最新更新日:2024/09/24 | |
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学習内容
「国際コミュニケーション科」は、世界を結ぶ「ことば」の大切さを学ぶ府内唯一の外国語専門学科です。「英語科」のさらなる発展を目指して、「高い専門性」・「幅広い国際性」・「豊かな人間性」を育み、これからの国際社会で求められる高度なコミュニケーション能力を育成するとともに、志望する国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。高い英語運用能力はもちろんのこと、日本語運用能力や論理的・数学的思考力を培い、日吉ヶ丘から世界へ羽ばたく夢の実現に向けて着実に力をつけていきます。
<総合的な学習の時間> 「グローバル・ゼミ」1年必修3単位 *1単位分は時間割外の取り組みになります。 「自ら考え表現する道具としての英語」の土台となる授業として位置づけ、コミュニケーション能力の基盤をなす日本語運用能力の向上や問題設定能力・解決能力及び探究活動に主体的に取り組む態度を育成します。一人ひとりの生徒が関心を持つテーマについて調査・考察・議論し、自己の考えを日本語論文としてまとめます。 1学期:京都を学ぶ期間(京都研究)「京都」をテーマにリサーチ技術・プレゼンテーション技術を習得します。 2学期:各自の設定したテーマに基づいた個人研究を行い、日本語論文の作成をします。 3学期:個人論文をまとめたり、海外語学研修で行うプレゼンテーションの準備をします。 <特色ある専門科目> 「ロジカル・トレーニング」1年必修1単位 「自ら考え表現する道具としての英語」の土台となる科目として位置づけ、コミュニケーション能力の核をなす「論理的思考力」の育成を目指す。さまざまな文章や判断推理など、論理的・数学的な問題を利用した論理トレーニングを通して、ものごとを論理的・客観的に考える力をつけることを目標とし、「グローバル・ゼミ」「アカデミック・ライティング」につなげて、論理的に表現する力や客観的なものの見方の育成を図ります。 「グローバル・コミュニケーション2(2年必修1単位)」 英語以外の外国語として、「中国語」「ハングル」「スペイン語」の3ヶ国語を全員が学びます。この3ヶ国語以外にもマルチリンガルプランと合わせて「ドイツ語」や「フランス語」など多くの言語と文化に接することで、自国の文化とは異なる文化に接する態度を養い「幅広い国際性」を身につけさせることをねらいとしています。言語学習を切り口とした多文化理解学習の科目です。 「グローバル・コミュニケーション3(3年選択2単位)」 2年の「グローバル・コミュニケーション2」で履修したスペイン語・中国語・ハングルの中から一つを選んで学習し,その言語に関する基礎的な会話技能や読み書き能力を培うとともに外国の事情や外国文化について理解を深め、異なる文化をもつ人々と積極的にコミュニケーションを図るための能力や態度を育成します。 「アカデミック・ライティング」2年必修1単位 生徒各自が関心を持つテーマについて調査・考察・議論し、その中で課題解決に向けての自己の考えをまとめ、それを英語で表現できる力を育成します。具体的には「グローバル・ゼミ」で習得した技術と知識や情報を使い3,000語程度の英語論文に取り組みます。年度末には作品のプレゼンテーションを行います。 「グローバル・エキスプレッション1」2年必修2単位 第1学年で培ってきた英語運用能力や日本語運用能力、論理的・数学的思考力をもとに、英語を使って論理的に表現できる力を育成し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てます。具体的には論文作成の中で想定される様々な英文に対応できるライティング力に磨きをかけるとともに、身近な問題に対して自分の意見を論理的に展開・発表し、かつ問題解決のためのグループディスカッションの技術を習得したり、自分の意見を相手に効果的に伝えたりするスピーチの基礎を身につけます。 「グローバル・エキスプレッション2」3年必修2単位 第2学年での「グローバル・エキスプレッション1」に続いて、英語を使って論理的かつ適切に表現できる力を育成し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てます。