最新更新日:2024/06/08 | |
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【24期生】合田哲雄様 講演会
12月25日(月)、24期生の生徒を対象に、文化庁次長の合田哲雄様にご講演をいただきました。
合田様は、新たに改訂された学習指導要領に携わられた方であり、24期生から取り組むこととなった、「歴史総合」や「公共」は、この新たなカリキュラムからスタートしたものです。 今回のご講演の演題は「生成AI時代における学びと次代を創造する力」。従来は知識中心、標準化中心の教育であったが、そのような中で生成AIのような新技術が登場し、AIに頼り切らない、自ら答えを出す人間が必要であることや、今後は生徒一人ひとりが自身の特性や関心を軸にしながら、自らの問いを探究し続けていくことの重要性をお話しいただきました。 講演の最後に代表生徒から 「同じことができることより差異や違いに価値があるけど、共生の作法も学んでいく必要があることが分かった。」 「AIの進出が目覚ましいこの時代に生きる私たちが、情報の授業を受けたり、自分の頭で考え抜いたりすることは大切だと改めて思った。」 「人間にしかできないことを身につけるために頑張っていこうと思う。」 というお礼の言葉が述べられました。 講演会の中で、合田様から堀川高校の「探究」にも言及していただいたり、代表生徒の言葉の中で日ごろの授業との関連の実感が述べられたりしました。24期生の生徒たちにとって、これまで「探究」を通じて取り組んできたことと今の時代に求められることの連関を実感しつつ、自身にとっての重要な軸を改めて意識する機会になったと思います。 講演会終了後には、希望生徒10数名と座談会の時間を取っていただき、大変お忙しい中、1時間以上の間、生徒から次々と出る質問に、ひとつひとつ丁寧にお答えをいただきました。予定終了時刻を過ぎても交流は続き、30分以上も延長していただき、生徒たちは、またとない貴重な時間を過ごすことができました。 改めまして、本当にありがとうございました。 |
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