最新更新日:2024/05/31 | |
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23期生宿泊研修振り返りの会
3年生が卒業し,寂しくなったBIG BOX2階。3階・4階へ上がると1,2年生の明るい声が聞こえてきて,少しほっとします。
1年生は宿泊研修現地研修は,新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し,2月時点で次年度2年生の時期への延期を決定していました。そして昨日,現時点での宿泊研修の実施予定時期を6月とする発表を行いました。それを受け,宿泊研修委員・コース長たちがこれまでの宿泊研修の準備・活動のふり返りを企画し,昨日と今日の午前中に,活動を行いました。 まず各教室にZoomをつなぎ,それぞれのコース長が全体へ向けて話をしました。みちのく東北コース長のメッセージの一部を紹介します。 私は,本当ならば今行っているはずの宿泊研修が延期になってしまって,皆さんの中に残念に思う気持ちがあったり,研修を全力で愉しめていないということを感じています。そんな中,私は東北コースの藩の1つに,「ゆかし」という古語をキーワードに活動している班を見かけました。この言葉を辞書で調べると,「見たい,知りたい,聞きたい,〜したい」といった意味を持つ,宿泊研修を行う上で大切な心をうまく一言で体現している言葉でした。調べ進めると,その「実態を知りたいという関心から,心そのものに惹かれる様」という意味も持っていることがわかりました。ここで,私が皆さんにお伝えしたいことは,皆さんが自身のコース選択をしたときのことを思い出してみてほしいということです。きっと,その場所でしかできない経験を求めて今の皆さんのコースを選び,「ゆかし」の心に満ち溢れていたと思います。その初心を今一度心に留めながら、研修先について様々のことを学び,身につけた今,自分にとっての「ゆかし」の精神とは何なのかを考える機会にしてくれたら嬉しいです。それでは6月20日の現地研修に向けて,これからも頑張っていきましょう。 その後,BYODを活用し,教室の自席や指定された場所に座りながら,自分のデバイスでコースごとに配信を受け取り,班別で振り返りを行いました。感染症対策のため,大人数で集まらずにZoomを使って遠隔で集う会となりましたが,班長が上手くリードしながら会を進めてくれました。 3か月後の研修に向けて,もう一段階高みをめざして「愉しめ発堀(はっくつ),はばたけ景(ひざし)」! 春遠からじ
3月も桃の節句を過ぎ,外を吹く風も和らぐ頃となりました。通用門を入って左手にある木蓮の木も,春を待つ多くのつぼみをつけ始めました。
来週火曜日に中期選抜学力検査を控え,午前中に模試や学年末考査を終えた1・2年生と教職員で校内の清掃が行われました。生徒たちは今日午後から3月8日まで校内立ち入り禁止となります。体調管理に留意し,各自の学びを,しっかりと進めてください。 9日からはそれぞれの学年の取組が行われます。今年度のまとめ,また来年度に向けて,意味のある時間にしてほしいと思います。 中期選抜を受検する中学生のみなさん。体調には気をつけて,実力を発揮してください。 春はもうすぐそこです。 上:木蓮のつぼみ 下:ほころび始めた梅 第74回 京都市立堀川高等学校 卒業式挙行
本日,「暁」の21期生の卒業式を無事挙行することができました。現在の状況の中で,こちらからのさまざまなお願いにご理解とご協力をいただき,21期生245名の卒業を祝してくださいました堀川同窓会会長様,堀川財団会長様,そして堀川高校PTA会長様の3名の来賓の方々,そして21期生の保護者の皆さまに,心より御礼申し上げます。
京都市長 門川大作様,京都市教育長 稲田新吾様からはご祝辞を頂戴し,生徒・保護者に配布させていただきました。また,出身中学校を始め,多くの祝辞・祝電を頂き,アリーナに掲示いたしました。皆さまの祝意を,卒業生・教職員一同,感謝いたしております。本当にありがとうございました。 在校生代表生徒は,常に一歩先を歩いてくれた先輩の後ろ姿を見て多くのことを学んだ感謝を述べました。予想もしなかった状況の中で,新しい歴史を創った先輩への敬意を伝え,自分たちがそれを引き継いでいくことの責任を語りました。「暁」という言葉の持つ「待ち望んでいたことが実現する,その際」という意味に触れ,卒業生の明るい未来と照らし合わせ,送辞の言葉としました。 答辞を述べた生徒は,今日の日を「暁」の時間になぞらえながら3年間の高校生活を振り返り,朋とひとつになる喜びや成長,周囲への感謝,そしてひとりになることへの覚悟を,まっすぐな言葉で述べてくれました。 卒業証書授与の際のクラス代表の生徒を始め,答辞代表生徒,記念品贈呈代表生徒,卒業生の歌「正解」ピアノ演奏生徒,そして21期生みなが凜々しく堂々とした姿を見せてくれました。 退場曲には,21期生が選んだ,福山雅治の「暁」を21期生の生徒がピアノで演奏したものを録音した音源が流されました。この曲は1月の激励会で,校長が「旗」のお披露目のときにお使いになった曲で,「波風の立たない人生なんてない」ということばで始まり,「また今日が始まってく」という歌詞で締めくくられるこの曲に背中を押されながら,各クラス担任を先頭に,大きな祝福の拍手の中,校長と学年主任が待つ花道を通って,アリーナを後にしました。出口では,1年〜3年の間に学年担任をした教員から花が贈られ,アリーナ場外には教職員が花道を作って見送りました。 式が終わると,ホームルーム教室で最後のLHRが行われました。担任から一人一人名前が呼ばれ,卒業証書授与が行われたり,クラスの有志が作ったメモリアルムービーをみんなで見たり,一人一人クラスの朋に向けた餞の言葉を述べたりして,生徒たちは最後の時間を惜しみながら過ごしていました。 夜は必ず明ける。どんな日が来ようとも,変わらず今日が始まります。堀川高校で過ごした3年という時間,かけがえのない友人や先生との出会い,そして忘れがたい思い出が,どうかひとりひとりの日々の糧になりますよう。 21期生 卒業前日
