最新更新日:2024/09/26 | |
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GIGA端末の導入
2月11日にGIGAスクール構想によるタブレット・テレビ・保管庫の設置工事がありました。テレビが大きくなり,児童生徒たちのテンションもあがっていたようです。本格的には来年度からですが,教室内で一人一台のタブレットを活用した授業やタブレットドリルなどの振り返りのドリルを計画的に進めていくための準備をしていきます。まずは学年ごとに発達の段階に合わせて,1年生ではログインのことから,3年生ではローマ字の練習なども始めていけたらと思います。
Do力!! 6年生 「大文字駅伝」大会代替大会中止について
2月5日(金)に「大文字駅伝」大会代替大会の中止を記録会メンバー全員に伝えました。今日ほど「中止」という言葉を伝えるのにこんなに胸が張り裂けそうで,とても辛かったことはなかったです。
6年生になっての春。大文字駅伝や若狭野外活動宿泊学習など,あるのかないのか,本当に子どもたちも気になってしかたがなかったと思います。でも,中止という言葉を聞かない限り,少しの希望を信じて,子どもたちは過ごしてきました。5年生から陸上部に入り,先輩方の背中を見て,「自分たちも本線に出るんだ」と心に誓った子や自分のお姉さんが大文字選手であったこともあり,小1からお姉さんの頑張ってきた姿を見て,「私も絶対,大文字駅伝に出るんだ」と心に刻み,練習に取り組んでいました。でも,コロナ禍で十分な練習もできず,子どもたちに我慢させてここまでやってきました。こういう結果になってしまい,仕方がないことではありますが,本当に悔しいです。話をしている中で,泣いている子,目を真っ赤にして泣くのをこらえている子,泣かないように顔に出さないようにしている子もいました。誰が悪いということではありません。ただただ,「やってきたことは無駄じゃないからね」と話をしました。 6年生といえでも,この現実を小さな体で受け止めようとしています。簡単に切り替えられることではありません。私たち学年団も,気持ちを聴いてあげられることしかできません。あの子たちがいつかこの現実をしっかり受け止め,また笑顔で大文字駅伝の話ができることを願っています。 9年 私学入試事前指導
9年生は,明日から始まる私学入試に向けて事前の確認をアリーナでしました。校長先生から,「普段の自分を出せば大丈夫!」「普段しっかり学校生活が送れているる学年だから・・」と背中を押してもらえた感じがしました。さあいよいよ本番です。今まで一生懸命努力した力を存分に発揮してください!東山開睛館のみんなで応援しています。頑張れ9年生!
新しい1年生に思いを込めて・・・
4月から本校に入学してくる1年生の体験入学が中止になってしまい、東山開睛館の子どもたちはその話を聞いて、驚いていました。
そこで、新しい1年生に「学校って楽しいよ」「友達がいっぱいだよ」「先生はやさしいよ」など学校に来るのを楽しみにしてほしい思いを込めて、みんなでお手紙やお土産をつくりました。 明日の入学説明会で、新一年生の保護者の皆様にお渡しできるように準備しています。是非、お子様と学校のお話をしながらお手紙を読んであげてください。新しい1年生が、入学式にわくわくして登校できますように・・・ MR最終回
前期課程MRの今年度最終回が終わりました。「え〜。もう終わりなの。」「ぼく,この時間大好きだったんだよね。もう終わりなんてさみしいな。」とたくさんの声。
MRが始まって2年目。コロナ禍で今年度は開始が遅くなりましたが,10回の内容を終えることができました。後期課程の,数学科をはじめたくさんの教員も,前期課程のMRに総動員で,算数の学び直しを支えます。「自分のペースで,わかるまで,できるところまで。」 授業の終わり,どの子どもの顔も充実して嬉しそうです。頑張ったね。 【7年生】ある日の出来事・・・4(完)
先日ホームページで紹介した「ある日の出来事」は学年の掲示板にも貼りました。
そこに立ち止まって読んでくれている人の姿を発見しました。 「掲示物に興味を持ってくれたこと」 「立ち止まって読んでくれたこと」 思ったこと・感じたこと・感動したことをアウトプットして良かったです。 というか、単純にうれしかったです。 また、別の日。 ろうかに無数に掲示された習字の完成品。 換気のために開けている窓から吹き込む風になびいて、ずれて、いがむこともしばしば・・・。 すると、その人がずれていた掲示物を直してくれていました。 誰にもばれずに、密かに。 「何かにふれ、何かを感じ、行動にうつすこと」 その素直な感性に「いいね」を送ります。 掲示物を直してくれてありがとう。 そんな気持ちの良い行動を、みんなで心がけていける集団にしたいです。 これまでUPした「ある日の出来事」シリーズ。 実は、はじめの2つをボソッと紹介するだけで終わろうと思っていました。 そこからさらに、広がるエピソード。 イベントや行事が中止になり、特別なことができない毎日・・・。 当たり前の日常にもこれだけの“特別”がありました。(完) 【7年生】ある日の出来事・・・3
「ある日の出来事」をホームページで見て、7年生の思いやりや優しさに共感してくれた先生がいました。「見たよ」って言ってもらえるだけでもうれしいもの。やっぱり思ったことを声に出して相手に伝えるって大事!(プラスの気持ちは特に!)
