京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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大枝山 明けのむらさき 桂坂 花咲きにおう はるかなる 真理の道を 君よ 旅行こう 天翔ける 明日にそなえて 拓け 自律の園  誇りあれ 大枝

『春季総合体育大会 開会式に寄せて』

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 本日午前、西京極運動公園にて第59回京都市春季総合体育大会開会式がおこなわれ、89校/約7,100名の中学生諸君が参加しました。本校からも約100名がバス2台に分乗して参加し、見事な行進を披露してくれました。

 開式前には天候が心配されましたが、青空の下、盛大な開会式となりました。天候ばかりはなかなか「思い通り」にはいきませんが、その「思い通り」にいかないものの中に「教育」も数えられるように感じます。

 私事で恐縮ですが、以前このような経験をしたことがあります。たまの休日に家族と連れだって日本海側に出かけ、全員が食いしん坊な私たちは「地元の食堂」に飛び込み、新鮮なお刺身にありつこうとしました。ところが前日の「時化」で今日は提供できないと伝えられ、残念な思いで、それでも大変美味しい魚の煮付けをいただいていました。

 すると隣のお客さんが「なぜ刺身がだせないんだ」と大変ご立腹で、食事の間中、ぼやいておられました。折角のお料理が…と思いつつ、悲しい性で、ついこのことを日々の教育実践と重ね合わせてしまいました。

 教育現場において、子どもたちが成長していくことはなかなか「思い通り」にはいきません。特に人間関係は思わぬことが起こります。結果論としてはあとで分析できても、生身の「人と人の営み」です。ましてや未成熟な彼らは、時として思わぬつまずきをみせることもあります。

 自然に任せた生活・漁では人事を尽くしても必ず網に魚がかかるとは限りません。それでも天気を読み、網を準備し、経験を頼りに猟場に出向く中で、漁師の方々はベストを尽くされています。
 教育という営みも同様に、子どもたちの様子を見取り、様々な手立てを準備し、見守り、導いていくことが大切なんだろうと思います。そのことを、われわれ大人たちは忘れないようにしたいものです。

 この春の大会で、我が大枝生諸君はどう成長してくれることでしょうか? きっと「思い通りにいかなかった」時に、一番伸びてくれると信じています。間違えてもその「機会」を、「思い通りにしようとする」大人が奪い取らないようにしたいですね。期待していますよ、大枝生諸君!(よ) 
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学校行事
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5/2 心臓検診(心電図)1年のみ13:00〜14:30、専門委員会(1)(昼清掃)、6限補充火1、ポスカ販売
5/3 憲法記念日
5/4 みどりの日
5/5 こどもの日
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