最新更新日:2024/09/24 | |
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3年生人権学習
6月17日(金)LHRにて3年生人権学習が行われました。今回は難民支援学生団体SOARを招き「いのちの持ち物けんさ」という難民問題をテーマとしたワークショップを行いました。生徒たちは事前にクラスごとにプリントを作成し,シリア難民問題,ヨーロッパでの難民受け入れや日本での難民支援など様々な角度からの情報を得たうえで当日に臨みました。
アリーナに集まった3年生はグループに分かれ,自分の持ち物を,替りのない物,替りのある物、どちらでもないものの三種類に分けて書き、これらを失くしてしまった時どう感じるかをグループ内で話し合い,喪失の疑似体験をしました。 「生きる目的を失ってしまう」や「すべてを失ってしまったのでもう一度それらを得るために努力する」などの意見が出ていました。ここで,スクリーンに,家や,母国,健康や家族など,現実に大切なものを失った人たちの映像が映し出されました。 映像を見た後,会場全体の雰囲気がそれまでの和やかなムードから一変し,さらに真剣に自分たちができることは何なのかを書き出す活動に取り組みました。現状を知る,募金をする,良い政治家を選ぶや,自分が暮らしている環境がいかに幸せかに感謝するなどの意見がありました。 さらに興味のある生徒は,昼休みに行われた座談会で,スタッフの学生たちに,活動を始めたきっかけやより詳しい活動の内容の質問をするなどして理解を深めました。 今回のワークショップでの喪失の疑似体験を通して考えたことや学んだことを,この社会をより良いものにしていくために今後生かしてくれればと思います。 |
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