最新更新日:2024/09/20 | |
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1週間前,日経新聞に載ったカズの言葉に
「日本の力をみせるとき」と題されたそのコラム。4月10日の日経新聞に掲載され,現在は彼のオフィシャルサイトにも転載されている。
この言葉に触れた時,こみ上げるものがあった。臨時休業に入った日で,きっと私自身がおだやかならぬ心持ちでいたからでもあるだろう。 少々長いのですが,以下にその一部を紹介したい。 すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは,日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても,一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。 戦争や災害で苦しいとき,隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ,規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき,「やれるんだ」と。 「都市封鎖をしなくたって,被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今,そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。 4月10日(金) 日本経済新聞より |
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