最新更新日:2024/06/21 | |
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すいみん その9
[すいみん その8 からの続きです]
第1回 学校保健委員会 [平成22年8月17日(火)午後3時〜4時30分] 講 演:子どもの眠りと鼻呼吸 ― いびきと睡眠時無呼吸 ― 講 師:国立大学法人 滋賀医科大学 睡眠学講座 特任教授 宮崎 総一郎 先生 ○●○● 講演後のご感想 ○●○● ・鼻閉が子どもの成長に大きく関与することがよくわかりました。 昨年度の睡眠に続き,大変勉強になりました。今後の子ども達の健康増進の参考にさせていただきます。 ・ご講演いただきありがとうございました。 ・いびきは大人だけだと思っていましたが,子どものいびきが多いのには驚きました。 学力や生活習慣に影響を与えるものと実感しました。 ・鼻で呼吸することは大事だと知ってはいましたが,今回お話を聞かせていただきとても勉強になりました。 鼻アレルギーが睡眠の妨げになる…というのは,びっくりしました。 よい睡眠でその子のもつ「本来の力」が出せるようになるとお聞きしましたので,アレルギーの原因となるダニ・ハウスダスト等にこれから注意したいと思います。空気清浄機,今は使っていないのですが,上の子が少しアレルギー体質かもといわれているので,試しに使ってみようかと思います。 いびきの方はないのですが,鼻呼吸の大切さを子どもに教えたいと思います。 ・鼻がつまったということが多く,いびきが気になることもあり参加しました。 お話の例ほど重症ではありませんが,子どもを観察するのに参考になりました。 花粉症の季節にアレルギーの症状があるため,空気清浄機使用や新築住居の効用なども参考にしたいと思いました。 ・鼻呼吸の大切さがとてもよくわかりました。 子ども達が寝る時,よく口で息をしているので少し不安になりました。小さいうちに治すことがとても大事な様ですね。またそのことが,性格などにも反映するんだなあということがわかりました。 アデノイドということばをはじめて聞き,症状についても知り,勉強になりました。 ・今日の講演を聞かせていただいて,鼻がつまるということが子どもにとって大きな影響があることがわかりました。 わが子も,寝つく頃に「鼻がつまる」ということが時々(2〜3年前まで)あり,風邪かな?と風邪薬を飲ませたり,市販の鼻づまり薬を体に塗ってみたりしていましたが,内からの原因を考えたことはなかったので,少し反省というか「ごめんよ〜」という気持ちでいっぱいです。自分が眠たくて起きてやれない時に「口で息して寝てみ〜」と言ったことも。かわいそうなことを言ってたな…反省です。 寝ることの大切さを学ばせていただけたので,親子で『早起き早寝と,鼻呼吸』ということを今一度考えたいと思います。 ・鼻のことがよくわかりました。子どもを観察していると講演内容と全く同じ症状でした。例えば,鼻汁・鼻閉時はイライラしてやる気がなく反抗的ですが,治療後は親の言うことをやや聞くようになる等。 ・最近,子どもと別の部屋で寝ているのでわからないのですが,以前は時々いびきをかいていることがあったので,早速今夜にでも子どもの様子を見てみたいと思います。 ぐっすり眠れないことが,身体や脳,精神的にもこんなに影響が大きいとは思っていなくて,いびきを軽く考えていました。 ・風邪で鼻がつまった時,確かに夜眠れずしんどい思いをしたことを思い出しました。 風邪の何日間でもそうなのだから,アレルギーなどの子ども達は寝れないことで色々な障害が出るのも納得です。 体によい呼吸をして気持ちのよい睡眠をすることを,家でも早速話したいと思います。 ・下の子はいびきをかきませんが,昼寝(夕方寝)をすることがよくあり,少し心配になりました。 逆に,上の子はアレルギーで息が苦しく寝れないことが多く,明らかに睡眠に障害があることがわかります。タイプの違う二人ですが,どちらも睡眠が少しおかしく感じるので,医者に連れて行こうと思います。二人とも医者が嫌いなので連れて行くのが大変ですが…。 ・わが子は花粉症があり,2月頃より内服をしています。夜間の睡眠状態がイライラの原因ということがよくわかりました。自身も花粉症と喘息で夜間の睡眠がとれず,イライラしストレスが溜まっています。治療中ですが,薬のコントロールが効かず,更にストレスが…。 子どもにもよい睡眠がとれるように,就寝中の様子など観察したいと思います。勉強になりました。 「侮るなかれ睡眠!!ですね。」 ありがとうございました。 ・わが子は生後ミルクをあまり飲まず,睡眠が長くとれず悩んでいました。原因を知るため検査入院しましたが,結局わからず。2歳になった時,扁桃腺肥大と鼻骨の彎曲と診断され,もっと早くわかっていれば対処ができたと悔やんでいました。今も無呼吸・身長の伸びが遅い・イライラなどに悩んでいるので,先生にお話をいただいたことを機に病院へ行ってみようと思います。 いいお話を聞かせていただいて感謝しております。ありがとうございました。 本日はご多忙の中,多数のご参加・ご感想等をいただき,本当にどうもありがとうございました。 そして,色々なご縁をいただき, 多方面にご活躍で大変ご多忙の中,元町小学校にご来校いただきました, 国立大学法人 滋賀医科大学 睡眠学講座 特任教授 宮崎 総一郎 先生をはじめ, 国立大学法人 滋賀医科大学 睡眠学講座 のスタッフの皆様, マレーシアから留学し睡眠学を研究され,当日サポートしてくださったスタッフ様, 本当に色々とどうもありがとうございました。 すいみん その8 鼻呼吸
[すいみん その7からの続きです]
8月17日(火)午後3時〜4時30分 元町小学校ふれあいサロンにて, 「第1回学校保健委員会」を以下の内容にて開催しました。 講演:子どもの眠りと鼻呼吸 ― いびきと睡眠時無呼吸 ― 講師:国立大学法人 滋賀医科大学 睡眠学講座 特任教授 宮崎 総一郎 先生 講演の流れ:1 鼻の観察 2 鼻の役割 3 鼻と睡眠 まずは,涼気あふれる数匹のかわいい犬の写真から… 「この写真を見て何かお気づきになりませんか?」と宮崎総一郎先生のやさしい問いかけでご講演がスタートしました。 上記1〜3のご講演の中に,南極と東京の鼻毛の伸び方の違い・○△県町村会長様ご本人の就職試験失敗談・肩のツボと鼻の関係(皮膚鼻反射)・陸上選手アベベ選手・顔の半分以上が大きな鼻のサイガ・乳児とネアンデルタール人は鼻がつまると解剖学的に呼吸ができない・アデノイド顔貌と胸の変形・夜尿・三角形が描けない子ども・鼻アレルギー・南向きの部屋・新築・インディアン等など,大変盛りだくさんの例を挙げて,鼻呼吸の観察や役割,睡眠との関係について,楽しく分かりやすいご講演をいただきました。 1時間半のご講演中,会場から『へえ〜〜っ』とうなずくシーンが何度もあり,ご参加いただいた学校5師の先生をはじめ保護者の皆様方から多数のご感想をいただきました。 (ご感想については,すいみん その9 に続きます。) |
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