最新更新日:2024/09/20 | |
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『22年の歳月を前にして』
この数日、大雪の影響で本校では様々な課題が生じていますが、生徒諸君の協力と、教職員の頑張りによって何とか乗り越えてきています。今更ながらに、自然の持つ力には圧倒されます。
6434名もの方々が犠牲となられた「阪神大震災」発生から22年目となる今日、犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、今回の大雪とは比べられないにしても、天災の前では余りにも無力な私たちのことに思いが至ります。 阪神大震災以降、未曾有の被害を出した東日本大震災、昨年の熊本地震、さらに日本だけではなく、全世界でも多くの天災が発生しています。その都度、私たちに出来ることを生徒諸君とともに考え、ささやかなことでも実行してきました。 そうした中で、最も大切なことは「忘れないこと」ではないかと考えています。大きな自然の力に対して抗えないまでも、大きな困難を前にして諦めることなく、立ち向かっている方々を忘れないことこそが、われわれに出来ることなのだろうと思うのです。 学校現場で伝える知識の中には、そうした貴重な「記憶」があります。未来に向かって世界を切り拓く最先端の知識は無論大切です。それと同じくらいかけがえのないものとして、これからも子どもたちに伝えていかなければと、気持ちを新たにしたこの数日間でした。(よ) |
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