最新更新日:2024/09/25 | |
本日:16
昨日:119 総数:630962 |
令和6年度第44回入学式
本日、令和6年度第44回京都市立西京極中学校入学式が挙行しました。昨日の夜は、雨の音が激しく、心配でしたが、新入生や保護者様が登校される時刻、ドラマチックに雨がやみました。
在校生の「歓迎の言葉」の一部を紹介します。 「みなさんが楽しく充実した中学校生活を送るために『人それぞれ、考え方や価値観が違う』ことを受け入れましょう。「三者三様」とも言いますが、三人の人がいれば、三つのやり方や考え方があって当たり前ということです。それぞれの考えが違うことを、受け入れられれば何か解決策を見つけることができるでしょう。そうすれば、中学校生活を楽しんで過ごせると思います。」先輩からの中学校生活を楽しむ方法です。この力は、本校の校是「自立と貢献」です。 新入生の「誓いの言葉」の一部を紹介します。 「今日からいよいよ始まる中学校生活。小学校では体験したことのない出来事が沢山あり、期待の気持ちでいっぱいです。それに伴い、新しい友だちと新しい場所で過ごすことができるかと不安に思う気持ちもあります。」素直な言葉です。明日からの中学校生活に不安はあると思いますが、先輩の「歓迎の言葉」にある、「『人それぞれ、考え方や価値観が違う』ことを受け入れましょう。」を実践すると、不安もなくなり、楽しみが増えると思います。 最後に校長からの「式辞」の一部を紹介します。 「尊敬される写真家に、星野道夫さんという人がいます。星野さんは、アラスカの自然の中で、力強く生きる動物の写真を撮られていました。その様子をつづられた「旅する木」という本の中でこうおっしゃっていました。 「素晴らしい星空や、泣けてくるような夕日をひとりで見ていたとするだろう。もし、愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどのように伝えるのがいいのか。写真をとる?もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみる?いや、やっぱり言葉で伝えるのがいいのかなぁ…」 みなさんなら、どうしますか?カメラがあれば写真をとれますが、もしカメラがなければ…絵で表現しますか… 絵が苦手だったら… 言葉でうまく伝わるのかなぁ… 星野さんはこうおっしゃられています。 「絵や写真、言葉で表す必要はありません。自分が変わっていくこと。夕陽を見て、感動して、自分が変わっていくこと、変わることが大切だと。」 学校は、みなさんに、新しい知識、楽しいこと、感動すること、時にしんどく落ち込むこともあるかもしれません。いろいろなことを体験する場所です。西京極中学校でいろいろ体験してたくさん感動して、そして、みなさんが「なりたい自分に変わること、変わっていくこと」を今から楽しみにしています。 |
|