京都市立学校・幼稚園
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

雄勝中学校との連携1

 宮城県石巻市にある石巻市立雄勝中学校は、東日本大震災で54名の生徒全員が奇跡的に助かった中学校です。4階建の校舎は屋上まで津波に襲われ、山手に避難した子どもたちはかろうじて最悪の状態をまぬがれました。
 雄勝中学校の佐藤淳一校長先生ともお話をいたしましたが、現在、県立高校に間借りしての授業が再開しています。
 この子どもたちと、本校の子どもたちの間にパイプを通したいと考えています。6月の「第一回志育み講座」で被災地の様子を聞かせた6年生以上を中心に、どのような支援が行えるのかを考えさせていきたいと思います。また、逞しく生きようとしている被災地の子どもたちの思いも本校の子どもに届けたいと思います。
 また近況をホームページでも紹介させていただきます。御協力をいただく際には何卒よろしくお願いします。

地域に新たな歴史誕生

 広報誌「京都女性第654号」(編集・発行:京都市地域女性連合会)の今月の視点に東山区地域女性連合会長 本政八重子氏が「地域に新たな歴史誕生」というタイトルで寄稿されています。
 東日本大震災で多くの学校が被災されたこの春に、一方で無事開校を迎えることのできた開睛館。地域の絆を結ぶ決意で子どもの成長を見守っていくと力強く述べられています。
 今一度、感謝の気持ちで学校経営にあたりたいと考えます。

 本政会長の記事は,こちらから ごらんいただけます。

ケイタイに潜む落とし穴

 今日は「第61回社会を明るくする運動 東山地区大会・講演会」が東山総合庁舎で開かれました。

 たくさんの参加がある中、講演会では京都市教育委員会生涯学習部首席社会教育主事の藤内純一氏から、インターネット機能を持つケイタイの小中学生段階での普及率や、一日の使用頻度、使用時間帯等のデータをお示しいただきました。この中で、一日三時間以上もメールを使用する子どもが多数いることや、メールを発信した後、返信を絶えず待つケースが多いこと、すなわちケイタイへの依存度の高い子どもが多数いること等、あらためて子どもたちの現状を提示していただきました。

 東山人づくり委員会の村岡省子氏が、昨年度までに東山のすべての小学校を他の委員の皆様とまわり、保護者の方々ともケイタイについて意見交換をしてこられた様子を話され、その中で出された、保護者の方の様々な悩みや意見を紹介していただきました。
 ケイタイを介して、様々な人間関係上のトラブルや、犯罪に巻き込まれるケースが後を絶たない中、便利な反面、子どもたちにとって高いリスクがあることも私たち大人は意識し、適切にフィルタリングをかけたり、買い与える前にも後にも、約束事をきちんと話し合って使わせるようにしなければならないという大切な要点を話されました。

 京都市のPTA連絡協議会でも、基本的には小中学生にはケイタイは持たせないという方針を打ち出しています。けれど、各家庭の諸事情で必要なケースもあります。その際には、大人が責任をもって買い与えるのですから、制御不能の状態にだけはならないように、絶えず見守っていくようにしたいものです。 
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校舎見学会のお知らせ

 本校校区の皆様方には、日頃より多方面にわたりご支援ご協力をいただいております。おかげさまで、開校4ヶ月目を迎えることができました。これもひとえに地域や保護者の皆様方の力強い支えがあればこそと感謝いたしておます。本当にありがとうございます。
 さて、開校後、本校の施設をご覧いただく機会を持てないまま本日を迎えております。これまで、地域にありながら、外からしかお見せできずに心苦しく感じております。
 そこで第一期が終了し、夏季休業に入ったところで、学校施設の見学をいただく機会を設定いたします。ぜひこの機会に、ご近所お誘い合わせのうえ、多数ご見学いただきますようご案内申し上げます。

 ※ 尚、見学ご希望の方は東山開睛館(533−8811)へご連絡ください。当日参加者一覧をご用意いたしますので、受付でチェックを済ませ、見学者の名札を着用の上見学願います。


 対象:東山開睛館校区にお住まいもしくはお勤めの皆様方

 日時:7月22日(金)14:00〜16:00


7月8月の視察受け入れ日のお知らせ

 全国から本校への視察のお問い合わせを多数いただいております。開校後間もないために、教育活動を優先させていただいており、度々の視察要請に対して、十分にお応えしきれておりません。
 現在のところ、以下のように視察受け入れ日を設定しておりますので、学校関係者でご希望の方がおられましたら本校までお問い合わせください。
  
