京都市立学校・幼稚園
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6月3日(月)15:40-19:00 MBS放送 よんちゃんTV「ミルクボーイのおかんの代わりに学校行ってみました」(17:30頃)で本校が紹介されます!

文科基礎教養

 2年生前期で探究基礎を終えた,人文探究コース・人間探究科の生徒は,後期は文科基礎教養という授業を受講します。その授業の概要は

 書物1冊すべてを読むことを通じ,読解力を養うとともに,人文学・社会科学系学問への基礎的な教養を培い,人間や社会に関わる諸問題を多角的に捉える力を育成します。
…半年間で二冊の本を取扱います。(2020堀川高校シラバスより抜粋)

というもので,1年生からの教科学習や,探究基礎のJUMPまでで得た力を最大限に発揮して,自分の力で「読む」ことに取り組みます。探究基礎の個人研究で培った課題設定力や資料の検索力・活用力を活かして,読みを掘り下げます。そして,担当する部分について,自分がどう読んだかを,発表していきます。今年度は,文学系1冊は全員共通,思想系1冊は講座によって異なるものを読んでいます。

 今日,図書館で日向一雅著「源氏物語の世界」(岩波新書)に向き合っていた講座は,発表までの授業最終日,レジュメ作成に余念がありませんでした。毎回の授業で担当教員とやりとりする振返りには「勇気が出なくて手が出てなかった源氏が読める機会!」「現代の感覚との違いが面白い」「登場人物の強いキャラクター設定に魅かれる」などとあり,生徒たちが「源氏物語の世界」という岩波新書を道案内に,古典中の古典である源氏物語に果敢に挑んでいる姿を垣間見ることができます。

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「牛は大地をふみしめて歩く」

 連休明け,雪のちらつく冷え込みの朝となりました。
 今週末はいよいよ大学入学共通テスト。コロナ感染の状況が危惧されますが,生徒も教職員も,感染予防に配慮しながら,自分たちのできるかぎりのことに,粛々と取り組んでいます。
 いくつかのHR教室の後ろの黒板には「共通テストまで あと何日」の文字とともに,その日の授業などで気づいた,ここは注意が必要!ここを押さえよう!という事柄を日直や教科係の生徒が書き続けています。また,廊下には,各教科の教員が,それぞれからのメッセージをホワイトボードやプリントに載せて,沢山発信しています。
 この記事のタイトルは,国語科の教員が丑年に因んで3年生への“プレゼント”として廊下に置いた,高村 光太郎の詩「牛」から引用しました。他にこんなフレーズもあります。

… 牛は為(し)たくなつて為た事に後悔をしない
  牛の為た事は牛の自信を強くする
  それでもやつぱり牛はのろのろと歩く
  何処までも歩く
  自然を信じ切つて
  自然に身を任して …

 まずは共通テストまであと4日。今年度の厳しい状況の中でもいろいろの工夫を凝らして授業や行事を朋と愉しみ,慌てず騒がず,自分の学びを一生懸命積み重ねてきた20期生の生徒たち。その全てを自信として,前を向いて着実に歩みを進めてほしいと願っています。

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堀川同窓会奨学金授与式

 毎年,卒業する3年生の生徒に対し,堀川同窓会から奨学金を給付していただいています。昨日,令和2年度の授与式を行い,同窓会長の山口富藏様の代理として校長が奨学生6名の生徒一人ずつに奨学金を授与しました。その後,それぞれの生徒が自分の将来の“夢”について話をするなど,校長との談話の時間を持ちました。
 この奨学金給付の応募条件には,「堀川での学びを礎に,堀川の卒業生として探究的に学び続ける意志を持つ者」という文言が含まれています。同窓生みなさまの期待を身に受けて,残された堀川高校生としての時間も,3月の卒業後も,真摯に学びを続け,社会を支える一人の大人として成長し続けてほしいと願っています。
 堀川同窓会のみなさまの,後輩を思って下さるご厚意に,心より感謝申し上げます。


