京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

今年も宜しくお願いします!

画像1
旧年中は何かとお世話になりありがとうございました。いよいよ2015年、平成27年がスタートしました。
今世紀に入り15年が経ち、2000年、2001年生まれの子どもたちが卒業いたします。
 本日の始業式では次のようなお話をいたしました。


新しい年を迎えました。皆さんと共に新しい年を生きることを感謝し、喜びを分かち合いましょう。
皆さんは今なすべきことを自覚していますか。自覚できている人は幸せです。もしわからない人がいたなら、とりあえず「人のためになること」に頑張って取り組んでください。
年の初めには「目標」を立てることが大切です。ただ、目的と目標は違います。
例えば、「何のために勉強するの?」と聞かれたらどのように答えますか。「高校に入るため」と答える人はいませんか。もちろんそれでもかまいません。けれど高校に入るということは一つの目標であって目的ではないのです。勉強することの目的は、「豊かな生活、人生を送るため。」ではないでしょうか。豊かな人生とは、人のために役立ち、感謝され、そしてまた感謝しながら生活できることです。
そのためには人のために働けるよう、勉強しなければならないのです。

フィギュアスケートの 町田 樹 選手が引退を表明しました。そのことに対して様々な考えや思いを持たれる方がおられると思います。
引退について述べられたHp.の文章の要旨です。
「私は今シーズン限りをもちまして、現役の選手を引退することを決断致しました。
近年では、スポーツ選手のセカンドキャリア問題が社会問題となっています。
私も、自分自身の選手引退後のキャリアデザインに苦労した一人です。
セカンドキャリアへの一歩を踏み出せるよう、競技を続ける傍らで、文武両道を旨に、ここまで準備をして参りました。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の一般入試を受験致しました。
私は文武両道を志し、今シーズンのプログラムの完成を目指して、精進して参りました。
そして今大会(全日本)を終えた結果、自分の引退を、本当に晴れやかな気持ちで決断することができました。
何も思い残すこと無く、誇りを胸に、堂々と競技人生に終止符を打てます。
大学院入学後、将来的には研究者を目指し、一大学院生として精進して参りたいと強く思っております。
フィギュアスケートをスポーツマネジメントの領域で考察する研究者として、社会から真に必要とされる人材になるべく、真摯に新たな道を歩んでいく所存です。」

フィギュアスケートは町田選手にとってとても大切なものに違いありません。けれど彼の人生の中では、フィギュアスケートの選手としての経験を通して得た事柄を、セカンドキャリアにつなげることこそが、彼にとっての人生の豊かさであるのです。
「うちの子は勉強ができないから、サッカーだけは頑張れって言っているんです。」そんな言葉を保護者の方から聞くことがあります。サッカーを頑張ることも勉強を頑張ることも、町田選手がフィギュアスケートを頑張ったことも、すべて豊かな人生を歩みたいがためではないでしょうか。その時に「勉強しかない。」「サッカーしかない。」「フィギュアスケートしかない。」というような生き方では、もし「サッカーができなくなれば…」すべてが無くなるということに等しいのです。ですから、もっと幅の広い、豊かな学びをしてほしいと思うのです。

9年間は3285日です。1月7日までで3201日が終わりました。残り67日間です。9年間をマラソンの42.195kmに例えると1日は約12.9mで、9年生にとっては卒業式すなわちゴールまであと864mになります。
どうか毎日の12.9mを充実したものにしてください。

皆さんのお一人お一人が、自分の人生を豊かに切り開くために、目標を立て、東山開睛館で大いに学ぶことを期待しています。がんばりましょう。

 当Hpをご覧の保護者をはじめとする皆様方、今年一年間のご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
地域の学校として、より良く進化していけるよう、教職員共々に全力で取り組んでまいります。

 平成27年1月7日
 東 山 開 睛 館
 校 長 初田 幸隆
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

お知らせ

学校評価

学校だより

研究

いじめ防止対策基本方針

京都市立開睛小中学校
〒605-0844
京都市東山区六波羅裏門通東入多門町155
TEL:075-533-8811
FAX:075-551-1522
E-mail: kaisei-sc@edu.city.kyoto.jp