最新更新日:2024/09/27 | |
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球技大会まで、あと7日!
球技大会に向けて、生徒たちが朝練習をしています。
写真は今日の朝、7時45分ごろの様子です。たくさんの生徒たちの声が雨上がりのグラウンドに響き渡っていました。 球技大会当日(6月19日)まで、毎朝この光景が見られます。 2年生「薬物乱用防止教室」
6月1日(金)LHRの時間に、本校の学校薬剤師である中嶋佳代子先生を講師にお迎えして、「薬剤師による薬物乱用教室 ~正しい判断力を身につけよう~」という演題で講演をしていただきました。
最初に、薬剤師の仕事内容や国家試験の合格率の数字を挙げながら、薬剤師という資格を取得することで卒業後は色々な進路が広がることを沢山の例を交えてお話し頂きました。 次に「役に立たない薬」として「薬物乱用」の話をしていただきました。「アッパー系」・「ダウナー系」・「サイケデリック系」の3つの分類から、薬物の種類、俗称や有害性、依存・乱用の恐ろしさ、誘惑のきっかけなどを具体的に説明していただきました。スポーツにおけるドーピング検査も今は検査の精度が上がり、10年くらい前の使用もさかのぼって検査できるようになったことから、スポーツファーマシストとして「うっかりドーピング」の防止にもご尽力されている事例をご紹介いただきました。 最後に「役に立つ薬」として、薬を服用することの意味や服用方法、痛み止めなどの使用についても正しい知識が必要になるという点について教えていただきました。 今回の講演を通して、自分の身や心を守るためには「薬」に関する情報発信源をきちんと確認して正確な知識を得ること、また薬物の誘惑には決して負けずに危険を察知して自ら判断する力を常に身につけることの大切さを学ぶことができました。 中嶋先生にはお忙しい中ご講演を賜り、誠に有り難うございました。 恒例の赤本市
5月31日(木)放課後、17期生による「赤本市」が行われました。
先輩たちが使った赤本や参考書を次の学年の生徒たちが譲り受け,もう一度活用させてもらいます。今回もたくさんの18期生たちが目当ての参考書を求めてたくさん集まりました。 卒業した先輩たちの努力の跡を感じながら、目標とする進路の実現に向けて奮闘してくれることを期待しています。 赤本市を開催してくれた先輩のみなさん,本当にありがとうございました! 写真上:事前に目当ての本をチェック 写真中:整列した18期生の生徒たち 写真下:スタートじゃんけん 自立する18歳の日
本校では、年間10回程度、「自立する18歳の日」を設定しています。
これは、学校活動から一時的に離れ、「ひとり」になってあらゆる活動を振り返り、自分で目標を設定することを通して、社会での貢献や地域・家庭での役割を果たしたり、教養の獲得に向けて自主的に取り組んだりすることに目を向ける日と位置づけて実施しているものです。 今年度は、5月14日(月)が1回目の「自立する18歳の日」でした。この日は、校内での自主活動や部活動など、あらゆる学校活動を17時までに終えて、すべての生徒が下校していきました。 学校活動から一時的に離れ、「ひとり」になってあらゆる活動を振り返り、自分で目標を設定することを通して、社会での貢献や地域・家庭での役割を果たしたり、教養の獲得に向けて自主的に取り組んだりすることに目を向ける日となることを期待しています。 また、教職員もこの日を自己の研鑽に努める機会として有効に活用していきたいと思います。 ※今年度の「自立する18歳の日」は以下の9回を予定しています。 (確定した日程は月ごとの行事予定でお知らせします) 5/14(月) 、6/11(月) 、7/ 5(木) 、 7/25(水) 、10/19(金) 11/15(木) 、12/18(火) 、1/23(水) 、 2/1(金) 救急救命実習
毎年、新入生を対象体育の授業において、「心肺蘇生法」の実習を行っています。
今年度も5月7日〜10日の間で、中京消防署にご協力を頂き、署員の方のご指導の下,実習を行いました。 このような訓練の経験が,万が一の際の的確な行動につながります。特に近年は、災害や事故などを想定した安全教育の重要性が増しています。自分の命を守る行動を意識することはもちろんですが、人の命を救えることができる知識・技能も身につけてほしいと考えています。 本校の生徒にとって、貴重で有意義な時間になっていると思います。 Catch The Rainbow
(入学式式辞概要)
二十期生諸君、保護者の皆様、そして堀川高校教職員ともども「三つの約束」をしたいと思います。 三つの約束、その第一は、「学校は学びの場である。」ということです。人は、足りないものがあるから、不十分だから、学びます。失礼ながら、皆さんはまだまだ不十分です。自分はまだ足りないということを自覚して、学ぶ者としての謙虚さを持ちなさい。私たちは君たちの現状を受け取りはしますが、そのままを肯定はしません。なぜならば、私たちは、あなたたちの可能性を肯定するからです。可能性を肯定して、あなたたちに、学ぶための多様な機会を提供します。 第二は、「学校は小さな社会である。」ということです。集団の中で自己をみつめ、他者を理解する場。当然ルールがあるし、マナーも必要です。 堀川高校をよりよい社会にするための責任と役割をみんなが共有しています。あなたたちは場と状況を把握し、意識した行動をとるように努めなさい。私たちは、大きな子どもではなく、小さな大人として、君たちに対応します。 第三は、「学校は楽しいところである。」ということです。本当に楽しいというのはどういうものかを考えてほしい。楽しさは待っていて与えられるものではありません。行動することによって創るものなのです。本物の楽しさを得るために、自ら参画し、参加する姿勢を持ちなさい。私たちは、あなたたちの個性を尊重して、見張ることはせずに、見守ります。 今、皆さんと三つの約束をいたしました。