京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/12
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大枝山 明けのむらさき 桂坂 花咲きにおう はるかなる 真理の道を 君よ 旅行こう 天翔ける 明日にそなえて 拓け 自律の園  誇りあれ 大枝

『パラリンピックについて』

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 過日より、パラリンピックのご紹介をしているので、その歴史について少し調べてみると面白いことが分かりました。

 障がいがある方々自身が組織を作り、自発的にスポーツ活動をはじめたのは19世紀以降のことですが、現在のパラリンピックへと発展した原点は、第二次世界大戦(1945年)後だそうです。

 1944年にイギリスのロンドン郊外にあったストーク・マンデビル病院内に、脊髄損傷科が開設されます。その初代科長のルードウィッヒ・グットマン卿は、1948年7月29日にロンドンオリンピックにあわせて、ストーク・マンデビル病院内で16名(男子14名・女子2名)の車いす患者(英国退役軍人)によるアーチェリー大会を開催しました。これがパラリンピックの原点とされています。

 グットマン卿は、この当時すでに「将来的にこの大会が真の国際大会となり、障がいを持った選手たちのためのオリンピックと同等な大会になるように」と語っています。すばらしい先見の明です。

 この大会は毎年開催され、1952年にはオランダの参加を得て国際競技会へと発展します。その後、1960年にはイギリス、オランダ、ベルギー、イタリア、フランスの5か国により国際ストーク・マンデビル大会委員会(ISMGC)が設立され、グットマン卿がその初代会長に就任しました。

 ISMGCは、オリンピック開催年に実施する大会だけは、オリンピック開催国でオリンピック終了後に実施する意向を表明し、同年、オリンピックの開催されたローマで国際ストーク・マンデビル大会が開催されました(23か国・400名が参加)。ちなみに、このローマ大会がIPC設立後に第1回パラリンピックと位置づけられています。

 そして1962年、国際身体障がい者スポーツ大会(IPC設立後、第2回パラリンピックと位置付けられた)の開催に向け準備委員会が設立され、東京大会を、車いす使用者だけではなく、すべての身体障がい者が参加できる「国際身体障がい者スポーツ大会」とすることを目指します。そして1964年に開催された国際身体障がい者スポーツ大会は、東京オリンピック直後に2部制で開催されます。

 そもそも「パラリンピック」という名称は、「オリンピック開催年にオリンピック開催国で行われる国際ストーク・マンデビル大会」=「Paraplegia(対まひ者)」の「Olympic」=「Paralympic」という発想から、なんと東京大会の際に日本で名付けられた愛称であったとのことです。

 1985年、IOCは国際調整委員会(ICC)がオリンピック年に開催する国際身体障がい者スポーツ大会を 「Paralympics(パラリンピックス)」と名乗ることに同意します。しかし、従来のパラリンピックという言葉は、対麻痺者のオリンピックという意味であったことから身体障がい者の国際大会になじまなかったため、パラ=Parallel( 類似した、同様の)+Olympics(オリンピックス)と解釈することになったそうです。(参考 日本パラリンピック委員会HPより)


 パラリンピックの名称が、1964年の東京大会にルーツを持つとは驚きでした。2020年、その東京で再びオリンピック・パラリンピックが開催されます。その時、我が大枝生はどのような「青春時代」を過ごしていることでしょう。その日のために、今日という日を大切にしていきたいですね。

 以下、リオ2016パラリンピック競技大会HPのリンクを掲載しておきます。ぜひご覧になって応援して下さい。なおリンクに際しては、公益財団法人「日本障がい者スポーツ協会」様の承諾を得ております。

 http://www.jsad.or.jp/paralympic/rio/index.html

とっても嬉しいお話

本日、管理用務員の濱田さんからとっても嬉しいお話を伺いました。濱田さんが校内で作業をされていた際に、3年生の男子生徒数名がそばに寄ってきて
「北校舎の廊下をきれいにしてくれてありがとうございました!」
とお礼の言葉を述べたとのこと。

 濱田さんご自身も大変喜んでおられましたが、私にとっても本当に嬉しいお話です。

 昨日の全校集会で、リオのオリンピックを話題に挙げ「勝敗やメダルも大切だが、どのオリンピアの口からも聞けたのは一様に『感謝』の言葉でしたね。」と伝えたところでした。さすがは大枝生です。

 折角ですから、全校集会でふれたあと二つの話題、「難民選手団」と9月7日からはじまる「リオ・パラリンピック」についてお話ししておきたいと思います。「難民選手団」については、オリンピックの精神そのものと言える「共生」の表れであり、今後、大枝生諸君が社会人として巣立つ上で「欠かせないもの」と考えています。今なお続く世界の混迷が、次期東京オリンピックまでに解決することを願ってやみません。
 