具体的には「パラグラフ毎に論旨がはっきりしているか、無駄な表現は含まれていないか、書きたい内容が十分表せているか」をチェックしながら、適切に表現できるライティングの技術を身につけます。また、同時に第2学年で習得したスピーチの技術を生かし、聴衆を説得できるようなスピーチ、プレゼンテーションやディベートに取り組みます。 <英語系専門科目> <第1学年> 「総合英語」必修4単位 総合的コミュニケーション能力の向上を目指して、聞いて読む活動から要約したり自分の意見をまとめて発表する活動まで、4技能(読む、書く、聞く、話す)のバランスがとれたコミュニケーション活動を行います。また、コミュニケーション活動に必要な文法学習(英語1・2レベル)にも取り組みます。 「グローバル・コミュニケーション1(異文化理解)」必修2単位 英語は、様々な国の人々がコミュニケーションのために使用するツール(道具)であるという認識のもとに、英会話の基礎トレーニングや英語圏の文化・生活習慣などを学習します。外国人教員2人と日本人教員1人の計3人で授業を行い、英語を使う能力の向上を図り、異文化を理解し尊重する態度を育てます。 「コンピュータ・LL演習1」必修2単位 CALLシステムを駆使して徹底した発音練習を行い、リスニングやスピーキングのスキルアップを図ったり、コミュニケーションのための英文法の学習をしたりすることで英語力を着実に育成します。 <第2学年> 「英語理解」必修4単位 英語による総合的コミュニケーション能力の向上を目指して、英語を聞いたり読んだりして理解する活動と、情報や相手の意向をまとめたり、それに対する自分の意見を書いたり述べたりする活動を行います。また、コミュニケーション活動と大学受験に必要な語彙・文法事項に習熟するための学習も行います。 「コンピュータ・LL演習2」必修2単位 タッチタイピング、リスニング、スピーキングの能力向上と速読に慣れることを目指し、CALLシステムを駆使して学習を行います。タイピング練習から始め、洋楽、BBC・CNNニュース、映画教材やCD-Romなどを用いて、聞き取り練習、シャドウイング、アフレコや英会話の練習などを行う他、コミュニケーションのための英文法の学習をします。 <第3学年> 「時事英語」必修4単位 英文読解力の向上を目指し、英字新聞や英語雑誌などの英文の構文及び内容理解や音読練習などを通して、総合的な英語力を身につけます。また、速読・語法・語彙習得などにも取り組みます。 「コンピュータ・LL演習3」必修2単位 第1・2学年の「CPLL演習1・2」で学習した内容の仕上げとして、CALLシステムの特性を生かし、聞き取り、発音、対話文、読解、作文、書き取り、タイピングなどの習熟を通して、英語の総合的な運用能力の一層の向上を図ります。 「TOEFL演習」選択2単位 TOEFL演習用教科書などを使用し、TOEFLを中心とした英語能力を測る試験の演習を繰り返し行うことにより、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、高度な英語運用能力を身につけさせることで実践的コミュニケーション能力を養います。 <その他> 英検2級・GTEC(英語コミュニケーション能力テスト)・TOEFLは全員受検です。英検準1級を目指します。また、TOEICの活用を図ります。 課外活動としてマルチリンガルプラン等の国際教育プログラムを実施します。 「グローバル・ゼミ」の京都研究や日本文化理解プログラムを実施します。 幼小中との連携事業・高大連携事業や地域ボランティア活動にも積極的に取り組みます。 「国際コミュニケーション科」は、世界を結ぶ「ことば」の大切さを学ぶ府内唯一の外国語専門学科です。 「英語科」のさらなる発展を目指して、「高い専門性」・「幅広い国際性」・「豊かな人間性」を育み、これからの国際社会で求められる高度なコミュニケーション能力を育成するとともに、志望する国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。高い英語運用能力はもちろんのこと、日本語運用能力や論理的・数学的思考力を培い、日吉ヶ丘から世界へ羽ばたく夢の実現に向けて着実に力をつけていきます。 学科紹介
Local Credentials,Global Potential!
