最新更新日:2024/08/27 | |
本日:593
昨日:891 総数:2350662 |
読書の魅力
本年度の京都市立高等学校読書感想文コンクールには,第2席,第7席,佳作,と2年生3名の生徒が入賞しました。また,第2席の生徒は,合わせて,66回青少年読書感想文京都府コンクールにおいて,佳作を受賞しました。たいへん嬉しい知らせでした。
本日考査後,そのうち2名の生徒について,図書館長の教員も見守る中,校長からの伝達表彰を行い,賞状と副賞を授与しました。 二人の生徒に読書の魅力を尋ねると,よく読む作家をあげた上で,「その世界に入り込める。」「耽美!現実では到底ありえない耽美な世界を垣間見られる。」と話してくれました。 本校は図書館利用率も高く,日常の中で当たり前のように読書をする生徒も多く,また探究基礎の個人研究において,必要に迫られる場面も多々あります。一方,「何を読んだらいいんだろう」と手をつけかねる生徒のための読書指導も行っています。例えば,今年度も国語科の教員が中心となっての『読めるものなら読んでみろ』編集委員会から「〜堀川高校教職員からの挑戦状〜読めるものなら読んでみろ2021」が発刊されました。教職員が堀高生に勧めたい本の紹介文をまとめた冊子で,卒業生に贈られる他,教室や図書館に置かれています。 教員が紹介した本の一例をあげると,「不穏の書,断章(フェルナンド・ペソア/澤田直訳)」「父(芥川龍之介)」「革新幻想の戦後史(竹内洋)」「働きたくないイタチとことばがわかるロボット(川添愛)」「工業化の歴史的前提(川北稔)」… 生徒も教職員も,「教養の獲得」を視野に,また人生をより愉しむためにも,少し背伸びをした読書にも勤しんでいきたいと思います。 第31回 数学オリンピック 地区表彰
本日考査後,今年度の数学オリンピック予選の地区表彰者として表彰を受けた2年生の生徒について,校長からの伝達表彰を行いました。
この表彰は,各地区の応募者の約1割の成績上位者に与えられる賞。強者揃いの数学オリンピック応募者の中で,優秀な成績を修めた成果です。 彼は,自分で全ての手続きをして応募したので,担任も公益財団法人 数学オリンピック財団からこの受賞の報を受け取るまでその挑戦を知りませんでした。高校1年生のときも応募をしていたことも話してくれ,嬉しい驚きでした。このように,主体的に学校の外の世界で評価の機会を得て,ごく自然に自分を鍛えようとする心構えは,本当に頼もしいと思えます。 校長から賞状が渡されたあと,担任の教員を交えて,少し話をする時間を持ちました。校長の「数学はあなたにとってどういうところが面白い?」という質問に対して,「自由にものごとを考えられ,自由に表現することができるところです。」という本質的な回答をしてくれました。将来は数学の研究者を目指しているとのこと。彼が数学に対して益々の探究心を発揮してくれることと,数学を自分の他の興味関心や,社会や世界と繋げていってくれることを楽しみにしています。 第73回 京都市立堀川高等学校 卒業式
弥生3月。朝から春めいた陽の光に恵まれた今日,第73回卒業式を無事挙行することができました。現在の状況の中で,こちらからのさまざまのお願いにご理解とご協力をいただき, 20期生237名の卒業を祝してくださいました堀川同窓会会長様,堀川財団会長様,学校評議員様,地元本能自治会会長様,そして堀川高等学校PTA会長様の5名の来賓の方々,また20期生保護者の皆さまに心より御礼申し上げます。
京都市長 門川大作様,京都市教育長 在田正秀様からは御祝辞を頂戴し,生徒・保護者に配布させていただきました。また,卒業生の出身中学校始め,多くの祝辞・祝電をいただき,アリーナに掲示いたしました。皆さまの祝意を,卒業生・保護者・教職員一同,感謝いたしております。本当にありがとうございました。 答辞代表生徒,校歌ピアノ演奏生徒,卒業証書授与の際のクラス代表生徒,記念品贈呈代表生徒,卒業生の歌「旅たちの日に」ピアノ演奏生徒を始め,全ての虹の20期生が清々しく堂々とした姿を見せてくれました。 答辞を述べた生徒は,3年間のさまざまな場面を振り返りながら「理不尽な総力」という言葉を逆説的に使って,自身と仲間の堀川での成長と周囲への感謝を,率直に伝えてくれました。 在校生代表生徒は,先輩たちに刺激を受け,“堀川”を知った自分たちが,現在の1年生22期生とともに,4月に迎える23期生を牽引して“堀川”を受け継いでいくと,力強く送る言葉を述べました。 退場曲は生徒たちが選んだ,ゆずの「虹」とRADWIMPSの「正解」。各クラス担任を先頭に,校長と学年主任の祝福を受けて,拍手の中アリーナを後にしました。出口では,学年担任より花が贈られ,アリーナ場外には教職員が花道を作って見送りました。 式終了後には,保護者の皆さまに,校長より教育委員会からいただいた感謝状の贈呈も行いました。卒業記念品としていただいた,アリーナの音響機器一式は大切に活用させていただきます。 教職員一同,20期生の卒業生と保護者のみなさまに,「さきくとばかり」願っております。 |
|