最新更新日:2024/08/22 | |
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21期生の取組
2年生(21期生)の冬の活動を紹介します。12月23日・24日の午後,クラスを越えて学年全体で取組を行いました。
23日は,教員企画!担任団の教員がそれぞれ講座を企画し,2年生の生徒全員が自分の希望する講座に参加しました。龍谷ミュージアム見学や宇治での源氏物語フィールドワーク,海外留学トークイベントや医学科ガイダンス,映画「シンプル・シモン」鑑賞やバレーボールの力学講座などで,いつもと違う午後の学びの時間を過ごしました。 また,大学入試改革講座には,当日学校訪問に文化庁からお越しいただいた方にも参加いただき,生徒との間で白熱した質疑応答が行われました。終了後,他の講座の2年生と1年生の希望者が集まり,さらに深くお話を伺うこともできました。 24日は,生徒それぞれが自分の興味に関わる取組に参加した経験を持ち寄り,その感想や考えたことをグループで交流しました。 他の生徒が参加した取組について知るとともに,自分の考えを他者にアウトプットすることで,自分を改めて見つめる機会となりました。 「いつもの仲間」を越えて混ざりあう中で,インプットとアウトプットを繰り返しながら,考えを深めていく,そんな冬を過ごしています。 22期生の取組
23日午後,京都大学総合博物館准教授 塩瀬 隆之先生にご講演いただきました。前日の事前学習では,講演係のリードで,「自分が思うリーダー像」を言語化する取組をおこない,「ルールを創れるリーダーにもたらす探究的学びの意義」というタイトルのご講演に臨みました。
当日,講演会係が先生をお出迎えして打ち合わせをする際に,先生が多くのご講演や面会でお忙しい中で,「どうして今日堀川高校の講演をお引き受けくださったのですか」という直球の質問をする生徒がいました。先生は即座に「若い人は希望。若い人たちのお手伝いができる機会は,できる限りお引き受けする」とおっしゃり,生徒たちの背筋が伸びました。 先生は生徒に考える時間を作ってくださりながら,問い,対話,経験,基礎,ものの見方,想像など,探究的学びのキーワードについて具体的に深くお話くださいました。先生のそれぞれのエピソードを関連付けて,テーマについて自分なりの考えを持ち,それを朋と話し合う機会を持ってほしいと思います。 24日午後は,STEP交流会。探究基礎委員が全体を動かしました。クラスもゼミも異なるメンバーのグループで,自分のゼミの取組や学びを報告する会となりました。前日の講演会で塩瀬先生が「1つを選んで勉強すればするほど,視野が狭くなる」というお言葉の真意をくみ取って,また対話の大切さも意識して,自分が語ることも他者の報告を聞くことも,とても意欲的に取り組めているように見えました。 堀川ウインターファンタジー
生徒会執行部装飾部が,現在行われている芸術祭を盛り上げるとともに,日暮れの早い今,ましてコロナ禍で暗くなりがちな心を明るくしようということで「堀川ウインターファンタジー」という企画を立ち上げました。玄関前の木をイルミネーションライトで装飾し,正面玄関には,扉ががガラスであることを活かして,自分たちでデザイン・製作したステンドグラスの装飾を施しました。
昨日12月23日夕刻には,生徒・教職員が見守る中,イルミネーションライトの点灯式を行い,本日24日にはステンドグラスの装飾が全て完成しました。点灯式の中で,装飾部長から「この企画ができたのは,一緒に創ってくれた装飾部員や生徒のみなさん,教職員の方々の応援のおかげです。」と支えてくれた方々に感謝の気持ちが伝えられました。 下校していく生徒たちから「きれい」や「すごい」などの言葉が口々に聞こえてきました。 これから年明けしばらくの間,堀川ウインターファンタジーをお楽しみください。 2020冬 芸術祭
21日(月)から始まった,芸術祭。昼休みや放課後の短い時間でのプログラムのため,朝始業前から準備を念入りに行い,充実した発表を行っています。
