京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/12
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校長室から(学校だより1月号より)

 新年あけましておめでとうございます。昨年は保護者や地域の皆様方におかれましては、多大なご支援とご協力をいただき心より感謝申し上げます。新しい年が始まりましたが、令和5年度としてはあと3か月を残すのみとなりました。今年度をしっかりと振り返り、次年度につなげる3学期にしていきたいと思います。
 本校が開校してからこの3月で13年目が終わろうとしています。ちょうど現在の7年生が生まれた時に本校ができたわけですが、当時勤務していた教職員もすっかり入れ替わり、子どもも含めて開校当時を知る者はほとんどいなくなりました。ところで、現在本市では義務教育学校(小中一貫校)が8校ありますが、全国的にはまだ少なく、これから新たな義務教育学校を創ろうと計画されている市町村がまだまだ多くあります。昨年10、11月には、オランダ、千葉、和歌山、三重、滋賀、大阪から視察のために本校へお越しいただきました。来られた方々には本校の施設も見ていただくのですが、ほとんどの方が充実した施設に驚かれ、ぜひこのように学校を創りたいと思って帰っていかれます。そしてある時は「開睛館ができた時の経緯を教えていただけますか」という質問もお受けします。残念ながら私は開校前の小、中学校にいたわけではありませんので開校以前の詳しいことはわかりません。そこで当時の記録を調べたり、開校前にいらした方にお話を伺うなどして情報を集めることになります。そうすると、当時開校に関わっておられた地域の方々や保護者の方々の思いが明らかになってくるのです。元小学校、中学校はすべて明治からの流れをくむ「番組小学校(地域の人達がお金を出し合って作った学校)」であり、当然地域の方々の学校への思いは格段に強いといえます。その学校に子どもたちが通わなくなるわけですから寂しくないはずはありません。しかし、「新たな学校を創ることが子どもたちの将来のためである」と統合を英断された地元の方々の思いには、あらためて敬意を表するしかありません。また、「新しい学校を創るのであれば小学校だけではなく、もっと大きな規模で、例えば小学校と中学校との統合はどうだろうか」と先見の明を持って考えていただいた方々など、当時統合に真剣に関わって頂いた方々の熱い思いが次々とわかってきました。本気で子どもたちの将来のために考えていただいた多くの方々の“思いの結晶”がまさに東山開睛館の創設だったのです。
 私はそのような開校時の地域の方々や当時の保護者の方々の思いを知り、あらためて校長としての責任をひしひしと感じ、身の引き締まる思いがしています。開校から13年の年月は流れましたが、今も変わらないのは、『子どもへの思い』です。新たな1年を始めるにあたって、もう一度当時を思い出し学校運営に携わっていきたいと思います。皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 
                     校長 野村 昌孝

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