京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

いささか残念! 小中一貫新聞報道 その2

本日の京都新聞には「学校統廃合という『利点』」というテーマで,「議論急進 住民に不信感」という大見出しの記事が掲載されました。
 そして,写真には本校の児童生徒が降車する臨時の市バスの写真が掲載されています。記事には京北町や向島の学校統合に関する内容が書かれ、統廃合の問題が教職員のリストラと関連付けて次のように書かれています。
 「統廃合は教職員のリストラにつながる。5小2中が統合した東山開睛館(東山区)では,統合前の7校を合計した教職員数は96人だったが,定数を上回る配置を含めても現在は65人。3小1中を統合した東山泉小・中(同区)は46人で,統合前の53人を下回る。」と。
 本校や東山泉小・中学校の開校で,定員の総枠が減となった事実はありますが,当然教育委員会は採用を抑える等の方法で対応しており,リストラされた教職員はいないという認識です。
 また,教員定数の削減に関しては財務省が,小1の35人学級を40人学級に戻す方向で60数億円の予算が浮くと試算しているだけで,文部科学省や小中学校校長会は1学級の少人数化に向けて,定数の改善を強く求めているところです。
 このようなことをご存知でない読者がこの記事を読まれ,現在進められている統合や小中一貫校の流れが,教育行政上の「利点」においてのみすすめられ,住民に不信感を与えているという事がすべてであるように受け止められることに大きな危惧を感じるところです。
 懸命に新しい学校づくりに取り組むものとしては,「『再生』の方程式 第一部 小中一貫教育」 というシリーズものとして特集されているのですから,ぜひともこの後,純粋な教育論もふくめ,家庭のそして地域の教育力にも触れていただきながら,学校再生の方程式をお示しいただきたいと考えます。 

いささか残念! 小中一貫新聞報道

 先週から京都新聞では,「小中一貫教育」が特集として組まれています。度々本校も登場しています。
 新聞記者様には,何度もご来校いただき,丁寧な取材をしていただいてまいりました。少し気になることがあります。私も今まで取材を受けたことは度々あるのですが,9割は意図した思いが表現されていません。

 日曜日の記事は,「ゆとりを失う教師」 というタイトルで,大見出しには「『改革』の負担 疲弊目前」とあります。

 私の発言として,「『新たな試みに取り組もうとすれば,教師をさらに多忙化させてしまう』と初田幸隆校長(58)は明かす。」と書かれ,さらに,「一貫校の効果を出そうとすると教員にとっては新たな負担につながる。」と結んでいます。
 小中一貫校でなくとも,また学校でなくても,より良い姿を求めて新しい取組をしようとすればそれなりに時間や労力はかかるのではないでしょうか。むしろ,地域と共に新しい学校づくりに取り組もうとするモティベーションが高ければ,教職員は志を高く持ち,頑張ろうとします。そして仕事に誇りが生まれます。さらに,新しい学校づくりを通して,新たに地域のきずなが生まれ,子どものみならず保護者や地域の皆様の間にも新しい事に対しての期待や思いが生まれています。

 さらに記事の最後には「初田校長はつぶやく。『教師がゆとりを持って子どもに向かえることが,一番いいとわかっているのだが』」と締めくくられています。
 特段つぶやいてはおりませんし,きちんとお話ししたつもりです。教育現場では子どもと向き合う時間が少しずつ減っているのではないかという危惧は持っていますし,そのようにお話は致しました。けれど小中一貫校と呼ばれる学校だけの問題としてとらえられているとしたら,その見識はいかがなものでしょうか。
 現在の社会が有する様々な課題の一つとして様々な学校問題があり,軽々に論じられるものではありません。
 であるにもかかわらず,現在の学校が抱える多忙化の問題を,統合や小中一貫校と結びつけて論じられることに,いささか小中一貫教育の現場に居るものとしては違和感を感じるのです。
 小中一貫校の良さや可能性,地域の方々の献身的な努力,そして高い志,そのような学校づくりに取り組んできた事実は,きっとこの特集の後半で展開されるものと信じたいと思います。

 

本日の研究発表会のご案内

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 京都東山は、午前9時の段階では曇り空が続いております。
 本日は、研究報告会を開催致します。現在,北海道から長崎までの全国から100名を超える参加の申し込みをいただいているところです。
 午後一時からの受付となっておりますのでお気をつけてお越しくださいませ。
 なお,本校から歩いて1分のところに,六波羅密寺もございます。早めにご到着されました時は,ぜひお立ち寄りいただければと存じます。
 お帰りには清水寺や八坂神社、知恩院等へもお運びいただきましたなら、夕暮れ時の古都の秋の風情を感じていただけるのではと存じます。

 心よりご来校をお待ち申し上げます。

祝! 全日本学校歯科保健優良校表彰

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 第53回全日本学校歯科保健優良校表彰の審査において,開睛中学校が「奨励賞」を
受賞いたしました。
 全国規模の表彰で,小中併せて全国140校程度の被表彰校があります
 京都市としては中学校では本校が唯一の表彰となります。滅多にいただくことのできない賞ですので、大変名誉なことだと存じます。
 普段の歯磨きなど、各ご家庭でのご指導のたまものと感謝申し上げます。

 尚、本校の学校歯科医の田中先生によりますと、昨日の5,6年生の歯科検診でも、全員の歯の合計が約5000本ほどあるらしいですが、その中で虫歯はたった一本だったということです。
 学校歯科医の田中、名和両先生方にも、いつも熱心にご指導やサポートをいただいておりますことに、改めて深く感謝申し上げます。



茶道部がおもてなし お茶会を開きました

 茶道部の皆さんは、日頃の精進をご披露しました。
 たくさんお越しいただいたお客様に、感謝の気持ちをもっておもてなしいたしました。とても緊張している子もいましたね。でも上手におもてなしができていましたよ。
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