コロナ対策として,講堂に入る観客は,入場時に自分の使う席の記録を行います。座席のないアリーナでも,密の回避や観客の場所の掌握のため,一定の距離を保った目印(写真左 緑色のテープ)を貼った位置に観客を誘導し,そこに記された番号を記録するなどの工夫を行っています。 年末のBIG BOXに心潤う時間をもたらしてくれる,芸術祭。明日が最終日。軽音楽部と吹奏楽部が締めくくってくれます。 写真 左:アリーナにて軽音楽部準備“バミリ“ 中:講堂にて演劇部公演 右:アリーナにて邦楽部演奏 奮闘しています。
今日から3年生は7時間の特別集中授業が始まりました。1,2年生は4時間の授業のあと,日替わりでさまざまな活動に取り組みます。
今日の1年生午後は“学習の日”。いくつかの教科で補習が設定され,ここまでの学びの取りこぼしがないよう,必要に応じて受講しました。図書館やラーニングコモンズで自学に励む姿もたくさん見られました。 また教員たちは「22期生学習状況連絡会」を持って,2年生に向かっていく今,集団としていかに生徒たちの学力や学びに向かう姿勢を向上させていくか,探究基礎STEPの担当者も参加して指導の方向性を確認しました。 2年生午後は球技大会1日目。クラスの枠を越えて学年としての力を高めるという目的で,全部のクラスのクラス活動委員が動いて担任団に企画書を提出,やりとりをしました。運営は体育部員や男女バレーボール部員と協働して,今日の日を迎えました。感染予防のために,マスクを着用,応援はキャットウォークというようなルール作りも,生徒主体で行いました。 また,今日から25日(金)までの昼休みと放課後は,「芸術祭」と銘打ち,軽音楽部・吹奏楽部・邦楽部・演劇部が発表を行っています。今日は演劇部が昼休みに講堂で20分の公演。夏の大会で他校から刺激を得て、1年生がオリジナルで書いた脚本を上演しました。 どの活動も,密を避ける工夫や座席使用者の確認などを生徒たちも自ら案を出し合って,できる限りのコロナ対策を工夫して行いながら,自分たちのやりたいことを実現しようと奮闘しています。明日からの活動も,引き続きお知らせをしていきます。 12月18日(金)冬晴れ
本日は午前中授業。4時間目のLHRでは,各学年の取組の前に,現在の新型コロナウイルス感染拡大の厳しい状況に対応すべき事項を,各HRで改めて確認しました。学校医の先生のお話でも,ともかくもマスクの着用と換気が重要とのこと。マスクを外さざるを得ない昼食時に,向かい合わない,しゃべらないの再徹底を行いました。
今年度は来週1週間,1,2年生は午前中授業・午後学年の活動を行います。各学年が入念な準備をしている午後の活動については,日々様子をお伝えしたいと考えています。3年生は特別集中授業。受験票が届き,試験会場も決まった1月16日(土)・17日(日)の共通テストとその後の個別試験に向けて,来週の5日間のために特別に組まれた講座を活用して,気分も新たに全力集中していきます。 今日の午後は教職員の健康診断。教職員にとっても自身の健康チェックはとても大切。衛生管理者の教員が業者と調整を行い,毎年この時期に診断日を設定しています。業者の方々はコロナ対策の器具の消毒などを行ってくださりながら,待ち時間を少なくするよう,手際良く進めてくださいました。 年末年始の休業期間まで残すところあと1週間。寒さに負けず,健康に留意して充実した時間にしてくれることを願っています。 写真 左:LHR時,21日・22日の2年生球技大会に向けての練習風景 右:午後,教職員健康診断の様子 雪の青森から
本日午前,弘前大学教育学部から,3名の先生方が主に探究基礎の調査研究のため,学校訪問にお越しくださいました。初めに研究部長から探究基礎についての説明を行い,そのあとSTEPの各ゼミの授業見学にご案内しました。
全国的に探究的な授業を見学していらっしゃる先生から,堀川の探究基礎はSTEPでしっかりインプットする時間を設けていることや,「探究ノート」を生徒と教員が毎週やりとりすることが質の高いポートフォリオになっていることなどに良い評価をいただきました。 3名の先生のうちの1名,学校教育講座 教育行政学研究室の桐村 豪文先生は,10年ほど前の大学院生の時に,堀川で国際文化ゼミのTA(ティーチングアシスタント)を務めて下さった方。ひさびさの“里帰り”をしていただくことができ,そのころの探究基礎の内容や仕掛と今の様子を比べてくださり,進化を見て取ってくださったことは,たいへん有難いことでした。 弘前大学の先生方,コロナ関係でさまざまなお気遣いをいただきながらの遠い京都へのお運び,本当にありがとうございました。 放課後も,先輩・後輩
