最新更新日:2024/09/18 | |
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【7年生】ある日出来事・・・1
ある朝、校舎に上がった時、廊下に大きくて目立った掲示物が落ちていました。
「多目的室の窓を開けた後、貼り直さなあかんな〜」と思いながらも、「誰も気づかないのか・・・」と、ちょっぴり残念な気持ちに。 ただ、いつ落ちたかわからないだけに、「掲示物さんも、気をつかって、今さっき、誰にも気づかれないように、静かに落下したのかも」とも思いました。 ところが、そこへ2人の生徒が通りました。手洗いをした後、かばんを置きに行くこともなく、まず最初に掲示物を拾い、貼ってくれました。 この時点で、「窓を開けた後・・・」とか考えている先生よりも、2人の行動の方が立派。 やはり、人間性に年齢は関係ありません。負けました・・・。 2人はその行為を誰かにアピールするわけでもなく、ただただ自然に行い、その後の1日もいつも通り。 その2人の人間性と朝の出来事が、3人しか知らない秘密を握っているような気持ちになってその日はポカポカした気持ちで1日を過ごすことができました。 もちろん、「当たり前のことをした」ような感覚の2人は気にも留めていないと思います。 2人、そんな気持ちにさせてくれてありがとう。そんな人が7年生の学年にいることが嬉しいです。 当たり前のように貼られている掲示物に、そんなことがあったなんて誰も知らないし、2人がわざわざ誰かに何か言わない限り、この先も誰も知りません。 毎日、みんなのそばにある掲示物にも、そんな物語がありました。 |
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