最新更新日:2024/05/29 | |
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ドローン実証実験が実施されました。
12月14日、本校アトリウムで京都工芸繊大学機械工学系ロボティクス研究室による、ドローンの実証実験が行われました。この実験は、将来的には“空飛ぶ自動車”をめざす研究に必要なもので、ドローンを降下させる際、ボルテックスリングステートと呼ばれる、飛行を乱す現象の発生の条件等を検証するものだそうです。その実験に、風などの外乱がない高さを確保できる空間として、5階までが吹き抜けとなっている本校アトリウムを借用したいと依頼があり実現したものです。
午前中に同研究室の学生の方々が準備を整え、昼休みには、同研究室の助教 東先生から本校生徒に向けて実験についての講演をいただきました。アトリウムでスライドを用いて実施したため、2階以上から聞く生徒にも資料が見やすいよう、事前に資料をいただき、ネットワーク上で共有をして、廊下に資料のQRコードを掲示。生徒の手元の端末で資料を見ながら講演を聞けるようにしました。 講演後の質疑応答では、 生徒:実験結果に壁の影響が無い、ということだったが、影響がでるかどうかは、何で決まるのか、また影響が無いことをどのように確認できるのか? 東先生:壁との距離とサイズによる。また、計算結果や理論によって確認できる。 というようなやりとりもあり、見守っていた研究室の学生からも「僕らも思いつかない、いい質問!」という感想が聞けました。午後の授業開始ギリギリまで生徒は東助教を囲んで質問し、丁寧にご対応いただきました。夢に向かって研究に打ち込んでいらっしゃる研究室のみなさんの姿に、生徒たちも教職員もたくさんの刺激を頂戴しました。生徒の授業中となった午後からの実験も首尾よく進んだとのことでした。 東先生はじめ京都工芸繊維大学の皆さま、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。 写真 上・中 東先生のご講演の様子 下 ご用意いただいたスライド資料より |
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