最新更新日:2024/06/05 | |
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『生徒会役員選挙 次世代を担う生徒たち』
本日、午後から生徒会役員選挙の立ち会い演説会が本校体育館でおこなわれました。
その後の投票結果は明日告示されますが、どの候補者も立派なスピーチをしてくれました。本当に頼もしい限りです。 先頃、国政選挙が実施され、参院選に続き18歳からの投票動向が気になっていました。自分たちの代表を自分たちで選ぶ、当たり前のことのようですが、残念ながら投票所に出向いた若者たちの数は伸び悩んだようです。 翻って、学校での「主権者教育」はまだ十分とは言えないのかもしれません。こうした生徒会などの「自治活動」を大切にし、これからの社会を支えていく若者への支援が、私たちに求められているように感じます。 ところで、今日のスピーチを聞いていて、とても嬉しく感じたことをご紹介したいと思います。 ある候補者が、当選後の活動目標として本校の教育方針である「自尊自立」の達成を掲げてくれました。これだけでもありがたいのですが、その生徒は続いてこう述べたのです。 「自尊自立の精神を育むためには、お互いを認め合う『やさしさ』が必要です。」 本当に感激しました。ややもすると「自分だけよければ」とする世相の中で、自分が自分らしく自立するためには、周囲への「優しい心」がなければならないと訴えてくれました。 互いに攻撃し合い、相手のミスをあげつらうことで自らの正当性を主張するような訴えとはまったく違います。一人の大人として「大切なことを教えてもらった」と思います。そして、こうした若者がいる限り、そしてこうした若者を大切に見守っていけば、未来は明るいとも感じました。 さて、皆さんはどう思われますか… (よ) |
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