最新更新日:2024/09/26 | |
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★12月15日(金)の給食★給食から広がる世界★ ★がんもどきのあんかけ★ がんもどきの「がん」は鳥の「雁(ガン)」で,「もどき」は「似て非なるもの」「匹敵するもの」を意味する 「もどき」で、味が雁の肉に似ていることから,この名がある。 調べてみると,そうあるのですが・・・。 雁の肉を食べていた人ってそんなに多くはないでしょうに・・・。 味が雁の肉に似ているといわれても,全く納得いかないし,がんもどきを食べて,「ほ〜,これが雁の肉に似ているのか〜」とは思えない。 また,元々がんもどきは,精進料理で魚肉の代わりとして作られたもので,古くは麩(ふ)・こんにゃくなどを油で揚げたものであった。 とある。これまた,不思議なことを・・・。 さらに,がんもどきを飛竜頭(ひりゅうず)ということもある。 その語源は,ポルトガルのフィリョース。 小麦粉と卵を混ぜ合わせて油で揚げたお菓子であるといわれている。 雁もどき→飛竜頭→フィリョース=ポルトガルのお菓子 がんもどきの謎は深まるばかりです。 がんもどきを英語に訳すと a fried bean curd cake with vegetables and other ingredients in it. これは,説明しているだけなのですが,ここには,一切,雁(wild goose)の要素が排除されている。 「がんもどき」なんとも,すっきりしない食品である。 しかし,給食のがんもどきのあんかけ,おいしくいただきました! ごちそうさまでした! |
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