最新更新日:2024/07/23 | |
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【世界史】パレスティナの人道支援を行うNGO職員の方と対話するオンライン特別授業を実施しました!
11月8日(水)に、3年生の主に世界史選択生徒を対象に、「パレスティナ問題と中東戦争」の学習範囲に関わる特別授業として、NGO団体「パレスティナ子どものキャンペーン」の海外事業チーフである中村哲也氏をゲストにお招きし、まさに現在起こっているパレスティナとイスラエル間における紛争の影響を受け、ガザ地区で避難生活をされている人々の様子や、NGO団体がどういった支援活動を行っているかなどについて、ご講演をいただきました。
講演の中で、ガザ地区で実際に避難生活をしておられる方からの音声メッセージが紹介されたのですが、戦争がおこることが人々の暮らしをどのように変えてしまうのか、死を身近に感じてしまう現状の厳しさやつらさ、困難な状況のもとで家族のためにも強く生き抜く決意などが語られました。 終始真剣に聞き入っていた生徒たち。講演後の質疑応答では、 「いま、ガザで暮らす人たちは、ハマスについてどのような思いを抱いているのですか」 「どうすれば、即時停戦が実現すると思われますか」 「いま、私たち高校生にできることはどういったことがあるでしょうか」 など、戦禍にあっている人たちについて思いをはせるとともに、この課題はどのようにすれば解決に向かうのか、その解決に向けた動きに自身はどのように関われるのか、など、興味関心や当事者意識の高まりを非常に強く感じることができる時間になりました。 この授業は、この後、イスラエルの科学高校の先生にも質問を送って回答をいただくなど、更に学びを深めていく予定です。 ご協力いただきました中村様、ありがとうございました。 |
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