最新更新日:2024/06/26 | |
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児童生徒総会を終えて
今年度の児童生徒総会からは5,6年生も参加。セカンドステージからの
取組としてこれからの児童会と生徒会のジョイントを意識した取組になりま した。 子どもたちは将来,自分たちでよりよい社会を実現していかなければなり ません。自分が「公」のために何ができるのか、そして選ばれた代表者は皆 のためにどのようにリードしていけばよいのかを考えさせる絶好の機会です。 今回の総会では今年度の活動スローガンとして「PRIDE」(プライド) が採択されました。アンケートによって本校に対しての誇りの意識を調査し、 それに対するコメントをした上で、会員に採決をとりました。 最後の講評で「PRIDE」を持つということについてお話ししました。 「PRIDE」は自尊心、自負心と言い換えられます。 東山開睛館にPRIDEを持つということは,この学校の児童生徒である 自分を尊く思うということではないでしょうか。 そのために東山開睛館という学校を,皆の手でより良いものにすること、 その評価は,わたくしたち自身だけで行うものではなく,多くの地域や保護 者の皆様も含め,社会が行うことになるのです。 私たち教職員は、「子どもたちを誇れる学校」にしていくために頑張ら なければならないと改めて強く思いました。頑張ります。 7年春のジョイントプログラムの結果から その6
今回の調査は国語と数学(算数)に関するものでした。正答率の分布を
見るとほぼ全市の平均値ということが言えます。総合的にみると90%台と 20%台の上位層と下位層がそれぞれ多く、今後特に数学の下位層の学力を 上げていく工夫をしていきたいと考えます。 (棒グラフが全市、折れ線グラフが本校の分布) ご家庭におかれましても学習時間が少ない傾向を有する子どもたちに少 しでも学習の習慣をつけていただくために、ノーテレビの時間帯を作った り、ケータイ・スマホの使い方にルールを設けていただくなど、工夫ある 取組をしていただければ幸いです。 7年春のジョイントプログラムの結果から その5
ご紹介する最後の設問は「自分には人に負けないところがあるという自信
はありますか。」というものです。 [1ある 2どちらかといえばある 3あまりない 4まったくない]とい う選択肢ですが全市平均を大きく上回って「自信がある」とする生徒が多い ことがわかります。いわゆる自尊感情の高い生徒が多く、今後の成長を大い に期待したいと思います。 7年春のジョイントプログラムの結果から その4
次のグラフは「将来なりたい職業がありますか。」と「きまりを守ること
は大切なことだと思いますか。」という設問に対する答えです。 将来の職業についての認識レベルは、概ね全市平均に近いのですが、きま りを守ることに対して「あまり大切だと思わない。」「思わない。」と答え た生徒が全市の平均を大きく上回っているところに、この学年の課題がある と考えられます。 7年春のジョイントプログラムの結果から その3
下のグラフは「小学校6年生の時,学校の授業時間以外に,ふだん
(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強していましたか。」 というものと「中学校1年生として,学校の授業時間以外に,ふだん (月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強する必要があると思い ますか。」という設問に対する回答結果です。 いずれも全市の平均を下回る回答であり,家庭学習の習慣や、家庭学習の 時間に課題があることが伺えます。 7年春のジョイントプログラムの結果から その2
次のグラフは「勉強についての相談したいことがある時,だれに相談するこ
とが多いですか。」という設問の結果です。 [1学校の先生 2家族 3友人 4その他(塾など)]の選択肢の中で 「学校の先生」と「友人」とする回答が多いことが本校の特徴です。 7年春のジョイントプログラムの結果から その1
4月に実施した7年生対象の学習確認プログラム「ジョイントプログラム」
の結果から考察したいと思います。 下のグラフは「この春休みにおさらいプリントで勉強しましたか。」とい う設問の結果です。 [1すべて勉強した 2ほとんど勉強した 3少し勉強した 4まったく勉 強していない]という選択肢がありますが,本校では75.5パーセントの 生徒が1と2の勉強したと答え、全市平均の66.6パーセントを大きく上 回りました。 これは、現7年生が、6年生から7年生に進級する際に頑張ろうという意思 の表れとも見ることができます。 御礼
