最新更新日:2024/06/19 | |
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弦楽アンサンブルコンサートへ、ようこそお越しくださいました。プログラムの前半はベートーヴェンの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの弦楽五重奏曲、ブラームスの弦楽六重奏曲、休憩を挟んで後半はブルッフの弦楽八重奏曲と続きました。それぞれの作曲家がそれぞれの作曲家らしく、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス4つの弦楽器の特長と、それぞれのアンサンブルの形態の個性を十二分に表現した曲ばかり。アンサンブルの演奏には教員の指揮がつくことはありません。生徒たちが時には教員の意見を仰ぎながらも、作曲家のメッセージを自分たちで解釈しながら、意見を出し合って自分たちの演奏を追究してきたことが伝わってくるステージでした。 最後の合奏にむけた舞台転換の間を使って、弦楽アンサンブル部の部長であるヴァイオリン専攻の3年生が挨拶にたちました。今年に入ってからの国内外の災害や事故に思いを致し、自分たちがここにこうして好きな音楽に注力して演奏会を持てることの感謝を言葉にしました。そして、4月に入学した弦楽専攻1年生5名を加えた、76・77・78期弦楽専攻全員で感謝の思いを込めて、チャイコフスキー作曲 弦楽セレナーデ 作品48 第1楽章を演奏することを伝えてくれました。 「チャイコフスキーの代表作の一つとして広く親しまれて」いるこの曲。「当時ヨーロッパ音楽について表面的な効果を狙ったものという批判的な感想を持っていたチャイコフスキーが、自身の敬愛するモーツァルトの精神に立ち返る、という意図から書いた」という「チャイコフスキーがこの曲に込めた思いを第一に考えて練習した」とのこと。「ダイナミックでスケールの大きい」演奏を聴かせてくれました。(「 」内、生徒たちの作成したプログラムノートより) お忙しい中、72期、75期のチェロの先輩、73期のコントラバスの先輩がエキストラとして参加してくださったことにも御礼申し上げます。また、受付や場内アナウンスに協力してくれた、管楽専攻2年生、声楽専攻3年生の生徒たちにも感謝を伝えます。 管楽と弦楽の2つのアンサンブルコンサートの実施を、生徒たちはゴールデンウィーク前半に希望するのは、後半は自分の専攻実技やそのほかの学習に力を注ぎたいと考えているから、と顧問から聞きました。ここからの4連休、4月からの緊張や疲れをほぐしながらも、それぞれの次の目標に向かって有意義な時間を過ごしてくれることを願っています。 管楽アンサンブルコンサートへ、ようこそお越しくださいました。生徒たちが関わったプログラムの表紙デザインには、ト音記号とともに藤の花のイラストがあしらわれており、季節を感じさせるものとなっていました。そのプログラムをお配りする受付も、もちろん生徒が担当します。13:30の開場前には、何人もの方がホール入口にお並びいただいたので、用意が整ったことを確認して、予定より少し早く開場しました。 第1部はアンサンブル、休憩を挟んで第2部は吹奏楽というプログラムでした。1曲目は 高橋宏樹:文明開化の鐘。トランペット3本、トロンボーン2本、ホルン、ユーフォニウム、チューバのアンサンブルで、曲名のイメージどおり、希望に満ち溢れた演奏を披露しました。そのあと、フルート四重奏組曲、オーボエ3本とイングリッシュホルン2本のアンサンブル、サクソフォン四重奏曲、木管六重奏曲と、個性豊かなアンサンブルが全部で5曲演奏されました。 舞台転換の際には、4月8日に入学したばかりの1年生も先輩の指示を仰ぎながら、少し緊張した面持ちでステージの椅子や譜面台の出し入れなどを初体験していました。 第2部は、吹奏楽の演奏。近藤礼隆:風がきらめくとき、福田洋介:さくらのうた、J.バーンズ:アルヴァマー序曲の3曲が、本校教員の指揮で演奏されました。1年生も堀音生としての初舞台を踏むことができました。卒業生を中心としたエキストラの方々、また、3年生のコントラバスとピアノの専攻の生徒の応援もありがたいことでした。 吹奏楽の魅力をたっぷりと伝える、華やかで、躍動的な演奏に、大きな拍手をいただき、アンコール曲の演奏も行いました。 5月2日(金)18:00〜は、同じく本校ホールにて、弦楽アンサンブルコンサートを行います。入場無料・全席自由です。堀音生の演奏をぜひ聴きにいらしてください。 堀音の「カンアン」!?と「ゲンアン」!?へお越しください
今年度の本校の演奏会のトップを切って、「管楽アンサンブル部」と「弦楽アンサンブル部」のコンサートが、GW中に行われます。どちらの演奏会も、本校ホールにて、入場無料・全席自由で行います。入学して間なしの78期1年生たちも、堀音生としてのステージと、コンサートを創るうえでたいへん重要なスタッフとしての仕事を、初めて経験することとなります。
校内の行事や場所などについて、日々の生徒同士、生徒と教員の間の会話で、本校独自の省略形を使うことがありますが(1年生や、新しく赴任した教職員に話すときは不親切な言い方なので、注意が必要です)、「管楽アンサンブルコンサート」は「カンアン」、「弦楽アンサンブルコンサート」は「ゲンアン」と呼ばれています。 76期77期78期の奏でる堀音サウンドを、ぜひ聴きにいらしてください。皆さまのお越しをお待ちしています。 |
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