去る6月22日(木)の午後、本校国際コミュニケーションコース1年次生徒70名が、河村能舞台(京都市上京区)に出かけ、日本の伝統芸能である能の多彩で豊かな世界について学んできました。生徒達は来年3月に出発するオーストラリア研修旅行の事前学習の一環として、日本文化に対する教養を深める目的で受講しました。講義では、現代でも使う「乗りがよい」(=リズム感がある)は、能に由来していること等を学び、能がより身近に感じられました。その後、能面や装束を実際に身につけたり、声を出しながら鼓を叩いたり、舞台の上で能の基本の構えをしながら歩くお稽古をするなど、様々体験学習を行いました。国際社会で活躍する人物が身につけておくべき教養として、自国の伝統文化に慣れ親しんでおくことの重要性に改めて気付けた有意義な午後でした。