最新更新日:2024/08/22 | |
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1年生 探究基礎(前期HOP)探究の「見通し」を意識した課題設定へ(「問い」の更新を体験する)
「泉」の26期生の授業の様子を紹介します。
本校独自のプログラムで実施している「総合的な探究の時間」である「探究基礎」の授業の様子です。 先週までの授業で、本校の先生方が自身が学生の頃に実際に行った研究について「どのように課題を設定したか」「なぜ、その研究に取り組んだか」などを語ってくれました。生徒たちは、身近な先生方から語られる「研究」の実際について聞き、自身の探究活動を想像していました。 そして今週からは、いよいよ、自身の「知りたい」を実際に「探究課題」にしていく、という、非常に重要なプロセスの学びが始まりました。 クラスによっては、探究基礎委員の生徒が前に立ち、例えば「お腹が空くと、集中力がなくなるのはなぜか?」という問いについて、今からこれを探究せよと言われたら、まず何をするかイメージがつくだろうか?という疑問が投げかけられます。 「お腹が空く」ってどういう状態?「集中力がなくなる」ってどうやって計る?…などなど、定まっていないこと、追及しきれないことがある事に生徒たちは気が付き、そういったところを絞り込み、探究できる課題にするために、他者との対話や自問自答を効果的に行い、問いを更新していく体験に挑戦。 グループワークは活発に意見交換がなされ、自分がふと思いついた疑問の更新にも取り組みました。なかなかうまくいかないグループも見られましたが、自分自身の深堀りにつながる大事な手法です。しっかり学びとってほしいと思います。 |
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