最新更新日:2024/09/24 | |
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学校長ご挨拶
緑豊かな自然環境に抱かれた東山の麓、歴史と文化の地に建つ日吉ヶ丘高校に、この四月に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
昭和24年の創立以来、昭和から平成へと激動の時はめぐり、本校もいよいよ創立60周年を迎えました。古来より「還暦」は第二の人生の始まりとされます。本校におきましても、十数年の歴史を歩んでまいりました『英語科』は、国際社会の様々な分野で活躍できる人材育成を目指して『国際コミュニケーション科』にリニューアルいたしました。また『普通科』は今年度から、通学圏の拡大と、各校の「特色」によって学校選択ができる「特色選抜」の導入などの選抜改善が実施され、各校の「個性化」とそれによる学校選択がますます進むことになります。その初年度に当たる今年度は、本校においても新たなスタートを切る年といたしたいと思います。市民や地域の皆様、中学生の皆さんに「選ばれる学校づくり」を目指して学校改革に取り組むにあたり、次の3点を重点課題として掲げたいと思います。 1.地域の信頼に応えられる学校づくり 2.さらなる授業の充実による基礎的基本的な学力の向上 3.「自らの道を切り拓く力の育成」を通じた生徒それぞれの進路実現 以上の実現に向けて、微力ながら精一杯努めたいと存じますので、今後とも本校教育にご理解ご協力いただきますようお願いいたします。 平成21年度 教育目標・方針
<教育目標>
教育方針に掲げられた人間形成を推進し、生徒の豊かな成長を実現することを目指す。 <教育方針> 自 律 規律ある学校生活の中で、自主性と責任感を育て、生命の尊さを自覚して主体的に生き抜く力を培う。 協 同 青春の今を積極的に生き、友愛と誠実さを育て、すべての人の生きる権利を尊重する豊かな心を養う。 創 造 探究の意欲をもち、絶えず努力して学力を高め、強い意志と体を鍛え、未来を切り拓く豊かな創造性を磨く。 <指導の重点> 学力の伸長を図り、進路保障を実現するため、充実した授業を行う。生徒理解の上に立った生徒指導の充実を図る。 美化、清掃に努める指導を推進する。 生命の尊さを自覚させ、体力と安全能力の向上を図る。 人権についての自覚を深めさせ、人権教育を推進する。 21世紀の国際社会に生きるために豊かな国際感覚を育成する。 <今年度の取組み> 授業の充実を図る取り組みを検討し、全校あげて実施する。基本的生活習慣や自学自習の学習習慣をより一層充実させるため、4月当初の「日吉タイム」の取り組みを出発点として、指導の重点を意識したきめ細かな指導を工夫し実践する。チームとしての迅速且つ適切な生徒指導に取り組む。懸案の解決に向けた取り組みを一層進める。校内美化にも一層取り組む。 学校改革のために数年来実施してきた取り組み(新カリキュラム、Cコースなど)を検証し、さらなる充実を目指す。SELHiやSPPの取り組みにより授業研究の深化とその応用を図り、ひいては本校の活性化を図る。これらの取り組みによって、更なる進路保障(原留中退者の更なる減少、大学進学を含む希望進路の実現、フリーターの減少)をはかる。また、公立高校選抜制度の変更に対する対応を進める。 <経営方針> 学校運営組織の整理や会議時間の短縮をはかり、効果的・効率的な学校運営を行う。 各部間および各部と担任団間の連携を図ることで、課題の意識化と共有をはかる。 外部関係機関との連携を図る。 教職員個々人および各分掌が、自己点検と相互評価をすすめ、個々人の指導力向上とともに、学校としての組織的教育力の向上を目指す。 本校の沿革
本校は1949年4月(昭和24年4月)、戦後の学制改革と時期をほぼ同じくして創立された京都市立の高校です。創立以来、現在までに約2万名が卒業し、各界で活躍しています。
《前 身》 古くは明治時代に創立された「京都画学校」を前身としており、その名残は 「日吉ヶ丘」創立後も美術科に受け継がれました。しかし、その美術科も昭和55年には「銅駝(どうだ)美術 工芸高校」と して独立しました。 《校名の由来》 創立当時の所在地が東山区今熊野日吉町であったことから「日吉ヶ丘」と名付けられました。「日吉」は「比叡(ひえい)」に由来する名前ともいわれています。 交通・アクセス本校は上のマップでもわかるように、京都の象徴ともいえる「東山」の山麓にあって、泉涌寺(せんにゅうじ)や東福寺(とうふくじ)に隣接する景勝地に位置します。歌人の与謝野寛(鉄幹)や吉井勇がこよなく愛した祇園・円山公園、舞台で有名な清水寺(きよみずでら)、千一体もの仏像が安置されている三十三間堂も校区内にあります。これらはほんの一部で、学校周辺には数え切れないくらいの史蹟があります。 また、本校の坂をおりると、そこは京焼・清水焼のふるさと。学校周辺には約50軒の工房があります。 <交通・アクセス> 1.京都駅から 【JR】 京都駅→東福寺駅 乗車約2分(10〜20分毎) JR「東福寺」駅下車徒歩約15分 【タクシー】10数分 2.京阪四条駅から 【京阪電車】 四条駅→東福寺駅 乗車約10分 京阪「東福寺」駅下車徒歩約13分 【タクシー】10数分 3.阪急電鉄河原町駅から 【徒歩】東へ約5分(四条大橋渡る) 【京阪電車】 四条駅→東福寺駅 乗車約10分 京阪「東福寺」駅下車徒歩約13分 4.地下鉄九条駅または近鉄東寺駅から 【京都市バス】 202号系統「東福寺・祇園」行き乗車約10分(10〜20分毎) 207号系統「東福寺・祇園」行き乗車約10分(10〜20分毎) 208号系統「東山七条・京都駅」行き乗車約10分(20〜30分毎) 市バス「東福寺」バス停下車徒歩約10分 【タクシー】10数分 5.近鉄丹波橋駅または京阪丹波橋駅から 【京阪電車】 丹波橋駅→東福寺駅 乗車約20分(10〜20分毎) 京阪「東福寺」駅下車徒歩約13分 【タクシー】20数分 |
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