京都市立学校・幼稚園
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学校教育目標 『言語能力の育成・言語活動の充実』・『「温かな心」「たくましさ」を兼ね備えた生徒の育成』

新たな年を迎えるにあたって

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新たな年を迎えるにあたって
 今年もあと1週間あまりで終わろうとしています。生徒の皆さんにとって平成23年はどんな年だったでしょうか。1年を振り返ることで,これまで取り組んできたことでよかった点は継続して伸ばし,間違っていた点は改めることができるなど,新たな年を迎えるにあたり,気持ちを切り替え,次へのステップを考えることが大切だと思います。
 今年は,わが国にとって大変悲しい出来事が起こりました。3月11日午後2時46分に起こった東北地方太平洋沖地震によりもたらされた東日本大震災であり,また,その津波の影響で起こった福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故です。地震や津波の被害で,15842人の方が亡くなられ,3475人の方が行方不明となっています(12月21日現在,警察庁まとめ)。また,33万人を超える方々が,非難または転居を余儀なくされ,1日も早い復興を望んでおられます。また,今後何十年もかかるであろうといわれている福島原発の放射能除去作業等,決して私たちは忘れてはならないことだと思います。
 さて,生徒の皆さん一人一人が1年を振り返ってみるとき,1年生は小学生から中学生となり,大きく学校生活は変化しました。また,2年生は桂中の中堅学年として中学校生活に十分溶け込み,特に部活動の秋季大会では中心となって頑張りました。3年生は,中学校生活の様々な思い出を作りながら,自らの進路実現のために今精一杯頑張っているところだと思います。新たな年を希望に満ちた1年間とするために,今の自分を見つめなおし,これまで以上にステップアップを図るために,何をしなければならないかを今一度考え,行動してほしいと思います。
 皆さんにとって,来る平成24年(辰年)が「龍が如く」上昇できる年となるようお祈りしています。
 皆さんよいお年を!!
                     平成23年12月22日
                     京都市立桂中学校
                     校長 椋本 久雄

夏休みに向けて

夏休みを迎えるにあたって

皆さんは去る7月18日(月)の早朝の出来事を知っていますか。日本中いや世界中の人々に大きな感動を与えた出来事がありました。女子サッカーのワールドカップがドイツで行われていましたが,日本の「なでしこジャパン」がアメリカと決勝戦で戦い,見事世界一の栄誉に輝きました。世界中の人々が日本選手に対して,称賛の拍手を送りました。皆さんは,この決勝戦での日本の戦いぶりを知っていますよね。これまで一度も勝ったことのないアメリカチームに対して日本チームはひるむことなく,絶妙なパスワークで対戦しました。アメリカチームに先取されても追いつき,延長戦。さらに延長戦でもアメリカチームに先取され,絶体絶命と思える状況でも攻め続け同点に。そして,PK戦。日本チームの劇的な勝利。日本チームの勝利を見ていて感じたことは,「決して最後まであきらめない」粘り強さと世界一のチームワークのよさにあると思いました。点を取られてもあきらめない。タイムアップ寸前でもあきらめないチーム全員の強い意志があればこその勝利であったと思います。この勝利は,東日本大震災で被災された多くの人々にも勇気と希望を与えることができました。

さて,いよいよ夏休みが始まります。皆さんにとって,どのような夏休みになるでしょう。一人一人が何かに打ち込めた,精一杯頑張れたといえる夏休みにしてほしいと思います。そのためには,「なでしこジャパン」のように最後まであきらめず,やりきる努力を続けること。「継続は力なり」といいます。3年生にとって夏休みの過ごし方は,今後の進路計画にも大きな影響を与えます。しっかりと計画をたて,あきらめずに最後まで取り組むことが何よりも大切です。また,1・2年生にとっても苦手教科の克服や体力アップに向けたあきらめない努力を続けることが飛躍への第一歩。皆さん「時間を大切に」1日1日を過ごしてください。

また,「命を大切に」ということも忘れないでください。夏休みは学校生活を離れ,家庭で過ごす時間が多くなりますが,「ちょっとくらい」「大丈夫」という過信は禁物です。交通事故や水難事故等,気持ちの油断は禁物です。
一人一人が元気に夏休み明けに学校に登校してくれることを願っています。

                        京都市立桂中学校
                        校長 椋本 久雄

ごあいさつ

 平成23年4月1日より,歴史と伝統のある京都市立桂中学校の第21代校長として着任いたしました 椋本 久雄 です。なにとぞよろしくお願いいたします。
 本校の教育目標である「豊かな心を持ち,自ら学び,たくましく生きる生徒の育成」をめざし,教職員が一丸となり,生徒とともに,ひとつひとつの課題を解決し,「今を大切に」,「友を大切に」,「自分を大切に」できる桂中を築き,生徒ひとりひとりの活気と笑顔あふれる学校にしてまいります。
 保護者の皆様方をはじめ,地域の皆様方の温かいご支援とご理解ご協力をお願い申し上げます。

京都市立桂中学校
校長 椋本 久雄
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