最新更新日:2024/06/08 | |
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校長コラム 3月
「日は歩み,月は走り,年は飛ぶ!」〜弥生三月に思う〜
校長 岩 田 陽 校庭に明るい柔らかな陽射しが降り注ぎ,光輝く春の訪れを告げています。今年も残すところ一ヶ月…。4月になると子どもたちはそれぞれ1つ上の学年へと進級することになります。 6年生は23日(水)の「卒業式」で晴れて本校を巣立ちます。心から祝福したいと思います。自分の背中より大きなランドセルを背負い初めて心弾ませながら校門をくぐったあの日から,あっと言う間の6年間です。まさに,「日は歩み,月は走り,年は飛ぶ!」という感があります。嬉しかったこと,悲しかったこと,楽しかったこと,悔しかったこと等々…,毎日の学習はもとより,小学校生活での数々の経験が,一人一人を心身共に大きくたくましくしてきました。 ロバート・フルガム氏は「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」(All I really need to know I learned in kindergarten)という今から20数年前の著書の中で,「何でもみんなで分け合うこと。ずるをしないこと。人をぶたないこと。使ったものはかならずもとのところに戻すこと。ちらかしたら自分で後片付けをすること。人のものに手を出さないこと。誰かを傷つけたら,ごめんなさいということ。…不思議だなと思う気持ちを大切にすること…。」と幼少時代の経験が長い人生においてどれほど大切かを明快に著しておられます。 今までの,そして,これからの子どもたち一つ一つの経験が人生の良き栄養素となり,絶えることなくいつまでもキラキラと輝いていくものと確信しています。 |
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