最新更新日:2024/09/20 | |
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『府内私立高校 平成29年度志願者 多様な選択』
昨日に引き続き、府内の平成29年度私立高校入学試験の志願者状況が公表されました。全日制38校の平均倍率は本日午前10時現在で3.5倍となり、前年度並みだそうです。ここでも25,483名が果敢に挑戦します。
倍率の高低はさておき、受験生にとって「大きな難関」であることには変わりがありません。公立前期選抜同様、自らの将来につながる目標と希望を掲げ、果敢に挑む中学生全員に心からエールを送りたいと思います。 私学の特色としては、各校の建学の精神にしたがい、「多様なコース」を設置していることが挙げられると思います。一昔と比べると本当に多くの学科・コースがありますね。それだけ、受験生側にも多様なニーズがあるのかもしれません。 その上で、今一度確認しておきたいのは、上級学校への進学はあくまでも「入り口」であり、決して「ゴール」ではないということです。グローバル社会、インターネット、AI等々、激変する社会情勢下において、「学歴」は間違いなく大きな力とはなりますが、必ずしも将来を約束するものとはならないかもしれません。 高校選びという「進路選択」は、ある意味「多様な選択」の一つであり、絶対的なものではありません。中学生諸君が、これからの人生を歩むにあたって、自分らしい「選択」をおこなうためにも、周囲も含めた「多様な価値観」を受容できる人であって欲しいと思います。 私達は、 他人と同じようになろうとして、 自分の4分の3を失ってしまう。 ドイツの哲学者、思想家であるアルトゥル・ショーペンハウアーの至言です。人と比べず、自分を信じてチャレンジして下さいね。 ファイト、大枝生諸君!(よ) |
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