本日,久しぶりに3年生のホームルーム階が賑わいました。国公立の前期試験を終え,明日の卒業式の予行のために集まった21期生。多くの思い出を創った高校生活も,明日で一旦の区切りです。
卒業証書授与の際,クラス代表で卒業証書を受け取る生徒など,個人の動きが必要な生徒は9時前に集合し,教員と打ち合わせ,予行の予行を行いました。そして,10時前にアリーナでの学年全体予行練習が始まりました。各クラス担任を先頭に入場し,式次第に従って全体の動きのタイミングの確認をしました。練習がすすむにつれ,だんだんと明日の卒業式への実感が湧いてきたのか,緊張した空気感になっていきました。 その後,本番通りアリーナを退場した生徒たちはホームルーム教室へ戻り,教室の大掃除をした後,LHRを行いました。PTA広報誌や卒業アルバム,PTAからの記念品が渡されました。 また,ここ数年卒業生に贈っている,国語科企画の「〜堀川高校教職員からの挑戦状〜 読めるものなら読んでみろ」という本の紹介冊子も渡されました。多くの教職員が自分の読書経験から,生徒たちが人生で1回は読むことに挑戦して欲しい本を紹介しています。10代の瑞々しい感性で多くの本に出会い,またいつか同じ本を読み直して,自分の感じ方や考え方の変化を知ることも,読書の妙味。たくさんの本を手にしてほしいと願っています。 LHRが終わると,明日の式で役割のある生徒は再度練習を行ったり,担任と面談をしたり,卒業アルバムにコメントを書き合ったりするなど,完全下校の13時半まで生徒は各々の時間を過ごしました。3年間を共にした朋たちと皆で過ごすのも明日で最後。高校生活を締めくくる思い出深い卒業式になることを祈ります。 教職員一同,心を込めて21期生の巣立ちを祝します。 3年生の保護者の皆さま,明日は,生徒1名につき保護者お一人のみのご参加をお願いするなど,感染予防に配慮した形の式となりますが,ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 3年生特別時間割最終日,そして前期選抜合格発表の日。
本日は午後からの合格発表のため,完全下校が13:30でした。午前中,1年生は学年末考査初日,2年生は1〜4限までの授業,そして3年生は特別時間割第2期最後の講座を終えました。明日からは国公立大学前期試験。全国のあちらこちらで,21期生の生徒たちが自分の夢に向かって奮闘します。皆が自分に自信を持って,堀川高校で積み上げてきた力を存分に出し切ってくれることを願うばかりです。
14:00からは普通科・探究学科群の令和4年度 前期選抜合格発表,併せて希望者への得点開示を行いました。開門と同時に,合格者の受検番号を記した掲示板に急ぎ足で向かい,自分の受検番号を探す姿がありました。合格者は全員,時間内に無事書類を受け取ってくれました。風は冷たいものの,春を感じさせる陽の光一杯の午後となりました。 本校の選抜は,まだ普通科中期選抜を残しています。その準備もしっかりと進めていきたいと思います。 本日合格を手にしたみなさんは,お渡しした書類を全てしっかり読み,必要な準備を整えて,3月の合格者登校日にご来校ください。 BIG BOXに生徒が戻ってきました
2月16日,17日の前期選抜学力検査が終わり,BIG BOXに生徒が戻ってきました。
1年生は今週の木曜日から学年末考査が始まります。2年生はこの休業中も模擬試験を受け,これまでの自分の学習の成果を確認し,また課題に目を背けず向き合い,いよいよホンモノの受験生になる準備に余念がありません。また3年生は,今週金曜日に国公立大学の前期入試を控えています。 まだ外は雪が舞う寒さですが,各教室は学びへの熱気であふれていました。今年度も,残りわずか。やり残しがないように,体調を整えながら,最後まで精一杯やりきってほしいものです。 上・中:放課後の校舎の様子 下:最後の追い込みの3年生 前期選抜前の静けさ
2月16日(水)から始まる前期選抜学力検査に向けて,校内の準備が進んでいます。今日は午前中40分短縮4時間で授業を終え,各教室・フロアを入念に掃除や会場整備をして受検生の受け入れ体制を整えた後,生徒は早々に帰宅となりました。
卒業式まで数えるほどの登校日数となった3年生は「3年前にきれいな校舎に迎えてもらった恩返しを,今日しよう」と言いながら教室を隅々まできれいにしてくれていました。 堀川の生徒たちが次に登校する来るのは11日後。生徒が帰った後のBIG BOXはしんと静まりかえっています。次の時代へと静かにバトンパスが行われようとしています。 堀高生のみなさんは,この長い休みを自分の立てた計画に基づいて,次のステージに向かう有意義な時間として活用してください。 受検生のみなさんが体調と気持ちを整えて,持てる力を十分に発揮してくれることを願っています。 宇宙ユニットシンポジウムで優秀賞受賞!
