京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/17
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学校教育目標 「自ら学び ともに高め合う 向島の子  〜愛があふれる向島小学校〜

秋の装い

 向島小学校の中を見渡すと木々の様子で秋を感じることができます。
 秋分の日の前後には,ミニ巨椋池の周りに朱色の大きな彼岸花がたくさん咲いていました。4年生の国語で学習する『ごんぎつね』にも登場する花です。
 また,中庭には酔芙蓉の花がみごとに咲き誇っています。朝は白い花が徐々にピンク色に変化し夕方には濃いピンク色になりしぼんでポトリと落ちていきます。
 吹く風も心地よく,秋を感じる季節となりました。

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9月 朝会のお話

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 9月の朝会では月のお話をします。今日,9月7日は新月と言って月が全く見えない時です。そして,月がだんだん形を見せ始め9月21日には満月になり,天気が良ければまん丸いお月さまが見られます。そして,また,欠け始め新月に向かいます。9月の満月は,とても美しく輝き,昔から日本では『中秋の名月』と言って,満月を眺めるのを楽しんできたようです。十五夜おつきさまとも言われ親しまれています。
 向島小学校の北側には宇治川があります。そこには,観月橋という橋がかかっています。月を観る橋と書いてあります。この写真は京阪観月橋駅から出てすぐのところで撮影したものです。左端に向島小学校が見えています。その昔,豊臣秀吉という武将が京阪観月橋駅から少し東に行ったところにある現在の指月山月橋院というお寺でおこなったと言われる「月見の宴」が橋の名前の由来だそうです。
 月を観る橋という字のとおり,満月の日の夜,観月橋から宇治方面の山の上を見ると,なんとも美しい月がぽっかりと浮かんでいました。校長先生は,何度も橋の上から美しく輝く満月を眺めてうっとりしたことがあります。
 天気が良ければ夜が深まるにつれて月は空高く上り動いていくように見えます。ぜひ,皆さんも9月21日,空を眺めてみてくださいね。もしかしたら,月の中でうさぎが餅つきをしているみたいに見えるかもしれませんね。

はきものをそろえる

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 緊急事態宣言が明けてから,教育委員会の先生方が,学校訪問され,学校の様子を見てアドバイスをしてくださっています。その中で,ぜひ,褒めてあげて欲しいと言っていただいたことを伝えます。「どのトイレを見てもはきものがそろっていた。これはすごいことですよ。誰がそろえているのですか?」「子どもです。もちろん,教職員もしています。」どのトイレを見てもほぼ,スリッパがきれいに並んでいました。保健・美化委員会の児童が作った足型等の効果もあるのでしょう。校内を見回っていると,4月から今まで全ての学年のトイレの入口で,スリッパをきれいに並べている子どもの後ろ姿を見ました。クラスで指導を受けていてもその瞬間は,誰に言われたのでもなく,実行できているのです。自分がはいたスリッパだけを並べていたのではありません。他のスリッパも整えていました。もう習慣になっているのです。これは,本当に素晴らしいことです。

 みなさんは,こんな詩を知っていますか?

「はきものをそろえる」

はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら だまって そろえておいてあげよう
そうすればきっと世界中の人も 心も そろうでしょう

 これは,お寺の住職であった,藤本幸邦(ふじもと こうほう)さんの詩です。はきものをそろえる・・・。ちょっとしたことかもしれません。忙しい時などは,なかなかできないかもしれません。でも,自分でそろえる。誰かも整えてくれていて気持ちがいいなあと感じまた実行できる。そんな人が増えたら,さらにみんなができたら,もっともっと,心が整ったステキな向島小学校になると感じています。

向島小学校のシンボル くすのき

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 向島小学校の校庭には,とても大きなくすのきがあります。


 平安建都1200年記念事業京都市立学校・幼稚園 名木百選選定
 くすのき
 樹齢約110年。
 高さ約12m,幹まわり約275cm
 昭和の初期,地元から寄贈を受け,
 学校の運動場と道路の境に植樹したものであると言われている。