   7月13日(水) 10:00〜12:00
   8月 1日(月) 13:30〜15:30

「東山開睛館子ども見守り隊」が発足

新聞報道でご存知のことと存じますが、本校開校の翌日、4月6日に東山警察署と地域諸団体、東山開睛館PTA並びに学校が協議の場を持ち、「東山開睛館子ども見守り隊」が発足いたしました。
 去る6月20日には2回目の会合が持たれ、今後東山開睛館を拠点として地域の防犯と子どもの見守りをどのように展開していくのかが話し合われ、本校からは登下校時のPTAや地域の皆様方、そして教職員による安全見守りの現状を報告いたしました。
さらに、規約についても話し合われ、その後、満場一致により、見守り隊の隊長(代表)が清水学区自治連合会会長であり、東山開睛館教育後援会 会長  田中博武氏に決定いたしました。
 現在、登校時の見守りポイントとして、33ヶ所をあげ、PTAや交対協をはじめとする地域の皆様方の支援のもと、教職員につきましても17のポイントに約25名の者を配置しています。「学校の先生には子どもたちを学校で迎えさせたい」というありがたいお言葉をいただきながら、この17のポイントをどのようにPTAや地域でカバーできるのか、今後各種団体でも御協力をいただくことになっています。このようなご配慮に心より感謝を申し上げます。
 「安心安全の街東山」を合言葉に、私ども教職員も「教育」という自らの責務を全うするよう頑張ってまいりたいと思います。

 この会議に参加していただいている団体は以下のとおりです。

有済学区連絡協議会、粟田学区自治連合会、弥栄学区自治連合会、新道学区自治連合会、六原学区自治連合会、清水学区自治連合会、貞教学区自治連合会、修道学区自治連合会、東山少年補導委員会、東山防犯推進委員協議会、東山区地域女性連合会、東山区民生児童委員会、東山保護司会、東山交通安全対策協議会、東山区社会福祉協議会、東山区シニアクラブ、東山区役所、東山警察署、東山開睛館PTA、東山開睛館

第1回東山開睛館「志」育成講座のご案内

 本年3月11日に東北地方にて発生した地震と津波は、私どもの常識を覆す誠に大きな災害をもたらし、今も復興の目途すら立たない地域もあるかと聞き及んでおります。
 本校でも、子どもたちに被災地の現在の状況を知らせ、自分達に何ができるのかを考えさせると同時に、NPOの職員として、復興復旧に向け活動されてきた方々のお話を伺うことで、人としての生き方、「志」について学ぶ機会を設けたいと考えています。
 つきましては、下記要領に従い、第1回東山開睛館「志」育成講座を開催いたします。対象学年は6,7,8,9年ですが、ぜひこの機会に保護者や地域の皆様方にもご参加いただき、研修の場としていただけたらと考え、ご案内いたします。

  ●日時:6月15日(水)10:40〜12:00
 
  ●内容:遠くからできることを考えよう
   −被災地の最前線で活躍する若き東北人が東山開睛館にやってくる!− 

     
  ●場所:東山開睛館B2アリーナ

  ●講師:渡辺一馬(わたなべかずま)氏 NPO法人ハーベスト 常務理事
       中山聖子(なかやませいこ)氏 NPO法人ハーベスト 代表理事

  

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憲法記念日にあたって

 わが国では、毎年5月3日を憲法記念日、そして5月の第1週を憲法週間、さらに京都市では5月を憲法月間とし、日本国憲法の精神である平和の遵守と人権の擁護を改めて確認する機会としています。
 我が国の憲法は「平和憲法」ともいわれています。国政においてもこの条文の解釈をめぐって種々議論がなされるところではありますが、子どもたちには平和の尊さや、平和の実現に向けての「人権の尊重」のありかたについて考えさせることはとても大切な事柄です。
 歴史には様々な見方や解釈があります。私たちは過去の戦争等の歴史に学び、「過去の戦争=侵略戦争=贖罪意識の醸成」という見方だけではなく、どのような状況において戦争が引き起こされたのか、また、回避するためにどのような手立てがあったのか、というように、当時の我が国の状況や国際情勢を、客観的、俯瞰的にとらえ、問題解決へのプロセスを考えるなど、幅広い視野と思考力を育て、これからの日本を平和国家へと導く子どもたちを育てたいと思います。
 東日本大震災で親族を亡くされた方々をはじめとする被災者の皆様は、今もなお、避難所等での不自由な生活を余儀なくされています。心より哀悼の意を表するものであります。
 自然の猛威は一瞬にして平和な生活を奪い去りました。また、風評被害というような人災も出始めています。放射能汚染に関連しての、避難者に対する人権侵害等の問題がその最たるものではないでしょうか。
 平和な社会の実現には、基本的人権の尊重が必要不可欠なのです。個人の有する「自由に生きる権利」「平等の権利」「人間らしく生きる権利」を何人も、決して侵害してはなりません。と同時に、子どもたちには「自由に対する義務」「権利に対する責任」をしっかりと果たさせることが重要です。
 人権の問題は決して他人事ではなく、自らの問題であり、いじめや差別の存在する社会は決して生きやすい社会ではなく、人類の歴史は人権獲得の歴史そのものなのです。
しかしながら、わが国には同和問題や在日韓国朝鮮人に対する差別、障害のある人に対する差別、女性に対する差別など、人権にかかわる重大な問題が今もなお存在します。また、新たに生じている人権上の課題も少なくありません。
 「差別」は、低位に位置づけられた被差別の立場の方々が、努力しても正当に評価されず、活躍の場が保障されないなど、社会の構造の中に低位に位置付けられ、「自由に生きる権利」や「人間らしく生きる権利」が奪われるという許し難い社会問題です。本校では、よりよい社会の実現をめざす志と、主体的に変革を図ることのできる確かな学力、そして逞しく生き抜く力を育んでまいりたいと考えています。
 子どもたちの言動には、大人の人権意識が大きく反映します。東山開睛館が開校して1ヶ月、子どもたちは様々な背景や地域の垣根を越えて、頑張って学校生活を送っています。私たち大人は子どもたちに負けることなく、互いに心の垣根を越えて、これからの社会を担う子どもたちを応援していきたいものです。学校が進める人権教育をバックアップしていただき、これからも開睛教育に対する温かいご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