「日吉ヶ丘の学びが世界を拓く!」 --------------------------------------------------- 「国際コミュニケーション科」のめざすもの 2011 --------------------------------------------------- 今こそコミュニケーション能力の重要性が問われている! 世界には今なおさまざまな問題が存在します。 これらの問題解決のためには、それぞれの国の取り組み、一人一人 の人間の取り組みがなくてはなりません。しかし、一つの国、一人の人間だけでは解決できない問題が増えてきています。 わたしたちは、今こそ手と手を取り合い、理解し合い、協力していく ことが求められています。そのためには地球的視野に立って物事を考え、他者としっかりコミュニケーションをとっていくことが必要なのです。 日吉ヶ丘高校の「国際コミュニケーション科」では、国際社会で求め られる高度なコミュニケーション能力を身につけ、将来、世界レベルで コミュニケーションをとることのできる人材を育成することをめざします。そして、地球規模の問題に立ち向かうあなたを応援します。 さらなる英語運用能力向上のために 「国際コミュニケーション科」では、英検準1級取得をめざすなど コミュニケーション能力の中でも特に英語運用能力の向上に力を入れます。 英語運用能力をさらに高めるためには、その土台となる日本語運用能力と論理的・数学的思考力を向上させることが必要であると考えています。 そこで、それらの力を向上させるためのプログラムを用意しました。 (育てる生徒像) 京都から世界へ羽ばたく人材の育成 ---------------------------------------------------- 本校の英語教育の歩み 「国際コミュニケーション科」は「英語科」15年の蓄積に基づいた ノウハウをしっかりと引き継ぎ、さらに発展していきます。 平成7年度 外国語専門学科「英語科」設置 平成14〜16年度 京都市スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール研究指定校 平成18年3月 英語優良学校文部科学大臣表彰受賞 平成19年度 「英語科」通学圏、京都府内全域に拡大 平成19〜21年度 文部科学省研究開発指定 スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi) 平成21年度 「英語科」学科改編、「国際コミュニケーション科」開設 (Local Credentials,Global Potential ! “日吉ヶ丘の学びが世界を拓く!”) これは、本校外国人講師3人も一緒になって考えた「国際コミュニケーション科」のスローガンです。英文は韻を踏んでいて美しい言葉です。直訳する と、地域の信任状は世界的な可能性につながるというような意味になりますが、わたしたちにとって「地域の信任状」とは日吉ヶ丘高校で身につけた力・実績であり、それが世界的な可能性につながる、つまり通用するという意味として使っています。将来世界に羽ばたいてほしいというわたしたちの願いを込めた意訳です。 国際コミュニケーション科:3つの柱 ------------------------------------------------- 1.高い専門性:国境を越え,人と人をつなぐ高度なコミュニケーション能力の育成 自ら考え表現する道具として英語を使いこなすことを目指します。 CALL教室にはコンピュータを活用した言語技術習得設備を完備しています。 コミュニケーション能力の基盤となる論理的思考力等を育成するプログラム「ロジカル・トレーニング」を用意。 英検,GTEC(英語コミュニケーション能力テスト)に加えTOEFL,TOEICといった試験も活用。卒業までに準1級の取得を目指します。 2.幅広い国際性,豊かな人間性:地球市民としての教養を身につけセンスを磨く 京都の伝統文化や現代の日本文化を体験する日本文化理解プログラムにより日本社会への理解を深め英語で伝える力を習得します。 新科目「グローバルコミュニケーション」等でスペイン語・中国語・ハングルの3ヶ国語の学習を実施します。また、それ以外の外国語も多言語入門講座からなる「マルチリンガル・プラン」で幅広い国際性を身につけます。 地元の小中学校との連携事業を通して豊かな人間性を育むことも目標の一つです。 3.自律力+自立力:夢の実現をサポートする「メタセコイア・プラン」 生徒一人ひとりが自ら目標や時間を管理する力,計画を遂行する力を育成します。 目標や自分がすべきこと,一ヶ月の計画などを記入する「日吉メタ・ノート」を活用します。 難関大学を含む志望大学進学に向けた計画的な進学補習・集中講座,ガイダンス等を実施します。 放課後や考査前の土曜学習室で自習をサポートします。教員による丁寧な個別相談指導も実施します。 保護者との連携による学習支援のための積極的な情報提供,情報交換をします。 |
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