最新更新日:2024/06/12 | |
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『進学するということ』
さきの25日(土)に「みやこめっせ」まで出向き「京都市・乙訓地域 公立高等学校合同説明会」に参加してきました。(上の写真)
全体会場では、各高校から自校の特色等についてご説明があり、別会場では各校ごとにブースを設けて個別相談も受けておられました。一回りして感じたことは「選択の多様性の広がり」です。 たとえば、一言に普通科といってもそのカリキュラムは多種多様ですし、学校が目指すところもやはり違っています。公立高校の入試制度が大きく変わって久しく、各高校の「特色づくり」が根づきつつあるのかなと思います。 その上で、私の大きな関心事は「これからの若者たちに求められる力」とは何だろうか、と言う点です。すさまじい技術革新が進み、ITの普及とともに私たちの「働き方」や生活様式も、今後ますます変化することが予想されます。 1番分かりやすいのは「人工知能(AI)」かもしれませんね。「自動運転」の自動車やロボットなど、これらが進歩していけば、今まで人間が担ってきた多くの仕事は機械に取って代わられるかもしれません。その時に、今の若者たちにはどのような「仕事」が待っているのでしょうか。 下の写真は新聞記事のスクラップです。校内に掲示しました。今後大きく変わろうとしている「大学入試」について論じたものです。そこには、「知識の量」から「思考判断の質」へと、大学自体が求める力の変化が読み取れます。とりもなおさず、それは社会の変化かもしれませんね。 そうであるならば、私たち義務教育を担うものにとって「何を」「どう」育むかも変化することが求められます。上級学校へ進学する「意味」も変わってくるかもしれません。高校へ「入る」ことが目的ではなく、高校で「何ができるようになるか」が意識されれば、中学校現場での導きもまた様変わりすることになります。 今日で定期テスト2も2日目が終了しました。目先の「結果」は大事です。でも、その先にある「本当の目的」を見失わないことが、生徒たちのモチベーションの維持につながると信じています。大枝生諸君、頑張れ!(よ) |
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