最新更新日:2024/05/31 | |
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15期生海外研修結団式(3.8)
いよいよ明日、オーストラリアコースが出発します。さらに明後日はマレーシア・アメリカ・ヨーロッパの各コースも出発です。
出発を目前にした本日10:00、講堂で結団式を行いました。ご出席いただいた京都市教育委員会・中学校の先生方から心のこもった激励をいただき、さらに、保護者の方にもたくさんご参加いただきました。 海外研修に出発する15期生と激励に来てくださった方々を前に、各コースの海外研修委員と海外研修委員長が研修に臨む決意を表明しました。(写真上) 中学校の先生方から届けていただいたメッセージは、団長(副校長)から結団式の中でご紹介するとともに、講堂前に貼り出されています。(写真下) 明日以降、HPで各コースの動向や現地からの報告などを随時ご紹介していく予定です。 コミュニティーカレッジ「文学歳時記」(3.1)今回の演題は、「夢の浮橋まで」。卒業式の憂いの残る校内で、「人笑へ*1」を懼れる心情を軸として揺れ動く、浮舟という女性の数奇な運命を、岸本先生の趣のある声で語っていただきました。 *1 世のもの笑いの種になること。 写真上:華やかな着物姿の岸本先生 写真下:生徒によるお礼の言葉と花束贈呈 「千年以上昔の平安時代の出来事でありながら、その心にはどこか現代と通じるところがあり、親しみすら感じられる」と生徒がお礼の言葉の中で述べましたが、世間の目を気にする風潮は、今なお私たちの精神にも留まり、日々の行動を制約し続けているかに思います。しかし、それは一方で消極的な結果を生むものの、一方では日本社会の規律を保つ大切な柱となっているのではないでしょうか。 グローバル化の時代、様々な局面に対する消極的な姿勢を指摘されがちな日本人にとって、「人笑へ」を懼れる心をどうコントロールするかは、生きる上での大きなカギになっているように思えます。そして、運命に翻弄されながらも自分の人生を自分のものとしようとして死を選ぶも、蘇生した浮舟の生き方は、現代に生きる私たちにヒントを与えてくれているように思うのです。 岸本先生は、『源氏物語』の謎めいた最後を「人生も世の中もすべてははかない夢だ」という紫式部のメッセージ、と解釈されました。 どうせ儚い夢の人生なら、その中で精いっぱい自分らしく生きたい、古代の魂を心の錘としつつも「人笑へ」なんてなんのその、そんな割り切った新しい精神で闊歩したいものです。 岸本先生、本日は本当にありがとうございました。(担当教員) 第66回卒業式(2.28)
「鋼」の13期生248名が元気に卒業式を迎えました。「鋼」の字,つくりの岡には堅く強いという意味があるそうです。また,化学的特性から「鋼」はねばり強さを持っています。そんな「鋼」の意味と,未来に向かう13期生への思いを重ね合わせて,13期生を激励する学校長直筆メッセージの旗には,かたい意志,ねばり強さという言葉が添えられています。(写真下)
新しいステージでの13期生の活躍を祈っています。 雪と
2月14日、京都市内にたくさんの雪が降りました。堀川高校のグラウンドにも積り、休み時間に生徒たちがやってきて、雪合戦をはじめました。グラウンド内は、楽しそうな声が飛び交い、笑顔でいっぱいになりました。
翌日の朝、生徒たちの作品が、溶けずに残っていました。 写真上:雪合戦の様子 写真中:作品A 写真下:作品BとC 宇宙ユニットのイベントに参加しました
2月1日(土)、2日(日)の二日間、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来」(京都大学宇宙総合学研ユニット)が開催されました。
このシンポジウムは中高生および大学生、一般の方を対象としたものです。1日目の講演に、中山浩先生と2年生の井上功一朗くんが発表しました。井上くんは講演後のパネルディスカッションのパネリストとしても登壇しました。 中山先生は「高等学校における天文教育の現場から」という演題で講演し、続いて井上くんが「活動銀河核(ブラックホール)の観測と、それを通して見つめた未来」という演題で発表しました。研究者や大学関係者の講演の中でも、高校生の井上くんは堂々とした発表を行い、高い評価をいただきました。 井上くん自身、このシンポジウムがよい刺激になったようで、今後も引き続き、さまざまなことに興味、関心を持って自ら学び、知のフロンティアに切り込んでいってほしいと思います。 写真上:中山先生の講演 写真中:井上くんの発表 写真下:パネルディスカッションに参加する井上くん(一番右) センター試験第2日目!
本日、1月19日(日)センター試験第2日目です。
昨日の第1日目同様に、13期生たちは、元気な顔で受験会場にやってきました。 朝から雪が降り、冷え込んでいましたが、生徒たちは落ち着いた様子で会場に入っていきました。 写真上:会場前の様子 写真中:生徒の作った雪だるま 写真下:アトリウムに飾られた「鋼」 センター試験 第1日目
本日、1月18日(土)センター試験第1日目です。
今年度のセンター受験会場は、同志社大学新町校舎です。昨日の激励会を受けて、13期生たちは、元気な顔で受験会場にやってきました。教員も会場前に大勢かけつけ、出席の確認をした上で、生徒たちを激励していました。 写真上:会場前の旗 写真中:担任と出席の確認をしている様子 写真下:生徒たちが「鋼」の旗に触ってエネルギーをもらっている様子。 13期生激励会!