 「リオ・パラリンピック」には京都市出身の一ノ瀬メイ選手が出場します。彼女がいつも述べている「変なところが私の強さ」と言う言い回しには心を打たれます。大枝生諸君には、一ノ瀬選手の言葉、
「親からは『違っていいよ』、『違うのはチャンスや』って育てられました。」
を投げかけました。ご自身の障害を受け入れているだけではなく、まさに「自尊」が確立できているアスリートだと感じます。

 物事には多くの場合「光と影」・「表と裏」があります。我が大枝生諸君には、それらを「複眼的」にとらえ、様々な価値観を「受容できる」大人になって欲しい、と願っています。いつも言っているのですが、私の「普通」がみなさんの「普通」とは限りませんから。

 夏休みを経て、彼らが得た「経験値」が形となるには、もうしばらく時間がかかります。さまざまなものを投げかけながら、その成長を楽しみにしていきたいと考えています。今日は、本当に、嬉しい日でした。(よ)

『自然と対峙すること』

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 とてもショッキングなニュースが飛び込んできました。イタリア中部で24日午前3時36分(日本時間午前10時36分)に大地震がおき、生存者を探す作業が、夜通し続いています。イタリア当局によれば、25日早朝、少なくとも240人以上が死亡し、368人が負傷したとのことです。しかも、まだ大勢が瓦礫の下に閉じ込められているとの報道です。

 先のオリンピックでは、人間が為し得るとてもたくさんのことを目の当たりにしました。われわれが持っている「可能性」に気づくことができました。

 一方で、人智を越えたところで起きるこうした災害や天災の前では、われわれは本当に無力です。しかしながら、遠く日本を離れたリオでの祭典に心を通わせ、世界中の人とつながることができるのならば、こうした災害に際しても、何かしらの手助けができるはずです。少なくとも、これ以上被害が広がらないように「祈る」ことはできます。

 日本でも、台風の影響で北海道や関東では大きな被害が起きています。被災された方々が、一日も早く平穏な生活に戻られることを願わずにはいられません。宗教的な意味合いではなく、誰かの幸せを願い、また不幸が訪れることがないように願う姿は尊いのではないでしょうか。

 私自身、今は何もできませんが、この天災に際して一人でも多くの方が救われるとともに、被災された方々の心が少しでも安らぐことを祈りたいと思います。そして、我が大枝生諸君にも、そうした気づきと思いを持ってもらいたい、そう考えています。

※右下に学校だより 9月号を掲載しました。ご覧下さい。

 

『夏休み明けテスト』

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 本日、1年生は4限目に国語、5限目に英語、また2・3年生は3限目に数学、4限目に国語、5限目に英語の夏休み明けテストに臨みました。上の画像は2年生の数学テスト、下の画像は3年生の数学テストの様子です。

 夏休み中の学習の成果を試す絶好の機会ですが、何よりも3年生諸君の真剣な様子には目を見張りました。もともとしっかりテストに向かう姿勢はあるのですが、今日は「空気」が違いました。これからの進路実現に向けて「スイッチ」が入った感じです。

 もちろんすべての生徒がそうとは言えませんが、こうした学年の「雰囲気」が大切です。これからが本当に楽しみです。結果も大切ですが、こうした努力を一つずつ積み重ねていくことでしか希望は叶いません。頑張れ、大枝生!(よ)
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『身体計測』

 本日、全校生徒が身体計測を行いました。下の画像は、1年生男子の様子です。

 わずか1ヶ月間ですが、この時期の成長は早く、急に大人びて見える生徒もいます。身体とともに心も大きく変化する時期ですが、それだけにバランスが狂いやすく、周囲の注意が必要です。しっかり見守っていきたいと思います。

 ご家庭でも話題にしていただき、急な体重の変化等にはご留意いただければ幸いです。よろしくお願いします。(よ)
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『大枝中学校区 夏季小中合同研修会』

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 本日は午後から、大枝小学校と桂坂小学校の先生方にお越しいただき、5限目の授業を参観していただきました。

 その後、会議室で全体会を持ち、本校の概要と教育内容についてご説明した後、昨年度の3年生の進路状況を伊藤進路主事からお話しし、今年度入学した中学一年生のジョイントプログラムの結果分析を山本研究主任からご説明しました。

