京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/19
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山科の心  〜折れない心、熱い心、優しい心〜  「生きる力」を身につけ、心と知性ある豊かな人間を育成する。  山科の流れのほとり もえいでし若草のごと 緑なす年の友垣 日々にくむ誠と愛も 美しき命の泉 ああ楽し 吾等の学舎

ICTの効果的活用をめざして

         ICTの効果的な活用で学力を伸ばす
   〜山科中学校は研究指定を受けICTの活用研究に取り組んでいます〜

☆新学習指導要領におけるICT活用のポイント  
 新しい学習指導要領が、今年度小学校で完全実施となった。中学校においても来年度から全面実施となる。内容も大切であるが、「教育の情報化」に関する記述の変化も見逃せない。学校現場が積み上げてきた実践の成果、子どもたちの現状と未来をふまえ、新学習指導要領はどのような情報教育や、授業でのICT活用を目指そうとしているのか。
 <小学校>
まず、注目すべきは「総則第4・(9)」。子どもが情報手段に「慣れ親しむ」という言葉は以前からあったが、今回はコンピュータの基本的な操作や情報モラルを「身につけ」と書いてある。慣れるだけでなく、キーボード入力やワープロでの簡単な文章作成、プレゼンのスライド作成など、学習活動に必要な基本的スキルは、小学校段階で身につけなければならないと明記された。これは大きな変化である。そのためにも小・中学校との連携が不可欠である。
新しい指導要領では、基本的なスキルを小学校で身につけることを前提に、子どもがICTを使って調べ学習やプレゼンをするといった活動が各教科に入ってきている。
(9)のもうひとつのポイントは、後半の「適切な活用を図る」ことである。この「図る」主体は教師で、コンピュータやネットワークも教材・教具として適切に活用して指導しなさいという意味である。
「教育方法については原則書かない」学習指導要領の、それもすべての教育活動に通底する総則に、ICTの活用が明記されたこと。この重要性に目を向けなければならない。
今後は、どの教科指導でも、教員はICTの適切な活用を図らなければならないという意味で、この一文は、指導におけるICT活用の法的根拠となる記述といえる。
 <中学校>
 今回の改訂では、これまで中学校の技術科にあった「アプリケーションの基本的な操作」がなくなった。こうしたスキルは小学校段階から身につけておくべきという考え方が軸になっているからである。
 中学校の指導要領には、「コンピュータを用いてグラフをつくる」「インターネットを使って情報を調べる」など、ICTの活用基礎を前提とした学習活動がいくつも書かれている。
 山科中学校では、今年度京都市教育委員会よりICT活用推進に関する研究指定を受け、よりわかる授業づくりをめざして研究を進めている。

(参考)
新学習指導要領・中学校【総則】
第4 指導計画の作成などに当たって配慮すべき事項
(10)各教科等の指導に当たっては、生徒が情報モラルを身につけ、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに、これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。

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