1月17日(金)、3年生の激励会が行われました。
「進路が確定した生徒も、これからセンター試験を始めとする大学入試に、果敢に挑戦する生徒も、強い意志と粘り強さを持って、今後の人生を歩んでほしい。その思いを3年生ひとりひとりに伝えたい。」このような趣旨で激励会が行われました。 1、2年生から先輩の必勝を祈願した千羽鶴の贈呈、進路指導主事、統括室長からのメッセージ、そして担任団の先生方ひとりひとりからの心のこもったあたたかい応援メッセージが贈られました。最後に、3年生を象徴する「鋼」の文字が書かれた「旗」の披露と川浪校長からのメッセージがありました。堀川高校の生徒、教職員が一体となって会を盛り上げました。 13期生全員の今後ますますの活躍を心の底から祈っています。 写真上:1、2年生からの千羽鶴の贈呈の様子 写真中:3年担任団からの応援メッセージの様子 写真下:「鋼」の披露と校長からのメッセージの様子 コミュニティカレッジ講演会 12.25
「日本が作った宇宙船『こうのとり』−宇宙船を飛ばす、という仕事−」
宇宙航空研究開発機構 JAXA 前田真紀さん 講演会は,事前学習で学習したJAXAや「こうのとり」について,などの内容に触れながら始まりました。 新幹線やりんごなど私たちが知っているものと比較して説明されたので,会場で聞いているみんなはどんどん宇宙を身近に感じられていたようです。 「堀川高校から筑波宇宙センターまでは約400km。堀川高校からISS(国際宇宙ステーション)までとほぼ同じ距離である。新幹線だと3時間半で着くことができる。」会場からは「宇宙ってそんなに近いのか!」という驚きの声が聞こえていました。さらには,100km上空からが宇宙。富士山で例えると約25個分だそうです。 日本が作った「こうのとり」のすごさも,とてもわかりやすく伝えていただきました。なんとISSと「こうのとり」は,秒速7.9kmの速さで飛んでいるそうです。よく映像で見る「こうのとり」は,止まっているように見えるのですが,実はものすごい速さで地球の周りを回っていました。そんな速さで回っている2つのものを接続させるというのは,速度は劣りますが,例えてみると同じ速さで並走している新幹線の窓から,隣の新幹線の窓へりんごを手渡すようなものだそうです。 前田さんは,「チームが同じ目標に向かって一つにならないと成功できない。それをまとめるのが私の仕事。」とおっしゃっていました。そして,「私が産まれる前,そもそも宇宙ステーションなどなかった。だけどこの40年間の間でここまで開発が進んだ。皆の20年後30年後は,さらなる宇宙開発が進んでいると思います。宇宙を仕事にするということをもっと身近に感じてほしい。何事にも挑戦してほしい。」とおっしゃっていました。 30分間の座談会では,生徒たちの次から次に出てくる質問に,時には黒板に図を描きながらわかりやすく説明して下さいまいした。宇宙との通信はどのように行っているのか,その通信は妨害されないのか,宇宙エレベーターについて,ISSの発射する時間は何に合わせているのか,宇宙の環境破壊についてなど,他にもたくさんの質問がされていました。 講演会係リーダー 1年4組 後藤 崇文 僕はリーダーを経験するのは初めてで,もたつく時がありましたが,皆の支えのおかげで講演会を無事成功させることができました。講演会で前田さんが「こうのとりを飛ばすという一つの目的のために信頼しあってチームワークを築いている」とおっしゃっていたのが印象に残りました。“安全に飛ばす”のは大変なことですが,皆の力を一つに集中させることでそれを成し遂げていると感じました。これから,学校生活でもこのように皆の力を一つに集中させ,大きなことを成し遂げていけたら良いなと思いました。 (写真上)「こうのとり」の説明をされる前田さん (写真中)接続の瞬間を喜ぶ前田さんの映像 (写真下)座談会の様子 1年生人権学習
12月20日(金)に本校講堂にて、1年生の人権学習(講演会)を行いました。
テーマは、他者理解と人権ということで、他国の文化についての理解や世界から見た日本の認識を深めることにより、他者理解を積極的に進める態度を学び、自らの人権感覚を高めようというねらいのものでした。 講師に国際交流員のボナミ・アリスさん(フランス、京都府国際センター)とブライアン・リーさん(台湾系アメリカ、木津川市学研企画課)をお招きして、出身国の紹介、国際交流員になった動機や仕事の内容を紹介いただき、国際交流員から見た日本社会の人権意識の現状を体験談も含めてお話いただきました。 具体的な内容としては、日本にいる他国の人は、全て「お客様」の扱いをされたり、「日本語が理解できない」と決めつけて情報が案内されないなど、残念ながら特別視されているのが現状であるということでした。日本人同士の中でもそれぞれの考えを持ち、個性があるように、国が違えど同じ人間としてお互いに多様性・多文化を理解し認め、ともに地域社会へ参加していく、多文化共生をめざしていくことが大切だとお話いただきました。 質疑応答の時間をつくり、何人かの生徒が積極的に質問をしていました。 最後に、生徒代表3名がお礼の言葉と花束を贈呈し講演会が終了しました。 |
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