京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/17
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思い出の新道校 [本館北東角 煙突]

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 昭和12年7月に竣工した本館の北東角に,「煙突」が立っていました。当時は、地下にボイラー室(今も名残が残っています)があって、石炭を焚いて全館スチーム暖房をしていました。この煙突から、モクモクと煙が上がっていた様子が思い浮かぶようです。全館スチーム暖房が終了したあとは,焼却炉の排煙をする煙突として使われていましたが,焼却炉が使われなくなってからは,学校のシンボル的な存在になっていました。学校の前を何も知らずに通りかかった人がこの煙突を見て,「何かの工場かな」と思ったことが多々あったそうです。修学旅行やみさきの家,山の家から帰ってきたときに,この煙突を見てホッとしたこともあったようです。

想い出の新道校 [本館 地下ボイラー室]

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 地下室の東端(本館地下北端)に,稼働していませんが「ボイラー室」がありました。1辺約1.8mの立方体の形をしたボーイラーが2台設置されていました。このボイラーの上から太いパイプが伸び,蒸気を校舎全体に行き渡らせてスチーム暖房していたようです。ボイラーには「トキワボイラー」,「SYOWA TEKKO」,「FUKUOKA JAPAN」などの文字が見えます。残念ながら製造年月日を書いた銘板もあるのですが,文字は消えてしまって判読不明です。また,ボイラーで焚いていた石炭は,馬車に満載して大和大路通の石炭投入口に横付けされ,ボイラー室に落とし込まれていたということです。このボーラー室が稼働しだした年代や,稼働をやめた年代は不明です。

想い出の新道校 [北館 地下室 (地下教室)]

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 昭和11年9月に竣工した北館には,地下室(地下教室)がありました。地下室には4つの教室があり,昭和26年3月までは,特別教室として使用されていたようですが,児童数の増加に伴い2教室を普通教室に転用したそうです。閉校時は当然,教室として使用していませんでしたが,地域の諸団体やPTAの倉庫として広く活用されていました。地下室の薄暗い電灯の中を歩くと,スピーカーや時計,黒板など,当時のまま残されているものが少なくありませんでした。
 4つの教室は,1階のふれあいサロンと保健室の下に1室ずつ,給食室とランチルームの下に1室ずつありました。

想い出の新道校 [本館 屋上]

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 本館には屋上があり,北館4階東隅の出入り口から出入りすることができました。入ってすぐ,右手に錆びた雲梯が置かれていました。その雲梯の脇に白線が引かれていて,体育の時間に何かの運動に使われていたようです。この屋上は児童数が多かった時に,仮の運動場(遊び場)として使われていたのです。屋上からは清水寺や東山の山並みが美しく見え,京都タワーや学校のシンボルである煙突の向こうに,比叡山を望むこともできました。平成23年3月6日(日)の「校舎見学会」の際には,この本館屋上も公開しました。屋上を見学された方は懐かしさに涙される方や,在校当時と比べて変容した学校周辺の景色に,戸惑いをもたれる方も少なからずおられました。

想い出の新道校 [北館屋上 学校(学級)園]

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 新道小学校の学校(学級)園は,北館西端の屋上にありました。屋上ということで日当たりはすこぶる良く,風通しもまた大変よく,サツマイモやジャガイモ,オクラなどの作物を育てたり,アサガオやコスモス,ホウセンカなどの花が咲き乱れたりしていました。この学級園から,素晴らしい京都の町並みを見渡すことができました。

想い出の新道校 [北館 4階の2教室]

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 児童数の増加に伴い,昭和30年10月に北館屋上に2教室が増築されました。増設当時は主に6年生の教室として使われていましたが,児童数の減少に伴い、6年生の教室から図工室、図工作品展示室に変身しました。その後東側の教室は,大きな地震発生などの非常時に使用される、毛布や簡易トイレ、食料品、水などが入った防災倉庫になりました。2教室の東側は扉を隔てて本館の屋上に,西側は屋上学校園になっていました。

想い出の新道校 [北館3階 音楽室]

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 北館3階の西端に,「音楽室」がありました。音楽室の入り口は北館廊下に接し,東側には西階段がありました。音楽室には,グランドピアノを始めとして多数のオルガンやキーボード,打楽器類や木琴・鉄琴が置かれていました。西側にある戸棚には,アコーディオンや鼓笛で使う楽器,小型の楽器が置かれていました。また,ミュージックベルやトーンチャイムなどのあまり見かけない楽器や,和太鼓,締太鼓などの和楽器も充実していました。平成21年度には,音楽室の楽器たちの仲間に,「ティンパニー」が新たに入りました。これらの楽器類は閉校後,東山開睛館にほとんど引っ越しをしたようです。

想い出の新道校 [本館3階 図書室]

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 本館3階の南寄りの運動場側に,「図書室」がありました。図書室の北側には作法室が,南側は南階段になっていました。また,向かい側(東側)には,アイリス教室と児童会室,りっこうルームがありました。図書室は約2教室分の広さがあり,低学年用と中・高学年用に分かれていました。中高学年用の部屋には机6脚と椅子24脚が用意され,また低学年用の部屋は,画像下でご覧のように低いテーブル6脚が用意されていまました。特に低学年用の部屋では絵本が充実し,カーペットに直に座って本を読んだり,寝ころんで本を読んだりできるようになっていました。平成18年夏から図書ナビゲーション・システムが導入され,本の貸し出しと返却は全て,バーコード処理をするようになっていました。また,蔵書の検索も素早くできました。

想い出の新道校 [本館3階 おおぞらルーム]

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 本館3階のやや北寄り,大和大路通側に「おおぞらルーム」がありました。おおぞらルームの北には6年生教室が,南には児童会室が,向かいの運動場側には作法室がありました。おおぞらルームは元々,育成学級の「おおぞら学級」がこの部屋を使用していました。しかし,平成21年3月をもって最後の育成学級児童が卒業したため,おおぞら学級が無くなってしまい,そこでこの教室を「おおぞらルーム」と名前を変えて,主に「放課後まなび教室」で使用していました。おおぞらルームも6年生教室と同じように東の窓から外を見ると,眼下に建仁寺の塔頭の一つ禅居庵が,東山の中腹には清水寺を見ることができました。

想い出の新道校 [本館3階 作法室]

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 本館3階の中央北寄りの運動場側に,「作法室」がありました。作法室の北側には倉庫が,南側には図書室がありました。また,向かい側(東側)には,おおぞらルームがありました。作法室は学校で唯一の,畳敷きの部屋でした。以前はクラブ活動に「茶道」があり,毎週1回使用されていたようですが,閉校前の数年は社会科やりっこう学習(総合的な学習の時間)での,伝統工芸品の体験学習で使用したり,縦割りグループ(なかよしグループ)で実施するカルタ大会で使用したりしていました。また,地域の会合では,夜間に使われることが多くありました。ちなみに,床の間のそばに戸袋があったり,大きな長持が置かれたりしていました。ひょっとすると,学校のお宝がいっぱい詰まっていたのかも知れません。
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