最新更新日:2024/09/20 | |
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大学入学共通テスト 1日目
昨日の激励会で統括室進路指導主事が,初めての共通テストにも,今年度の異例のスタートにも動じず,堀川高校での時間を積み重ねてきた20期生たちを「凪〜calm〜」と評しました。今日はそんな20期生にふさわしい,寒さの凪いだ日となりました。
本当によく頑張ってきた!自分のいままでを信じて,いってらっしゃい。 保護者の皆さまも緊張の朝であったかと拝察いたします。その気持ちを押さえて,笑顔で送り出してくださったことでしょう。ありがとうございます。 まずは今日1日,皆で思いを届けます。大丈夫,大丈夫。 20期生激励会
本日のLHR時,20期生激励会を行いました。
例年大学入試センター試験の前日に行いますが,目の前の受験への激励のみならず,生徒たちのこれからの人生を,教職員や後輩たちみなで激励する,という意味を込めて行っています。今年度はこの状況に鑑み,感染予防策を徹底し,時間を大幅に短縮する,など,さまざまな工夫と配慮を検討して行いました。 会の初めには,在校生ひとりひとりが折った折り鶴で形作られた「虹」の文字(通称ツルモジ)を,生徒会執行部の生徒たちが代表して20期生の代表生徒に手渡しました。 その後,統括室進路指導主事の激励の言葉に続き,11名の担任団全員が壇上に上がり,学年主任が代表して思いのこもった言葉を伝えました。 最後に,校長から「虹」の旗のお披露目とともに,旗の「虹」の文字に添えられた「いままでのあなた これからのあなた」に込めた思いが熱く伝えられました。 退場時には,多くの教職員が花道を作って,拍手で生徒たちを送りだしました。 明日明後日の大学入学共通テストは,生徒たちの思い描く未来へのひとつの通過点。今までの自分を,また自分たちを信じて,思い切り力を発揮してきてほしいと,全ての教職員と後輩たちが願っています。 写真上:20期生卒業式準備委員会代表生徒から後輩たちへのお礼のことば 中:担任団の思いを集めた,学年主任の激励 下:校長からのプレゼント 「虹」の旗 文科基礎教養
2年生前期で探究基礎を終えた,人文探究コース・人間探究科の生徒は,後期は文科基礎教養という授業を受講します。その授業の概要は
書物1冊すべてを読むことを通じ,読解力を養うとともに,人文学・社会科学系学問への基礎的な教養を培い,人間や社会に関わる諸問題を多角的に捉える力を育成します。 …半年間で二冊の本を取扱います。(2020堀川高校シラバスより抜粋) というもので,1年生からの教科学習や,探究基礎のJUMPまでで得た力を最大限に発揮して,自分の力で「読む」ことに取り組みます。探究基礎の個人研究で培った課題設定力や資料の検索力・活用力を活かして,読みを掘り下げます。そして,担当する部分について,自分がどう読んだかを,発表していきます。今年度は,文学系1冊は全員共通,思想系1冊は講座によって異なるものを読んでいます。 今日,図書館で日向一雅著「源氏物語の世界」(岩波新書)に向き合っていた講座は,発表までの授業最終日,レジュメ作成に余念がありませんでした。毎回の授業で担当教員とやりとりする振返りには「勇気が出なくて手が出てなかった源氏が読める機会!」「現代の感覚との違いが面白い」「登場人物の強いキャラクター設定に魅かれる」などとあり,生徒たちが「源氏物語の世界」という岩波新書を道案内に,古典中の古典である源氏物語に果敢に挑んでいる姿を垣間見ることができます。 「牛は大地をふみしめて歩く」
連休明け,雪のちらつく冷え込みの朝となりました。
今週末はいよいよ大学入学共通テスト。コロナ感染の状況が危惧されますが,生徒も教職員も,感染予防に配慮しながら,自分たちのできるかぎりのことに,粛々と取り組んでいます。 いくつかのHR教室の後ろの黒板には「共通テストまで あと何日」の文字とともに,その日の授業などで気づいた,ここは注意が必要!ここを押さえよう!という事柄を日直や教科係の生徒が書き続けています。また,廊下には,各教科の教員が,それぞれからのメッセージをホワイトボードやプリントに載せて,沢山発信しています。 この記事のタイトルは,国語科の教員が丑年に因んで3年生への“プレゼント”として廊下に置いた,高村 光太郎の詩「牛」から引用しました。他にこんなフレーズもあります。 … 牛は為(し)たくなつて為た事に後悔をしない 牛の為た事は牛の自信を強くする それでもやつぱり牛はのろのろと歩く 何処までも歩く 自然を信じ切つて 自然に身を任して … まずは共通テストまであと4日。今年度の厳しい状況の中でもいろいろの工夫を凝らして授業や行事を朋と愉しみ,慌てず騒がず,自分の学びを一生懸命積み重ねてきた20期生の生徒たち。その全てを自信として,前を向いて着実に歩みを進めてほしいと願っています。 堀川同窓会奨学金授与式
毎年,卒業する3年生の生徒に対し,堀川同窓会から奨学金を給付していただいています。昨日,令和2年度の授与式を行い,同窓会長の山口富藏様の代理として校長が奨学生6名の生徒一人ずつに奨学金を授与しました。その後,それぞれの生徒が自分の将来の“夢”について話をするなど,校長との談話の時間を持ちました。
この奨学金給付の応募条件には,「堀川での学びを礎に,堀川の卒業生として探究的に学び続ける意志を持つ者」という文言が含まれています。同窓生みなさまの期待を身に受けて,残された堀川高校生としての時間も,3月の卒業後も,真摯に学びを続け,社会を支える一人の大人として成長し続けてほしいと願っています。 堀川同窓会のみなさまの,後輩を思って下さるご厚意に,心より感謝申し上げます。 令和3年 新しい年を始めました
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
3年生は今日と明日の2日間で,10日後に迫った大学入学共通テストのシミュレーションの模試を受けています。本番に近い形の時間割の中で,自分の力を十分に発揮する練習の機会です。これまでの頑張り,特に12月からの特別時間割と冬の集中講座,お正月休み中の努力,が形になって顕れてきていることでしょう。 1,2年生は通常時間割での新年のスタートです。久しぶりの友達との再会に,話が弾んでいるようでした。BIG BOXに活気が戻ってきた1日でした。 寒さも本番。そんな季節に,正面玄関の桜は,とてもちいさく固いつぼみで春を待っています。「一番寒さの厳しい時期に,桜の幹から布を染め出すと,匂い立つようなピンク色になる。桜の木は,春に見せる花びらの美しい色を,厳しい季節の中で,全身に蓄えていく…」という意味の話を,ある染色家がエッセイに書いています。生徒たちも,教職員も,年度の終盤となるこの時期,次のステージに向けて,しっかりと蓄えつつ前進する時間にしたいと思います。 |
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