 そこでの内容をもとに、各教科ごとにグループ・ワークを各教室で行いました。小中の垣根を越え、授業で大切にしている点やノート指導など、活発な意見が交わされました。

 最後にもう一度集まり、各グループでの討議内容を発表していただきました。今後、小中共通の「学び方ガイドライン」へと整理していく予定です。まとめとして、桂坂小学校の若松校長先生にお話をしていただきました。この研修会が、小中一貫教育を推進する上で大切な一歩となることを確認していただきました。

 大枝中学校区ブロックの小中一貫教育は、大きく動き出そうとしています。昨年度から行っているSSH連携事業とともに、「目に見える形」となって大枝・桂坂地区で学ぶ子どもたちの支援となるはずです。本当に楽しみです。

 大枝小学校、桂坂小学校の先生方、本日はお疲れさまでした。研修会が終わった際の皆様の表情を見ていて、今日の取り組みが成功したと実感しております。大枝・桂坂の子どもたちを、これからも小中が手を携え、しっかりと育んでいきましょう!よろしくお願いします。(よ)

『心機一転』

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 いよいよ明日から2期がはじまります。リオ・オリンピックも熱戦に幕を下ろしたかと思えば、台風が一気に三つも日本へ来たりと、なんとなく慌ただしい中、平常授業がはじまります。

 ほとんどの大枝生諸君は明日を心待ちにしていることと思います。それでも中には、夏の課題の仕上がりが思うようにいかなかったり、そのほかの理由で学校に足が向きにくい生徒もいるかもしれませんね。大丈夫ですよ。安心して下さい。大枝中学校は、皆さんにとって「安心・安全」の場になるために、日々進化をしています。

 校舎内の整備も随分進みました。きれいになった北校舎の廊下、新しく塗られた東門、などなど。君たちを、みんなで待っています。遅刻しないように(2期からは午前8時20分に門を通らないと遅刻になりますね)余裕を持って登校して下さい。いつものように、坂の下で大枝生諸君を迎えたいと思います!(よ)

『吹奏楽部 つばき自治会夏祭りに出演』

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 先の8月20日(土)に、本校校区のつばき自治会様が開催された夏祭りに、本校吹奏楽がお招きいただき、演奏する機会を与えていただきました。

 大変多くの地域の方々がお越しになり、大枝生諸君の演奏に聴き入っておられました。生徒たちにとってもこうしたチャンスは大変よい経験となります。本当にありがとうございました。

 私と小林教頭先二人は、他の自治会様の夏祭りにも伺わせていただきました。桂坂校区には、全部で16の自治会組織があり、活発に活動されています。今回、私たち二人にとっても大変ありがたいことでした。今後とも、大枝生たちを見守ってやって下さい。よろしくお願いいたします!(よ)

 

『9月の行事予定です』

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 右下のお知らせ欄に9月行事予定を掲載しました。よろしくご活用下さい。

 朝夕の蝉時雨の鳴き声が少しずつ変化してきています。ニイニイゼミにはじまり、ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、そしてツクツクボウシと、耳をすませば季節の移ろいを感じることができますね。

 本校は自然に恵まれた学校です。暑い時期にはついうつむき加減になりますが、入道雲の空を見上げ、虫たちの鳴き声に耳を傾けると、また違った夏の風景が見えてきます。

 大枝生諸君、週が明ければ学校は再開します。たくましくなった君たちと出会うことを楽しみにしています!(よ)

 

『夏 真っ盛りですが‥』

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 昨日で京都市の統一学校閉鎖日も終了し、本日から夏休み明けに向けて、先生方も準備に追われています。

 そんな中、午後からは夏季校内研修会として、京都市教育委員会・体育健康教育室の上田元司主事を講師にお招きして、「中学生を取り巻く性情報」とのテーマでご講演をいただきました。いわゆる「性教育」のカテゴリーだけではなく、性的マイノリティや今後の人口推移も視野に入れた、とても有意義なお話でした。上田主事、ありがとうございました。

 その後、学習確認プログラムの分析結果や、4月に行われた3年生の学力学習状況調査に関する研修など、大変盛りだくさんな内容でした。先生方も2期開始に向けて「モード」のチェンジに入ろうとしています。大枝生諸君はいかがでしょうか。

 あっという間の夏休み、それでもいまからできることはたくさんあります。今一度、やり残したことはないか、よく振り返ってみてください。23日に皆さんと再会できることを本当に楽しみにしています!待ってますよ。(よ)
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学校行事
8/26 体育大会色別打合せ(教師・生徒)、体育大会エントリー締切
8/29 6限2年総合(チャレンジ下見)
8/30 経理の日、安全の日、2年チャレンジ体験、 6限13年補充
8/31 2年チャレンジ体験、
9/1 2年チャレンジ体験、1年ファイナンスパーク学習

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