最新更新日:2024/09/20 | |
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第5回探究道場「ことばの限界に挑戦!」(12.8)
12月8日(土)、第5回探究道場が行われました。今回のテーマは「国語で探究・ことばの限界に挑戦」で、中学生36人が参加しました。
「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、あれこれ説明してもらうよりも、実際に自分の目で見たほうが確かであり、分かりやすい、ということはよくあります。しかし、今回の道場では、あえて「『一聞』で一見に勝つ!」ことを目標にしました。 まず前半の活動では、いきなり中学生1人につき1枚の絵が配布され、「その絵について“できるだけ詳しい説明文”を書く」というお題が課されました。(写真上) 後半では、中学生4人+高校生スタッフ1人のグループになって、「実物を見ていない人にも、文章だけで元の題材を正確に再現してもらえる」文章を考えました。その題材は、「モノ系」「生きもの系」「図形・記号系」から選ぶことができたのですが、どれも難解で、そもそもそれが何なのか分からないものばかり。どのグループも知恵を出し合って、一生懸命考えていました。(写真中) さぁ、文章が完成したら、いよいよ発表です。前半とは異なり、文章を「目で見て読む」のではなく、「耳で聴いて」、他のグループの人たちに再現してもらわなければなりませんでした。グループによって、「比喩」を用いたり、「座標」や「数式」を利用したり……説明の仕方は、バラエティに富んでいました。(写真下) 全ての発表が終わったら、それぞれが描いた「絵」を、発表したグループに渡しました。予想以上に伝わっていなかったり、意外と伝わっていたり…。 〜参加した中学生の感想より〜 ・順序良く説明するのが大切だということに気づきました。「まず全体、それから詳細」を忘れないでいようと思います。 ・何かを見て感動したことや、一瞬「言葉では伝えられない」と思ったことを、言葉に変えてみたいです。 たとえ、「一聞」で「一見」に勝てなかったとしても、「ことば」で伝えようとすることを諦めなければ、「ことばの限界」は何度も超えられるはずですよね。 |
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