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令和3年 新しい年を始めました

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 3年生は今日と明日の2日間で,10日後に迫った大学入学共通テストのシミュレーションの模試を受けています。本番に近い形の時間割の中で,自分の力を十分に発揮する練習の機会です。これまでの頑張り,特に12月からの特別時間割と冬の集中講座,お正月休み中の努力,が形になって顕れてきていることでしょう。
 1,2年生は通常時間割での新年のスタートです。久しぶりの友達との再会に,話が弾んでいるようでした。BIG BOXに活気が戻ってきた1日でした。
 寒さも本番。そんな季節に,正面玄関の桜は,とてもちいさく固いつぼみで春を待っています。「一番寒さの厳しい時期に,桜の幹から布を染め出すと,匂い立つようなピンク色になる。桜の木は,春に見せる花びらの美しい色を,厳しい季節の中で,全身に蓄えていく…」という意味の話を,ある染色家がエッセイに書いています。生徒たちも,教職員も,年度の終盤となるこの時期,次のステージに向けて,しっかりと蓄えつつ前進する時間にしたいと思います。

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21期生の取組

 2年生(21期生)の冬の活動を紹介します。12月23日・24日の午後,クラスを越えて学年全体で取組を行いました。

 23日は,教員企画!担任団の教員がそれぞれ講座を企画し,2年生の生徒全員が自分の希望する講座に参加しました。龍谷ミュージアム見学や宇治での源氏物語フィールドワーク,海外留学トークイベントや医学科ガイダンス,映画「シンプル・シモン」鑑賞やバレーボールの力学講座などで,いつもと違う午後の学びの時間を過ごしました。
 また,大学入試改革講座には,当日学校訪問に文化庁からお越しいただいた方にも参加いただき,生徒との間で白熱した質疑応答が行われました。終了後,他の講座の2年生と1年生の希望者が集まり,さらに深くお話を伺うこともできました。

 24日は,生徒それぞれが自分の興味に関わる取組に参加した経験を持ち寄り,その感想や考えたことをグループで交流しました。
他の生徒が参加した取組について知るとともに,自分の考えを他者にアウトプットすることで,自分を改めて見つめる機会となりました。

「いつもの仲間」を越えて混ざりあう中で,インプットとアウトプットを繰り返しながら,考えを深めていく,そんな冬を過ごしています。

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22期生の取組

 23日午後,京都大学総合博物館准教授 塩瀬 隆之先生にご講演いただきました。前日の事前学習では,講演係のリードで,「自分が思うリーダー像」を言語化する取組をおこない,「ルールを創れるリーダーにもたらす探究的学びの意義」というタイトルのご講演に臨みました。
 当日,講演会係が先生をお出迎えして打ち合わせをする際に,先生が多くのご講演や面会でお忙しい中で,「どうして今日堀川高校の講演をお引き受けくださったのですか」という直球の質問をする生徒がいました。先生は即座に「若い人は希望。若い人たちのお手伝いができる機会は,できる限りお引き受けする」とおっしゃり,生徒たちの背筋が伸びました。
 先生は生徒に考える時間を作ってくださりながら,問い,対話,経験,基礎,ものの見方,想像など,探究的学びのキーワードについて具体的に深くお話くださいました。先生のそれぞれのエピソードを関連付けて,テーマについて自分なりの考えを持ち,それを朋と話し合う機会を持ってほしいと思います。
 24日午後は,STEP交流会。探究基礎委員が全体を動かしました。クラスもゼミも異なるメンバーのグループで,自分のゼミの取組や学びを報告する会となりました。前日の講演会で塩瀬先生が「1つを選んで勉強すればするほど,視野が狭くなる」というお言葉の真意をくみ取って,また対話の大切さも意識して,自分が語ることも他者の報告を聞くことも,とても意欲的に取り組めているように見えました。

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堀川ウインターファンタジー

 生徒会執行部装飾部が,現在行われている芸術祭を盛り上げるとともに,日暮れの早い今,ましてコロナ禍で暗くなりがちな心を明るくしようということで「堀川ウインターファンタジー」という企画を立ち上げました。玄関前の木をイルミネーションライトで装飾し,正面玄関には,扉ががガラスであることを活かして,自分たちでデザイン・製作したステンドグラスの装飾を施しました。
 昨日12月23日夕刻には,生徒・教職員が見守る中,イルミネーションライトの点灯式を行い,本日24日にはステンドグラスの装飾が全て完成しました。点灯式の中で,装飾部長から「この企画ができたのは,一緒に創ってくれた装飾部員や生徒のみなさん,教職員の方々の応援のおかげです。」と支えてくれた方々に感謝の気持ちが伝えられました。
 下校していく生徒たちから「きれい」や「すごい」などの言葉が口々に聞こえてきました。
 これから年明けしばらくの間,堀川ウインターファンタジーをお楽しみください。