学校は「学びの場」であり「小さな社会」であり「楽しいところ」でなければならないと考えています。このことを踏まえながら、確認しておきたいことは、堀川高等学校という学校は、これまでの歴史の中には、確かに存在はしているけれども、君たちにとっての堀川高等学校はまだ何もないということです。あなたたちが動かない限り、あなたたちが創らないかぎり、ここには空っぽの空間と、単に流れ去る時間があるだけだということを認識してください。 創るということは創り続けるということです。始めるということはやり続けるということなのです。空っぽの空間をいっぱいにして、そしてあなたたちの時間を流すのです。それは「できるか、できないか」ではなく、「するか、しないか」ということです。 小さな社会である学校を本当に楽しいものにするためには、自分がどうすればよいのかを考えてください。 そして、三つともに共通し、大切にしなければならないことは、「ことばを大切にして、ことばの通じる世界をつくっていく」ということです。そこには人と人の出会いや対話が無数に存在してきます。ことばを通して他者と出会い、対話することで三つの約束を深めていきます。出会いや対話というものは、待つものではなく、自主的、主体的に自分から投げかけることが重要となります。出会いや対話は、好きな者同士の間だけでのものばかりではありません。 そして、みなさんは「小さな大人」に成長しなくてはなりません。堀川高校でのすべての活動を通して成長します。そこでは人と人が出会い、お互いの個性を受け入れ、さらに尊重し、対話をかわし、高みをめざします。自分が経験したことのないことや個性に満ち溢れた人たちと出会うことに喜びを感じるように成長してほしいと思います。自分とは異なる世界観を持つ人との出会いやその世界を受け入れて経験することが小さな大人へ成長するための最高のエッセンスなのです。ただし、すべてをすんなりと受け入れることは困難な時もあります。なかなか理解しあえない場面も多々あるでしょう。分かり合えないつらさも経験するでしょう。しかし、お互いに自分から受け入れて尊重しようと一歩ずつ前に進み、お互いに高みを目指そうとすること、それが大切なのです。分かり合えないこともあるから、わかろうとする行動が生まれ、それが成長を促します。その違いの背景は、人それぞれ、または国それぞれです。 たとえば、空にかかる色とりどりの美しい虹。虹は七色と私たちは認識しています。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色ですね。これは世界共通の認識でしょうか。世界規模でいうと、アメリカでは虹は六色、ドイツでは五色、アフリカでは八色、南アジアのある地域では二色という認識で、国の違いや同じ国でも地域や時代によって色のとらえ方は様々なのです。大切なのは、ここには正解や不正解というものがないということです。それぞれの受け取り方の違いや文化的背景、たとえば色を表す言葉の存在があるかないかなどで、虹の色の認識も違ってきます。自分や自分たちとは違うとらえ方をしている考え方を否定、排除するのではなく、それぞれの考え方やとらえ方を理解し、受け入れ、尊重することが大切ではないでしょうか。三つの約束を果たすべく、二十期生の皆さんにはそのような考え方や行動をとれる「小さな大人」に成長してほしいと願っています。 そのような思いをこめて、二十期生のみなさんを「虹」と名づけます。分かり合えないからこそ、分かり合おうとする態度と力を、ことばを大切にした対話を通して、育ててほしいと願ってやみません。自分から他者へのかけ橋、自分から未知の世界へのかけ橋、自分から夢へのかけ橋、様々なかけ橋を大空にかけていくというチャレンジをしていきながら、自分色のかけ橋を創ってください。隣の人のかけ橋も受け入れていきましょう。そうすることは、自分の色を他者の色と織りなすこととなり、さらなる自分色の虹のかけ橋が深まっていくことにつながります。 虹の二十期生のみなさん、自分の色を他者と織りなし、さらなる堀川高校の歴史を織りなそうではありませんか。一緒に虹を、夢をつかもう。 平成30年4月9日 学校長 谷内 秀一 写真上:会場全景 写真中:新入生代表宣誓 写真下:教職員紹介 かけ橋
春到来!心地よい四季の味わい。
四季の境界線は可視化されているわけではなく、それは、心、体で感じ、思いをはせるところで成立している。しかし、それはすべてヒトの引いた境界線であって、しかも、可視化という概念自体、ヒト主体の概念となっている。それでも四季は美しいし、私たちの心を魅了する。 美しいと思う対象物は、ことばを使って名前が付けられ、そこにヒトが介在すれば、それは認識可能となりやすい。ことばとヒトの介在と存在は、それだけ我々の世界おいては重要なものとなる。 いろんな人と出会うこと、いろんなことにチャレンジすること、いろんな世界に入っていくこと、すべてそれはコミュニケーションである。それら思いの橋渡しは、すべて自己が行うことになる。橋渡しは自己の開かれた世界への挑戦。つながること、それは自己認識の窓口である。挑戦しつつ、自己認識を深めていく。深められる色はヒトそれぞれ。同じものは一つもない。自己認識すること、できることの根本は、他への橋渡しではないか。 他とつながるための「かけ橋」は、自分自身で設定、策定していくもの。であるならば、この世界で生きていく力は、主体的に橋渡しのできる力ともいえる。 よりよい社会を築いていくうえでは、ヒトとヒトの間に「ことば」をもってかけ橋を介在させることが重要となり、そこからお互いの認識と共有、協同が始まる。 Blackmore and Dio 曰く、 「We believed we'd catch the rainbow. Ride the wind to the sun. Sail away on ships of wonder.」 学校長 谷内 秀一 |
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