本日放課後,「京都大学母校応援大使事業」を活用させていただき,「卒業生に学ぶ オンライン座談会」を実施しました。2年生22名と1年生3名の希望生徒が参加しました。卒業生は京都大学教育学部,文学部,医学部人間健康学科で学ぶ3名の先輩たち。生徒たちはそれぞれの先輩とzoomで繋がることのできる3教室分かれて,先輩からたくさんの刺激をもらう時間を過ごしました。
どの教室も,事前に先輩に届けていた質問に加えて,苦手教科の学習の仕方,2年生の時の部活も含んだ1日の時間の使い方,3年生の文化祭の気持ちの持ち方,進路を選んだ決め手,など,途切れることなく質問が出ていました。先輩たちは,自分たちの高校生活を振り返りながら,また後輩たちに寄り添いながら励ましの言葉で答えてくれました。 ある教室で会の最後にお礼の言葉を述べた男子生徒は「先輩の堀川での生活の具体的な話を聞かせてもらって,とても参考になった。先輩がLHRでクリエイティブな活動をなさった話を聞いて,そういうことを勉強にも活かせるんだと思えた。」と,これからの抱負を語りました。 教員にとって卒業生たちの話を聞けることは,彼らの成長を喜ぶだけでなく,今の生徒たちと向き合っていくためのヒントをもらえる貴重な機会でもあります。3名の卒業生のみなさん,今日は本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。 先輩・後輩
明日の放課後,アトリウムにて「赤本市」が行われます。
例年の「赤本市」は,大学入試を終えた卒業生が,自分の使っていた赤本や参考書を次の3年生の進路実現に役立ててほしいと,学校に持寄り,次年度6月ごろの放課後,卒業生の有志が,その年度の3年生たちに譲るためのイベントを行ってくれていました。毎年,ゲーム性を持たせたり,大学生活の紹介をして受験へのモチベーションを上げたり,工夫した会が催されていました。今年度はイベントが実施できない状況でしたが,多くの19期生が20期生の後輩たちに役立ててほしいと,自分と苦楽を共にした赤本や参考書を,学校に持って来てくれていました。 今年度は例年のように先輩から直接譲り受ける,という形はとれませんが,明日は3年生担任団が「赤本市2020版」を行う予定です。 昨日の昼休みには,12日(土)のグローバルフェスタの振返りを,2年生がリードして行っていました。お互いの反省や1年生スタッフの活動への評価を行い,来年度につながる申し送りをしてくれていました。2年生は,その日の会で出た意見を,後になって見る時にもわかりやすいように,どこにどのように記録・保存しておくか,細やかに指示していました。 堀川の先輩から後輩へ,堀川魂とも言える思いや知恵が,いろいろの場で伝えられていきます。 写真 左:明日に向けて下見中 右:グローバルフェスタ振返り中 12/12(土) 第3回探究道場「DAMプロジェクト」
今回のテーマは「砂防ダム」。流路(「堀川」とネーミングしました!)に水を流す大掛りな実験状況を用意しました。材料の制約など, 与えられたさまざまな条件の下で工夫を凝らし,大小の石や砂,泥につま楊枝などを加えた土砂を手作りの堰でくい止める活動です。
試行実験の後,さらに改良を加え,その上でより大型の流路にも挑戦する,探究の道筋をたどる取組でした。なかなかの難題でしたが,道場スタッフの生徒たちの見守りの中で,参加した中学生が積極的に手と頭を動かし,熱心に取り組んでくれました。参加してくださった中学生のみなさん,ありがとうございました。 今回はテーマの設定も堀川高校の道場スタッフたちが行いました。生徒たちはテーマの設定から前後の1か月の準備期間,前日の準備,流路の解体・後片付けまで,獅子奮迅の活躍でした。 今回も保護者の皆さまの参観をご遠慮いただくなど,感染予防に配慮した形での実施といたしました。ご理解とご協力をいただき,本当にありがとうございました。 |
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