その先生は付け加えて、「私も7年生の男の子を見て立派だって思ったこと」を伝えてくれました。 ある日の給食前のこと。 7年生の中に、わりばしを借りに来た人がいました。(おはしを忘れることは立派ではありません。笑) そして、そのすぐ後に、同じように1年生がやってきました。 すると、その人は1年生に「お先にどうぞ」と順番をゆずってくれました。 1年生が貸出名簿に名前を書いている間に、また次の下級生が…。その次の下級生が書いている間にまた・・・。 とうとう彼は、結局最後まで待っていたのです。 やっと自分の番になって、自分の名前を書きながら、「先生、ぼく1番に来たんですけど、ゆずってたら1番最後になりましたよ」。 どんな表情をしていたのかわかりませんが、きっと照れくさそうに、あったことを話したのでしょう。 「上級生の姿として立派」と紹介してくれました。 なんとこの行為を見て、その先生は、開睛の先生全員に発信してくれました。 同時に、7年生の先生は誇らしげな気持ちになりました。 そして、あなたの行為を見て、ゆずってくれた下級生が上級生の立場になった時、「あの時、あのお兄ちゃんにゆずってもらったから・・・」と、そのまた下級生へと、広がっていくかもしれません。 これぞ、義務教育学校!!ですね。 あなた達は、たくさんの先生方の温かい見守りの中、毎日を送っています。 もう中学生。たくさんの人の支えに気づくこと。 また、その恩を胸に、感謝の気持ちを持ったり、自分自身が課題に立ち向かって努力したり、その恩をまた別の誰かに送ったり・・・と、小さくても良いから行動にうつすこと。 サードステージに上がるにあたり、少しずつ、少しずつ、成長していってほしいと思います。 9年 模擬面接頑張りました
先週から始まりました模擬面接。校長先生をはじめ,管理職の先生や78年の学年主任の先生方にお世話になり,個人面接や集団面接と受験する学校の形態に合わせて実施しました。2学期から何度となく面接の練習をしてきましたが,本番に近い形での練習に子どもたちはかなり緊張した様子でした。しかし,ほとんどの人が志望動機や聞かれたことに対して一生懸命に答えていました。いよいよ来週から始まる本番。私たち学年の教師はみんなが第1志望に合格できるように祈りながら,感染予防に努めるばかりです。頑張れ9年生!!
【7年生】ある日の出来事・・・2
あれは、秋ごろやったかな〜。
学年だよりに書こうか、学年集会で話そうか・・・と、ずっと考えていました。 ある日の給食時間。いつものようにクラスで給食を食べていました。一通り、配膳し、大食い者たちは山盛りにごはんをおかわりし、おいしい給食を味わっていました。 そんな時、ふいに「ご飯は残さず食べているのかな?」と、座りながら確認した横着なN先生は、空っぽのごはんの容器を確認し、戻しました。 ところが、戻した反動で、すぐ横にあった食器の水が、こぼれてしまいました。 こぼしたことに気づかず、再び食べ始めるN先生。 何人かは気づいていたかもしれません。次の瞬間、おもむろに立ち上がり、黙って水をふき取りにきてくれた人がいました。 何も言わず。 それを見たN先生は「どうしたん?何かあったんか?」と声をかけました。 それでもその人は何も言わず、ニコニコ。 もちろん、その人は、自分も食べている途中なのです。 「まさか自分がさっきこぼしたのか」と気づいた時、「ごめん」という申し訳ない気持ちと「そんなことができる人がいるのか」という驚き、「ありがとう」という温かい気持ちが出てきました。 「自分のクラスにそんな温かい人がいる」「自分の学年にそんな温かい人がいる」そんな気持ちにさせてくれてありがとう。 軽率な行動で水をこぼさないよう、人に迷惑をかけないように気をつけます。ごめんなさい。 ある人、あなたの行動に先生は救われました。ありがとう。 【7年生】ある日出来事・・・1
ある朝、校舎に上がった時、廊下に大きくて目立った掲示物が落ちていました。
「多目的室の窓を開けた後、貼り直さなあかんな〜」と思いながらも、「誰も気づかないのか・・・」と、ちょっぴり残念な気持ちに。 ただ、いつ落ちたかわからないだけに、「掲示物さんも、気をつかって、今さっき、誰にも気づかれないように、静かに落下したのかも」とも思いました。 ところが、そこへ2人の生徒が通りました。手洗いをした後、かばんを置きに行くこともなく、まず最初に掲示物を拾い、貼ってくれました。 この時点で、「窓を開けた後・・・」とか考えている先生よりも、2人の行動の方が立派。 やはり、人間性に年齢は関係ありません。負けました・・・。 2人はその行為を誰かにアピールするわけでもなく、ただただ自然に行い、その後の1日もいつも通り。 その2人の人間性と朝の出来事が、3人しか知らない秘密を握っているような気持ちになってその日はポカポカした気持ちで1日を過ごすことができました。 もちろん、「当たり前のことをした」ような感覚の2人は気にも留めていないと思います。 2人、そんな気持ちにさせてくれてありがとう。そんな人が7年生の学年にいることが嬉しいです。 当たり前のように貼られている掲示物に、そんなことがあったなんて誰も知らないし、2人がわざわざ誰かに何か言わない限り、この先も誰も知りません。 毎日、みんなのそばにある掲示物にも、そんな物語がありました。 |
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