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2020冬 芸術祭

 21日(月)から始まった,芸術祭。昼休みや放課後の短い時間でのプログラムのため,朝始業前から準備を念入りに行い,充実した発表を行っています。
 コロナ対策として,講堂に入る観客は,入場時に自分の使う席の記録を行います。座席のないアリーナでも,密の回避や観客の場所の掌握のため,一定の距離を保った目印(写真左 緑色のテープ)を貼った位置に観客を誘導し,そこに記された番号を記録するなどの工夫を行っています。
 年末のBIG BOXに心潤う時間をもたらしてくれる,芸術祭。明日が最終日。軽音楽部と吹奏楽部が締めくくってくれます。

写真 左:アリーナにて軽音楽部準備“バミリ“
   中:講堂にて演劇部公演
   右:アリーナにて邦楽部演奏

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奮闘しています。

 今日から3年生は7時間の特別集中授業が始まりました。1,2年生は4時間の授業のあと,日替わりでさまざまな活動に取り組みます。
 今日の1年生午後は“学習の日”。いくつかの教科で補習が設定され,ここまでの学びの取りこぼしがないよう,必要に応じて受講しました。図書館やラーニングコモンズで自学に励む姿もたくさん見られました。
 また教員たちは「22期生学習状況連絡会」を持って,2年生に向かっていく今,集団としていかに生徒たちの学力や学びに向かう姿勢を向上させていくか,探究基礎STEPの担当者も参加して指導の方向性を確認しました。
 2年生午後は球技大会1日目。クラスの枠を越えて学年としての力を高めるという目的で,全部のクラスのクラス活動委員が動いて担任団に企画書を提出,やりとりをしました。運営は体育部員や男女バレーボール部員と協働して,今日の日を迎えました。感染予防のために,マスクを着用,応援はキャットウォークというようなルール作りも,生徒主体で行いました。
 また,今日から25日(金)までの昼休みと放課後は,「芸術祭」と銘打ち,軽音楽部・吹奏楽部・邦楽部・演劇部が発表を行っています。今日は演劇部が昼休みに講堂で20分の公演。夏の大会で他校から刺激を得て、1年生がオリジナルで書いた脚本を上演しました。
 どの活動も,密を避ける工夫や座席使用者の確認などを生徒たちも自ら案を出し合って,できる限りのコロナ対策を工夫して行いながら,自分たちのやりたいことを実現しようと奮闘しています。明日からの活動も,引き続きお知らせをしていきます。 
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12月18日(金)冬晴れ

 本日は午前中授業。4時間目のLHRでは,各学年の取組の前に,現在の新型コロナウイルス感染拡大の厳しい状況に対応すべき事項を,各HRで改めて確認しました。学校医の先生のお話でも,ともかくもマスクの着用と換気が重要とのこと。マスクを外さざるを得ない昼食時に,向かい合わない,しゃべらないの再徹底を行いました。

 今年度は来週1週間,1,2年生は午前中授業・午後学年の活動を行います。各学年が入念な準備をしている午後の活動については,日々様子をお伝えしたいと考えています。3年生は特別集中授業。受験票が届き,試験会場も決まった1月16日(土)・17日(日)の共通テストとその後の個別試験に向けて,来週の5日間のために特別に組まれた講座を活用して,気分も新たに全力集中していきます。

 今日の午後は教職員の健康診断。教職員にとっても自身の健康チェックはとても大切。衛生管理者の教員が業者と調整を行い,毎年この時期に診断日を設定しています。業者の方々はコロナ対策の器具の消毒などを行ってくださりながら,待ち時間を少なくするよう,手際良く進めてくださいました。

 年末年始の休業期間まで残すところあと1週間。寒さに負けず,健康に留意して充実した時間にしてくれることを願っています。

写真 左:LHR時,21日・22日の2年生球技大会に向けての練習風景
   右:午後,教職員健康診断の様子

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行事予定
1/14 スクールカウンセラー来校
1/15 3年:1・2限の授業・激励会・LHR
1/16 大学入学共通テスト
1/17 大学入学共通テスト
1/18 3年:進路ガイダンス・自己採点会・面談など
京都市立堀川高等学校
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