最新更新日:2024/06/01 | |
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ごあいさつ
昨年度,教育委員会指導部内に本室が設置されてから,7校(白川小・新道小・六原小・清水小・東山小・洛東中・弥栄中)の教職員と共に,どのような教育を進めていくのかという教育内容についての準備を進めてまいりました。
これからの時代は,高度経済成長時代とは大きく異なり、普遍的な人権文化の構築など,「物質の豊かさ」から「心の豊かさ」を求める真の民主主義社会の成熟に関わる時代となります。 このような社会では,今までのように学歴や学校歴だけがものをいうのではなく、まさに個々人の資質や能力だけではなく、主体的に学び続ける意欲や態度,さらには何のために学び,働き,生きるのかという「生き方」そのものを育むことが求められます。 これらの諸能力や意欲・態度等を育むためには,7校が共にかかえる少子化の問題の解決を図り,まさに「学校を守る」という視点を超えて、「子どもたちの教育環境を守る」という視点が大切です。 通学区域の拡大や敷地の問題等、様々な課題を乗り越えてでも、今この時に地域や保護者の皆様方が力を合わせられ、東山開睛館の開校に向け大きな一歩を踏み出されたこと、さらにその実現に向け不断に御尽力いただいておりますことに、今更ながら「先見の明」と「大いなる志」を感じるとともに、私どもの職責の重さを痛感する次第です。 子どもたち一人一人の人格の形成を目指すと共に,我が国,そして社会の一員として求められる資質や能力の育成を目指す,という義務教育の原点に立ち返えった教育実践と共に,子どもたちを中心にすえた,地域をあげてのスクール・コミュニティの創造を皆様方と共にすすめ,児童・生徒の姿を通して,地域に愛され,世界に誇れる学校づくりをめざします。どうぞ力強いご支援,ご協力を賜りますと共に,来春4月開校後は東山開睛館の運営にも積極的にご参画いただき,共に次代を創り地域を担う子どもたちを育ててまいりたいと存じます。 平成22年8月25日 京都市教育委員会 開睛小中学校教育企画推進室 室長 初田幸隆 |
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