京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/18
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山科の心  〜折れない心、熱い心、優しい心〜  「生きる力」を身につけ、心と知性ある豊かな人間を育成する。  山科の流れのほとり もえいでし若草のごと 緑なす年の友垣 日々にくむ誠と愛も 美しき命の泉 ああ楽し 吾等の学舎

重要 “さわやか土曜学習会”ボランティアサポーター募集

 毎年、この時期から【3年生】を対象とした“さわやか土曜学習会”という土曜日の午前中に教室で自学自習を行う取り組みを行っています。
 昨年度までは、大学生のボランティアを中心に行っていましたが、今年度は大学生だけではなく、保護者の皆様や地域の方々にもご協力をいただいて子どもたちの自学自習のお手伝いをしていきたいと思っています。

 つきましては、12月から2月までの土曜日でご都合がつく方、ご家族の中に大学生がいる、または地域の方々の中でご協力をしていただける方がおられましたら、本校までご連絡ください。
 1回だけのご協力でも構いません。
 ご理解の上、ご協力よろしくお願いします。

実物投影機「みえるもん」大活躍

 授業におけるICT活用とは、各教科等の目標を達成するために、ICTを効果的に活用し、よりわかりやすい授業をしようというものである。
 この観点から、現在学校でもっとも広く活用されているのが実物投影機「みえるもん」である。教室で実物投影機を大型テレビに接続し、教科書や資料を大きく映して説明する活用が多くみられる。実物投影機の活用は、あまり手間がかからない割に、生徒にとってのわかりやすさが向上する。
 生徒に「わかった・できた」と感じる授業を提供するのは、ICTではなく教員である。ICTは単なるインフラにすぎない。ただし教えやすくなり、わかりやすくなるインフラである。
 山科中学校は、今年度「ICT活用推進」の研究指定を受け、研究をすすめている。

ICT活用の工夫と授業改善について

ICT活用の工夫と授業改善について
☆山科中学校では京都市教育委員会の指定を受け、ICTの効果的な活用研究に取り組んでいます。 

 昨年度よりデジタルテレビや電子黒板などの機器が整備された。新しい機器をいかに有効活用し、授業改善につなげていくかが大きな課題である。
 授業レベルでのICT活用の効果は、大きく4つに分けられる。1つめは、生徒の「意欲と関心」を向上させることができること。例えば教科書の図表や資料等を、書画カメラなどで大きく映すといった使い方がこれに当たる。2つめは「知識・理解」の補完である。地球の自転とそれに伴う太陽の当たり方や、「白夜」が起こる理由など、実際に見ることが難しい題材や体験できないこと(たとえば社会科の場合)も、動画等を通じて理解させることができる。3つめは、「技能」の習得。三角定規の使い方や書道の筆遣い等を、実物投影機で拡大表示するといった活用である。4つめは「思考の深化」である。電子黒板に教科書の本文を映し、重要な箇所に赤線を引いて考えさせる、図形の解き方を補助線を引いてヒントを与えるといった活用により、思考をより深めたり広げたりすることができる。
 ここで留意したいことは、こうした活用の効果は「授業デザイン」の中に位置づけられてこそ意味をもつということである。どれでも、いつでも、使えばよいというのではなく、いつ、どこで、どのようにICTを使うかが重要であることを忘れないようにしたい。ICTの活用とメリットの関係は、二次関数のグラフのようなものであり、黙っていればICTが何でもしてくれるというものではない。
ICTを活用して有効に提示できる素材がそろい、共有できる環境が整うと多くの人がメリットを実感できるようになる。教科の中でも他の学校の人が作ったいい教材を、自分なりにカスタマイズして再利用できる環境があれば、前述の4つの効果に加え、授業の効率化というメリットも生まれる。光京都イントラネット内にも、活用しやすいデジタル教材が開発・拡充されてきた。こうしたコンテンツを指導の充実のためにも、またわかりやすく、魅力的な授業を展開するためにも大いに活用していきたいものである。優れたコンテンツの有効活用は、授業の質的改善を促し、その効果は生徒達の学力向上につながるからである。今年はICTの効果的な活用をめざして、授業改善をより活性化していきたいと考えている。 

ICTの効果的活用をめざして

         ICTの効果的な活用で学力を伸ばす
   〜山科中学校は研究指定を受けICTの活用研究に取り組んでいます〜

☆新学習指導要領におけるICT活用のポイント  
 新しい学習指導要領が、今年度小学校で完全実施となった。中学校においても来年度から全面実施となる。内容も大切であるが、「教育の情報化」に関する記述の変化も見逃せない。学校現場が積み上げてきた実践の成果、子どもたちの現状と未来をふまえ、新学習指導要領はどのような情報教育や、授業でのICT活用を目指そうとしているのか。
 <小学校>
まず、注目すべきは「総則第4・(9)」。子どもが情報手段に「慣れ親しむ」という言葉は以前からあったが、今回はコンピュータの基本的な操作や情報モラルを「身につけ」と書いてある。慣れるだけでなく、キーボード入力やワープロでの簡単な文章作成、プレゼンのスライド作成など、学習活動に必要な基本的スキルは、小学校段階で身につけなければならないと明記された。これは大きな変化である。そのためにも小・中学校との連携が不可欠である。
新しい指導要領では、基本的なスキルを小学校で身につけることを前提に、子どもがICTを使って調べ学習やプレゼンをするといった活動が各教科に入ってきている。
(9)のもうひとつのポイントは、後半の「適切な活用を図る」ことである。この「図る」主体は教師で、コンピュータやネットワークも教材・教具として適切に活用して指導しなさいという意味である。
「教育方法については原則書かない」学習指導要領の、それもすべての教育活動に通底する総則に、ICTの活用が明記されたこと。この重要性に目を向けなければならない。
今後は、どの教科指導でも、教員はICTの適切な活用を図らなければならないという意味で、この一文は、指導におけるICT活用の法的根拠となる記述といえる。
 <中学校>
 今回の改訂では、これまで中学校の技術科にあった「アプリケーションの基本的な操作」がなくなった。こうしたスキルは小学校段階から身につけておくべきという考え方が軸になっているからである。
 中学校の指導要領には、「コンピュータを用いてグラフをつくる」「インターネットを使って情報を調べる」など、ICTの活用基礎を前提とした学習活動がいくつも書かれている。
 山科中学校では、今年度京都市教育委員会よりICT活用推進に関する研究指定を受け、よりわかる授業づくりをめざして研究を進めている。

(参考)
新学習指導要領・中学校【総則】
第4 指導計画の作成などに当たって配慮すべき事項
(10)各教科等の指導に当たっては、生徒が情報モラルを身につけ、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに、これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。

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学校行事
3/19 平成23年度修了式
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