学校経営方針

1 最高経営理念…心澄みゆき、志かがやく学校の創造

2 めざす学校

 (1)同和問題や障害者差別,外国人差別等あらゆる差別やいじめが許されな
  い風土のもと,人権文化に溢れ,一人一人が光り輝く学校
  …人権文化の構築

 (2)社会で許されないことは学校でも許されないという,社会の規範に基づ
  く生徒指導をすすめる学校…市民性の確立

 (3)小中教職員相互の高い専門性が活かされる学校…小中教職員の協同と
  資質向上

 (4)学校だけで完結しようとするのではなく,家庭や地域と共に高まろうと
  する学校…開かれた学校づくり
 
 (5)人,もの,時を大切にしながら組織的運営と効率的経営を実践する学校
  …効率的学校経営

3 めざす教職員

 (1)教育者としての高い志と使命感をもち,教育公務員としての自覚ある行
  動がとれる教職員

 (2)個々の子どもの内面や背景を鋭く洞察し,生き方に迫る指導ができる教
  職員

 (3)地域や社会の実態を把握しながら,義務教育として果たすべき役割を認
  識し教育実践につなげる教職員

 (4)同和教育や総合育成支援教育等,これまでの本市教育の伝統をふまえ,
  今日的な教育課題の克服に努める教職員

 (5)家庭人や地域人としての社会的役割を果たすなど,たえず人間として成
  長を遂げようとする教職員

4 学校経営の視点

 (1)学校の役割の明確化と職務の選択と集中による業務の効率化の推進

 (2)教育目標達成に向けた各教職員の目標の設定と役割の明確化

 (3)目標の達成に向けた教職員個々のスキルアップにつながる研修計画
  の策定

 (4)各教職員の目標に照らした自己評価と,実践に基づく教職員評価の
  実施

 (5)教育環境の改善を図る設備,備品等の管理計画

 (6)学校評価計画に基づいた学校運営の検証と改善

 (7)学校運営協議会を核とした外部人材の活用による学校コミュニティの
  創出

 (8)以上を実現する戦略的な財務の管理運用

教育目標とめざす子ども像

教育目標とめざす子ども像       

 1 最高教育理念 「澄みゆく心」「かがやく志」の育成

 2 校訓      克己    進取    礼節 

 3 教育目的  共に学び共に創り,夢に挑戦し,未来を切り拓く力の育成

 4 目指す子ども像(卒業時点)
      挑戦的に学ぶ姿の実現
      卑怯を許さない姿の実現
      つながりを喜びとする姿の実現

 5 平成23年度教育目標
  ● 何ごとにも可能性を信じ自ら進んで全力で取り組む人間の育成
  ● 伝統に学びつつ変革に向けて果敢に挑戦し続ける人間の育成
  ● 切磋琢磨を通してお互いを尊重し合い礼節を重んじる人間の育成

 子どもたちが生きる社会には,地球的規模の環境問題や経済問題,またそれらに起因する新たな人権上の課題も含め,人類共通の喫緊の課題が山積しています。
 また,現在の社会は情報化,国際化等が急激に進む社会であり,知識基盤型社会とも言われており,社会に求められる知識や技能はもとより,課題発見能力や課題解決能力など,様々な社会の変化に対応できる能力や,社会の中で人とのつながりながら建設的に自らの役割を遂行する市民性の育成が重要な教育課題といえます。
 東山開睛館では,身のまわりの様々な課題を自らの問題として捉えさせ,様々な活動を通して,課題に対する認識や感性を深めながら解決への道筋を展望させたいと考えています。また,日本のみならず世界に貢献できる人間としての「夢」や高い「志」を育て,これからの人生を生き切るために自らを高め続けようとする態度や,健康,体力を培いたいと考えています。
 「9年間の幅広い異年齢児童生徒が共に学ぶ学校」,「わが国有数の観光資源を有する校区」「7つの小中学校の歴史と伝統に支えられた特色ある教育」等,本校が有する特色を最大限生かしきるという理念の基,「義務教育の9年間で社会が求める有為な人材を育てきる」という信念や小中一貫教育に携わる教育者としての自覚と誇りの下,研鑽を積みながら教育目標の達成に向け,先送りしない教育を実践します。

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学校行事
2/29 学校保健委員会
学年末テスト(7・8年)
3/1 学年末テスト(7・8年)
3/2 学年末テスト(5〜8年)
京都市立開睛小中学校
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TEL:075-533-8811
FAX:075-551-1522
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