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最新更新日:2024/06/17 |
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【25期生宿泊研修(福島・東北コース)】宮城県庁職員の方からご講演をいただきました。
本日11月10日(金)のLHRの時間、宮城県庁職員の白須肇様にご来校いただき、宿泊研修で「福島・東北コース」を選択した生徒にむけて、「東日本大震災の記憶・教訓の伝承と石巻市での研修に向けた情報提供」というテーマでご講演をいただきました。
前半では、M9.0を記録した東日本大震災において、宮城県の被害はどのようなものだったのかをお伝えいただきました。浸水面積が全体の約60%、死者数が全体の約6割を占めたという宮城県のデータから、その被害が大きく広範囲に及んだことがわかりました。 後半では、震災の記憶と教訓を伝承する取組についてお話いただきました。 「東日本大震災の経験や復旧、復興の過程、そこからの教訓を現在(いま)、そして未来に伝え続けること」 「一人一人がかけがえのない大切な命を守り、災害時に『自らの命を守る行動』が実行できる社会をつくること」 を理念に、様々な施設や団体が、震災について発信していることを学びました。 生徒たちは聴講後、 「自分は震災について、教科書やテレビなどで見ることがほとんどだった。この宿泊研修を通じて、自分の目で見て、歩いて、震災について学びたい。」 「幼い頃にテレビで見た記憶が残っている。目を背けてきた部分もあったが、この宿泊研修を通じて震災について向き合いたい。」 などの思いを話してくれました。震災や防災の観点から、自分が「福島・東北コースを選んだ意味」を再確認する機会になったようです。 本校の宿泊研修は「訪れた先で、生徒たちは何を学ぶのか」をとても大切に思っています。今後も、福島・東北コースを含め、全てのコースで常にこのことを意識しながら研修の計画を進めていきます。 ![]() ![]() |
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