2月6日(日)に,京都大学が主催する宇宙ユニットシンポジウムにて,本校自然科学部の部員(2年生2名1年生7名)が,オンラインで研究発表を行いました。
発表テーマは「電波で視る宇宙 〜電波望遠鏡を用いた天体観測〜」「ドップラー効果によるブラックホールの見え方」の2本でした。前者の方は本校の屋上に製作中の八木アンテナを用いた,電波望遠鏡の性能評価を中心に発表し,後者はエクセルを使い,特殊相対性理論を考慮したブラックホールの周りにできる円盤の見え方をシミュレーションしたものでした。 現在,コロナウイルス感染症の影響で,部活動ができていない状況ですが,これまで行ってきた成果をまとめて発表する,とても良い機会となりました。また,貴重なアドバイスを聴衆からいただくことができ,部活動再開後にさらに研究を深める指針もできたと考えられます。また,参加者による投票の結果,両発表ともに「優秀賞」を頂き,生徒にとって非常に大きな励みになりました。 詳細はこちらのサイトからご確認いただけます。 ゼロ距離海外交流
本年度,本校はPanasonic教育財団様より助成金をいただき,「ゼロ距離海外交流」と題した国際交流プロジェクトを行っています。このプロジェクトはライブストリーミングを活用して,海外に住む人と外国語で交流することを目的としています。
1月30日の日曜日に,6回目の活動を実施しました。このプロジェクトのゴールとも言える「ガイドツアー」で,タイのKVIS校とオンラインでつなぎ,二条城のガイドをしました。二条城の事務所で腕章を貸していただき東大手門からの生配信を開始しました。コロナ禍で人出も少なくゆったりと移動できました。 クイズを用意しており,二条城の建造,唐門の彫刻,二の丸御殿での出来事,清流園の意外な使用法の四問をガイドに従って出題していきました。クイズの後にはその関連の説明をしつつ,歩きながら,ガイドを続けました。 途中,タイの先生や生徒からの質問に答えながら,ガイドを続け,清流園の庭の前で終了しました。最後にどちらの生徒も感想を言い合い,これからの交流の継続を約束しました。 オールイングリッシュで,苦労したところもありましたが,準備をしてきたものを出し切り,最後は達成感を味わっていました。 特別講義 「教員が語る」
放課後の時間を活用して,研究部主催の「特別講義『教員が語る』」というイベントが行われています。これは23期生の希望者を対象に,有志の教員が,自分の大学や大学院時代の研究内容などを,希望する生徒に向けて発表するというものです。1月24日,25日,2月3日,4日の全4日間の開催となっています。
1月24日,25日の講義は以下の通りです。 「がんと老化」(生物科教員) 「風水・陰陽道・神道」(地学科教員) 「人生を切り開く『リーガルマインド』(法的思考)+行動経済学による補足」(数学科教員) 「リャマとアルパカの違い」(化学科教員) 「漁師から教師へ」(生物科教員) 「特殊相対論に挑戦!」(地学科教員) 探究基礎委員が司会を担い,会の運営をしてくれました。普段身近にいる教員から様々な分野の研究を聞けるということで多くの生徒が参加しました。参加した生徒は,熱心に講義を聞き,質問する様子も見られました。授業では聞けない実際の研究の話を聞くことによって, 2年生探究基礎JUMPに向けた課題設定や進路選択に活かします。 次回,2月3日,4日も楽しみです。講義の内容は以下を予定しています。 「和本の世界へようこそ!〜和本に実際に触れてみる〜」(国語科教員) 「ゲーム理論から考える人間関係」(地歴公民科教員) 「寺社の中世」(地歴公民科教員) 「超対称大統一理論」(物理科教員) 「ラーメンのおいしさを数学で」(数学科教員) 「ポリフォニーと対話―ガンダムとドストエフスキーの共通点!?」(英語科教員) 「ニーチェに学ぶ人生論」(地歴公民科教員) 「パーシステント・ホモロジー」(数学科教員) |
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