最新更新日:2024/09/26 | |
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感動しました!「9年生を送る会」
本校で4年間を過ごした子どもたちが間もなく卒業します。本当に寂しい思いが湧きあがってきます。担任や学年等、かかわりの深かった教職員はなおのこと、寂しさでいっぱいの事と思います。
全校あげての「送る会」、ファーストステージの児童はハツラツと、最上級生への思いを群読の形で表現してくれました。楽しいクイズや合唱も披露してくれました。9年生はすっかり大人の雰囲気で、小さな子供たちが一生懸命取り組む姿に応えていました。 5年生は群読と合唱。卒業生への思いをこめて優しい歌声を届けてくれました。 6年生は楽しい楽しいクイズを、工夫ある集団行動で見事に企画してくれました。 7年生、8年生は卒業生へのお礼の言葉と決意、そして美しい歌声をそれぞれに届けてくれました。 どの出し物も、ステージや学年の特色の出た心温まるものだったと思います。 アリーナの後ろから拝見していてつくづく思いました。「小中一貫校ってすごいな!」って。この一体感は何なのでしょうか。小さな子供たちの姿を見て大人の表情を見せる上級生。上級生の話す少し難しいことを、わからないなりに一生懸命聞き入っている下級生。 そして9年生の何人かが、部活動の後輩へメッセージを届けてくれました。「自分たちの後を任せるぞ。」という熱い思いと、これまでの感謝の気持ちが痛いほど伝わってきました。 そして、仲間へのメッセージもありました。4年間を共に過ごした仲間への思いを素直な表現で語ってくれました。 最後に、先生への感謝の気持ちを何人かの生徒が話してくれました。その中には、6年生の時の担任や、7年の学年主任の先生への感謝の気持ちを込めた言葉がありました。 「6年生の時に迷惑かけたけど、ほんとうにありがとう。中学生になっても時々声をかけてくれてありがとう。ヒゲはあってもいいけど、僕的にはない方がいいと思います。」 おそらく○○先生はこの言葉を聞いただけで、一生教師を続けようと思われるに違いありません。それくらい嬉しく、教師冥利に尽きる言葉だからです。小中一貫校であったからこそ、6年生の時にまいた種が、4年後に花開いたのではないでしょうか。そのように思うのは、4年前にこの先生がこの子の事で悩み抜いていた姿を私は知っているからです。一人の子どもの事で行き詰まり、夜も眠れず、考え抜いた教師であればこそ、この何気ない言葉は、何にも代え難い尊い言葉であり宝物なのです。 本当に心温まる場面に立ち会わせていただきました。あらためて、この学校で校長ができますことをありがたく思いました。子どもたちに、そして教職員の皆様に感謝申し上げます。 |
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