最新更新日:2024/06/27 | |
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被爆アオギリ二世
先日,修学旅行で広島を訪れました。全校のみんなで折った折鶴を原爆の子の像に捧げました。貞子さんに思いを馳せながら世界平和を祈りました。その後平和記念資料館を訪れて学習をしました。その折に「被爆アオギリ二世」の苗をいただいてきました。本日,六年生の子どもたちと植樹をしました。平和への思いとともに大きく育ってほしいです。
☆被爆アオギリ☆ 1945(昭和20)年8月6日に広島に原爆(リトルボーイ)が投下され、「広島には75年間草木も生えないだろう」といわれていた。 そんな中、爆心地から約1300mのところにある広島市基町(現:中区東白島町)の広島逓信局(現:日本郵政公社中国支社)の中庭の被爆し、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられたアオギリ(青桐=Firmiana platanifolia Schott. et Endl)は、翌1946年の春に芽吹いた。 原爆の悲劇にも負けずに、たくましく育ったアオギリは、当時絶望の中にいた人々に生きる希望を与え、現在もその傷跡を包むようにして成長を続けている。 その(被爆した)アオギリは、1973(昭和48)年5月に平和記念公園・平和記念資料館東館北側緑地帯へ移植された(移設されたのは当初3本であったが後に1本は枯れ、現在は2本)。 ☆被爆アオギリ二世☆ 奇跡的に生き残り人々に生きる勇気を与え続けたこのアオギリの種を育てた苗木を、広島市(広島市市民局国際平和推進部平和推進担当)が「平和を愛する心」を後世に伝えるため、「被爆アオギリ二世」と名付けて、各団体を通して、日本各地のほか、アメリカ、スイス、エジプト、ドミニカ共和国、中国、イギリスの諸外国に寄贈(配布)している。(資料・写真引用) |
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