と 立て看板には書かれています。
 この立て看板は平成6年選定となっているので,なんとそこから現在までで27年が経過しています。そう考えると現在の樹齢は・・・。  
 6月1日は向島小学校の138回目の創立記念日です。向島小学校とともにくすのきも成長してきたのですね。現在は,向島小学校の運動場の中にあります。豊かな枝葉が茂り,その木陰は,子ども達のいこいの場ともなっています。
 長い長い間,向島小学校の子どもたちをしっかりと見守り,今もこれからも見守り続けるくすのき。地域の方に時々手入れをしていただきながら,これからも大切にしていきます。

5月 朝会

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため,5月の朝会をZOOMで行いました。事前にうまくつながるかテストをしていたので,当日は,スムーズに実施することができました。その時,子どもたちに話した内容は以下の通りです。今後も,ICTを活用した取組が進化していくことでしょう。

 おはようございます。皆さん,新しい学年・クラスには,もう慣れましたか?今この瞬間をワクワクしながら楽しく過ごしてくださいね。自分がいい気分でいること,そして,周りのみんなもいい気分で気持ちよく過ごしていること。これができると,学校生活は,とても楽しく素敵なものになりますね。人はそれぞれ違うので,みんなが気持ちよく過ごすためには,ルール,つまり『きまり』が必要なんですね。クラスにも,勉強中のルールや,給食や遊び方のルールがありますよね。それをみんなが守ることで,気持ちよく過ごせます。
 クラスのルールや学校の『きまり』よりもっと広い国全体の『きまり』もあるのです。それを『日本国憲法』と言います。その中に,≪基本的人権の尊重≫というものがあります。すべての人が人間として尊ばれ人間らしく生きるために誰もが生まれながらにしてもっている権利です。決して侵すことのできない大切な権利と定めています。
 自分も大切,周りの人もみんな大切なんですね。お友達に,ニコッと,笑顔で挨拶をしたり,困っている人に大丈夫?と優しく声をかけたり,しっかり頷きながら話を聞いたり。自分がそうしてもらった時はとても嬉しいですよね。自分がして相手が喜んでくれたら,もっと,嬉しいですよね。
 自分や人を大切にするために私たちにできることは,たくさんあります。毎日,1回でもいいので,自分や周りの人を大切にするためにできることをしようと意識をして行動してくださいね。皆さんは,何をしますか?校長先生は,笑顔で挨拶することをがんばります。
 これで,校長先生のお話を終わります。

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子どもの目線

 東門から少し出たあたりに朝の8時から立ち,登校してくる子ども達を迎えています。「おはようございます。」おじぎをしながら挨拶をする子,友達と競うように挨拶をする子。にこにこしながら挨拶をする子。声の調子や歩き方で,子ども達の心の状態が感じられるとても貴重な時間です。
 ある日,東門のそばから私を呼ぶ子どもの声が聞こえました。「先生,見て。まめ,まめ。」そばに行き,かがんで,その子と目の高さをあわせると,門の近くに生えている≪カラスノエンドウ≫がたくさんのさやをつけていたのです。「わー。いっぱいある。ほら,見て。」と,ワクワクしながら話してくれます。「ほんまやー。いっぱいあるね。」キラキラ輝く瞳を見て胸のあたりがあたたかくなりました。数日後,また,同じあたりから呼ぶ声が聞こえました。「先生,まめ,まめ。」登校してくる他の子にも一生懸命伝えています。なんと,今度は,≪カラスノエンドウ≫のさやが弾けて,中に10粒ほどの丸い豆がぎっしり詰まっているのが見えました。「すごい,いっぱい入ってる。」「見せてー。」と,周りの子ども達も興味津々。
 好奇心が満ち溢れ,ワクワクしている姿は,とてもまぶしかったです。


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