最新更新日:2024/06/28 | |
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【6/8・6/15開催】 「公開実技試験(第204回定期演奏会)」のご案内
今年度も、3年生の公開実技試験を、下記の通り実施いたします。
各学年で年間2回ある実技試験のうち、3年生前期で行う実技試験は、毎年、春の定期演奏会として、市民の皆様に公開しております。 76期生一人ひとりが、入学後積み重ねてきた研鑽の成果を、多くの皆様方にお聴きいただければ幸いです。 皆様のご来場を、心よりお待ちしております! 記 日時 6月 8日(土) 12:30〜 声楽 13:10〜 ピアノ 6月15日(土) 12:30〜 ギター・弦楽 16:00〜 管打楽 場所 本校音楽ホール(301席) 入場 無料 ・未就学児のご入場はご遠慮ください。 ・録音、撮影は固くお断りいたします。 ・プレゼントの受付はございません。 なにぶんお席に限りがございますので、満席の場合はご入場いただけないことがございます。なにとぞご容赦ください。 ご盛会!〜堀音父母の会 第24回フレッシュコンサート〜
5月19日(日)本校ホールにて、堀音卒業生による新人演奏会、フレッシュコンサートが開催されました。主催は堀音父母の会と本校、京都・堀音同窓会とPTA音友会には後援をいただいています。
堀音父母の会は、音楽に志す堀音生を卒業後も保護者OBの方々が演奏の場を作って支援していこう、という趣旨で、平成9年に発足した会です。生徒の卒業時に多くの保護者の方々が入会され、役員を期ごとに引き継ぎながら活動を続けてこられています。本年度も大学を卒業した“新人”の演奏の場となる、フレッシュコンサートを企画・運営してくださり、たくさんの来場者が本校ホールにいらしてくださいました。 今回は全組71期の出演で、声楽、ピアノ、コントラバス、ホルン、サクソフォンと、多様な専攻、また、曲目も古典から現代曲まで彩り豊かで、客席を楽しませて下さいました。 アンコールには出演者全員が揃って舞台に登場されての合唱。1曲目は在学中のヨーロッパ研修旅行での現地コンサートで披露された曲を、2曲目は「私たちにとって大切な曲である平田あゆみ先生作曲の校歌「海を遠く」」という紹介で校歌を聴かせてくださいました。卒業生による校歌は格別の味わいがありました。 夕刻からは懇親会が行われ、出演者のスピーチでは、堀音への思いや現在の音楽への向き合い方、また家族や父母の会の方々への感謝などを、おひとりおひとりのお人柄が伝わってくる語り口でお話しになりました。ご来賓の元校長 大江加津雄先生、前校長 北村光司先生、京都・堀音同窓会会長 塩見亮先生からは生徒たちへの労いと期待をお伝えくださいました。塩見先生は自分たちのためだけでなく聴く人のためという想像力を働かせてのアンコールで素晴らしかった、とお言葉がありました。最後は校長のご挨拶でお披きとなり、その後恒例の記念撮影となりました。 堀音父母の会の皆さま、ご準備から当日の運営まで、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 出演者の皆さま、お仲間とのつながりを大切になさって、益々ご活躍されることを願うばかりです。 写真上:フライヤーとプログラム 中:主演者の記念写真撮影 月曜朝いちばんで大学院の授業がおあり、など、東京に戻らねばならないお方々はこれより先に出られました。 下:大江先生と堀音父母の会役員の方々 弦楽アンサンブルコンサートへ、ようこそお越しくださいました。プログラムの前半はベートーヴェンの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの弦楽五重奏曲、ブラームスの弦楽六重奏曲、休憩を挟んで後半はブルッフの弦楽八重奏曲と続きました。それぞれの作曲家がそれぞれの作曲家らしく、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス4つの弦楽器の特長と、それぞれのアンサンブルの形態の個性を十二分に表現した曲ばかり。アンサンブルの演奏には教員の指揮がつくことはありません。生徒たちが時には教員の意見を仰ぎながらも、作曲家のメッセージを自分たちで解釈しながら、意見を出し合って自分たちの演奏を追究してきたことが伝わってくるステージでした。 最後の合奏にむけた舞台転換の間を使って、弦楽アンサンブル部の部長であるヴァイオリン専攻の3年生が挨拶にたちました。今年に入ってからの国内外の災害や事故に思いを致し、自分たちがここにこうして好きな音楽に注力して演奏会を持てることの感謝を言葉にしました。そして、4月に入学した弦楽専攻1年生5名を加えた、76・77・78期弦楽専攻全員で感謝の思いを込めて、チャイコフスキー作曲 弦楽セレナーデ 作品48 第1楽章を演奏することを伝えてくれました。 「チャイコフスキーの代表作の一つとして広く親しまれて」いるこの曲。「当時ヨーロッパ音楽について表面的な効果を狙ったものという批判的な感想を持っていたチャイコフスキーが、自身の敬愛するモーツァルトの精神に立ち返る、という意図から書いた」という「チャイコフスキーがこの曲に込めた思いを第一に考えて練習した」とのこと。「ダイナミックでスケールの大きい」演奏を聴かせてくれました。(「 」内、生徒たちの作成したプログラムノートより) お忙しい中、72期、75期のチェロの先輩、73期のコントラバスの先輩がエキストラとして参加してくださったことにも御礼申し上げます。また、受付や場内アナウンスに協力してくれた、管楽専攻2年生、声楽専攻3年生の生徒たちにも感謝を伝えます。 管楽と弦楽の2つのアンサンブルコンサートの実施を、生徒たちはゴールデンウィーク前半に希望するのは、後半は自分の専攻実技やそのほかの学習に力を注ぎたいと考えているから、と顧問から聞きました。ここからの4連休、4月からの緊張や疲れをほぐしながらも、それぞれの次の目標に向かって有意義な時間を過ごしてくれることを願っています。 |
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