギーが熱エネルギーに変えられることを確かめた後,ニクロム線は細い方か,太い方,どちらが熱くなるかを予想しました。予想も意見が割れました。
・ニクロム線の電気の流れにくさ(抵抗)が大きいほど,熱くなります。 ・電流が多く流れるほど熱くなります。 この二つが熱くなる要素です。そして,抵抗と電流の関係は, ・抵抗が大きくなるほど電気が流れにくくなります。 この3つの条件を考えると,・・・・・・・・・ 同じじゃないかと思います。ところが,太い方が熱くなるのです。 「なぜ?」 発展問題です。 ふりこ 実験の準備 5年
「ふりこの動き」の学習をしています。
ふりこが一往復するのにかかる時間を測定しています。 おもりの重さが変わると一往復する時間はどうなるか。 予想して実験をしていきます。 実験をするときの約束は「条件をそろえる」です。おもりの重さ以外の条件をそろえるのです。何をそろえるのか話し合います。 振れ幅,ふり子の長さ,おもりの大きさ,形・・・・・・・ 重さを変えて形や大きさを変えないものを探すのが大変です。 3年生の理科で重さの学習をしたときに使った鉄,木,プラスチックのおもりを使うことにしました。 ふりこ実験用に作っていないので,実験の準備を条件をそろえることを意識してしていきました。 実験結果は,重さに関係なく一往復にかかる時間は同じであることが分かりました。 「ティッシュをおもりにしてもおなじなのかな?」 発展問題です。「抵抗が・・・・・」そんなつぶやきが聞こえてきました。 次の時間に確かめます。 電気エネルギーで車を動かす 6年
手回し発電機で作った電気で光をともすことができました。オルゴールの音を鳴らすこともできました。
車を動かすこともできました。でも,発電機を回していないときは動かないのが不便でした。 電気をためておけば発電機を回し続けなくてもいい。 コンデンサーに電気をためる実験をしました。 太陽が照っているときだけソーラーパネルで発電できます。あかりをつけたいのは太陽が照っていない時ですね。だから電気をためておいて,使いたいですね。電気をためる技術が,重要になっています。 なぜ?水を凍らせる実験 4年生
4年生が理科の実験をしていました。
ビーカーの氷に食塩を混ぜて試験管の水を凍らせる実験です。水は0度で凍ります。 氷は0度で溶ける溶けはじめます。 実験は滞りなく終了しました。 どうして温度計を入れた試験管の方が早く凍るの?」 新たな疑問が出てきました。その理由を考えていくのが発展学習です。 中間マラソン中止の科学
運動場が凍結し,水たまりが多数できましたので中間マラソンは中止になりました。
「雨も降ってないのにどうして水だらけなの?」 と聞いてくる児童がいました。 「すごく冷え込んだから運動場の土の中の水分が凍ってそれがとけたからですよ。」 と説明すると 「もともと土の中にあった水なのにどうしてびしょぬれになるの?」 「太陽の光があたって溶けるのです。すると,表面からとけますね。表面はとけて,中の方は凍っているから溶けた水がしみこまないから,水はけの悪い状態になるのですよ。」 図を描いて説明しました。 昼休みにはしっかりとけて,水たまりはなくなりました。 冷え込みは続きそうです。 化学で考える環境問題 6年
三洋化成の研究者による授業の「ハンドクリーム作り」の待ち時間を休息時間にし,2時間目が始まりました。2時間目も実験は続きます。
化学の面白さを感じることから,環境問題を考えていくことにテーマが移っていきます。 汚れで濁った水に,「凝集剤」という薬品を入れると,汚れがもろもろに固まって下に沈み始めました。ガーゼで濾すと,透明な水になりました。震災で,水道が壊れたときに,飲み水をつくるのに役だったそうです。続いて,紙おむつに等で大活躍の給水ポリマーの実験をしました。水を流す2本のレールに砂と給水ポリマーを置いて水を流しました。砂は流れてしまいますが,給水ポリマーは,水をどんどん含み大きくなって,水が全く流れません。土のうにつめて,洪水を防ぐのに使われています。また,砂漠に給水ポリマーをまき,水を蓄えて緑化することも行われているそうです。環境を破壊してきたのは,人間です。生きていきやすい環境に戻していくことができるのも人間の知恵です。 充実した2時間の学習でした。 |
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