最新更新日:2024/09/20 | |
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学校運営協議会 図書館活用部会より
教科書の読み聞かせをしてみませんか?その3
一部の地域では学校が再開されるというニュースが流れています。今は第二波を阻止できるかどうかの正念場ですから、あと少し、家での時間を楽しく過ごしたいですね。 ★教科書読み聞かせのポイント 第三回は二年生の教科書です。いなばのしろうさぎ,スイミーなど,二年生の教科書にもいろいろなお話しが載っていますが,物語に限らず,「かんさつめいじんになろう」のような何かに取り組む単元を読んで,お家にあるものを“かんさつ”してみるのもいいですね。 ここでは,「ミリーのすてきなぼうし」を取りあげたいと思います。といっても読み方のコツという話ではありません。読んでいる途中や読んだ後のことについてです。 もう十年以上前,ある読み聞かせ講座で「子供というのは想像力が豊かなので,読み聞かせの途中で説明などは入れない方がいい。また,読後に感想を聞いたりせず,子どもが感じたままの世界を大切にしてあげましょう」と言われました。 私が我が子の低学年時代を過ぎて思ったことは,“いや,説明をしてあげてもいいし,感想だって聞いていいのではないか,いや,むしろ聞けばよかったなあ”ということです。「お母さんならこう思うなぁ」とか,ワイワイ喋りながら読むことだってアリだと思います。それが押し付けとか,子どもの感受性を邪魔することにはならないと思うのです。 もちろん,何も入れず何も聞かずに読んであげたほうがいい本もあると思いますが,読み聞かせには“これが正解”というのはないと思います。耳から読書,誰かとお話しする読書・・・なんでもいいと思います。 さあ,「ミリーのすてきなぼうし」を読んで, いろいろな帽子について親子でおしゃべりしてみませんか? |
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