本日は土曜参観を行いましたところ、早朝より、たくさんの保護者の皆様、
教育委員会等関係者の皆様には多数お越しいただき、誠にありがとうござい ました。心より厚く御礼を申し上げます お子達の様子はいかがでしたでしょうか。しっかりと授業に集中できてい ましたでしょうか。小学生はいつでも一生懸命という子がたくさんいます。 中学生になると少しよそいきの姿の子もいるかな? 私にとっては本当にかわいい子たちばかりです。開校まる3年が経って、子 どもたちもすっかり「開睛館の子」になりました。 朝、校門であいさつをしていると「今日な、お父さんが見に来るんやで!」 と言ってくれた1年生がいました。余程嬉しいのだな、幸せな子だなとと思 い、こちらもうれしくなりました。 反面、本校には訳あって保護者の方と離れて暮らしている子もいます。 そのような子供たちの顔が思わず浮かんで、切なくもありました。授業が始 まり、頑張って授業をしている姿を見てまた切なくなりました。そして、 「偉いぞ!」と心の底から思いました。 帰り道に、紫陽花の葉にカタツムリを見つけた子はいたでしょうか。梅雨 の季節、ご自愛くださいませ。 至らぬ点も多々あろうかとは存じますが今後とも、本校教育にご支援いた だきますよう、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 初田幸隆 「いじめ」で苦しむ人をなくすために 5
このシリーズの3で、「いじめ」の構造についてお伝えしました。
被害者、加害者、囃し立てる集団(ギャラリー)、そしてその周囲を取り 囲むように存在する傍観者。 この中に仲裁者がいればどのようになるでしょうか。正義感をもって止め ようとする子はいないのでしょうか。いや実際はいるのです。ところが、場 合によっては仲裁者が次のターゲットになる危険をはらんでいます。このこと を体感的に認知している子どもたちは、次第に仲裁しようとしなくなります。 下の図は、このことを端的に表したものです。日本、イギリス。オランダ の比較となっていますが、我が国に特徴的に見られる重要な要件をお分かり になるでしょうか。 オランダでは中学1年、イギリスでは中学2年を境に、傍観者が減少して 行きますが、日本では増え続けています。 一方、仲裁者を見ると学年進行と共に減り続けますが、オランダやイギリス では中学1年生を境に増えていきます。日本では減り続ける一方です。 要約すると、日本の子どもは年齢が進むにつれて仲裁する子どもが減り、 見て見ぬふりをしたり、それを問題として認知できない、いわゆる傍観者が 増え続けるのです。 この我が国の特徴がどこから来ているのか,そのことを考えた時に社会全体 の問題としてとらえることの重要性に気づかされるのです。 コミュニケーション力というスキルを身に着けさせることも大切でしょう。 また「人とはかくあるべきである。」というような道徳的な価値に自ら気づ かせる事も大切です。 そして私たち大人が、まず範を垂れていくことも肝要ではないでしょうか。 「いじめ」で苦しむ人をなくすために 4
先週からのシリーズを続けます。
下のグラフは文部科学省の調査による「いじめ」の認知件数です。これ をみると平成6年と18年に突然数字が跳ね上がっています。 これは「いじめ」の発生件数が急に増えたというより,むしろ「いじめ」 に関する重大事案が発生し,マスメディア等で取り上げられることにより, 意識が「いじめ」に向かうことで認知する件数が増加したと考えられます。 逆に考えれば,のど元過ぎれば・・・というように、「いじめ」に対す る意識が低下し,認知件数が減少するというのであれば本末転倒です。 絶えず子どもたちの様子に留意しながら、早期発見,そして指導につなげ てまいりたいと考えます。 この度、東山開睛館「いじめ防止基本方針」を作りました。 ○「いじめ」問題に対応できる組織を明確にすること。 ○恒常的に点検できるシステムを確立すること。 ○「いじめ」が発生した時に迅速に対応できること。 以上3点を考慮したものになっています。本Hpの右側に「いじめ防止 基本方針」のタブを設けました。クリックしてご確認ください。 |
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