最新更新日:2024/09/26 | |
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【6年】総合的な学習の時間 日本の祭りプロジェクト4
続(つづ)いてはあまり知(し)られていない『鞍馬の火祭』(くらまのひまつり)について紹介(しょうかい)します!
〜祭りの様子〜 午後6時頃(ごろ)から子どもが,手松明をもって町を練(ね)り,やがて武者(むしゃ)わらじを履(は)いた里人たちが,大松明を担(かつ)いで「サイレイ,サイリョウ」【祭礼(さいれい)や,最良(さいりょう)という意味】の掛(か)け声とともに町内を練り,社頭に集まります。その火の中を2基のみこしが渡御(とぎょ)し,壮観(そうかん)を極(きわ)めます。 20時に太鼓(たいこ)や鐘(かね)が鳴り響(ひび)き,大松明が集められ,一気に直立させます。1本100kg以上あるため,2〜3人がかりで立ち上げます。倒(たお)れてもそれが醍醐味(だいごみ)で,最大のポイントです。成功すると大歓声(だいかんせい)!すべて立てられたら「縄切(なわき)り」が行われ,すべて燃やされます。 〜鞍馬の火祭が行われる理由〜 平安時代末期(へいあんじだいまっき),由岐明神の祭神(さいじん)を京都御所(きょうとごしょ)から鞍馬の里にお遷(うつ)しした時の模様を現在に伝えるために行われます。 このように,祭りの神様をたたえる祭りもあります。亡くなった人を大切に思ったり,無病息災(むびょうそくさい)を願ったりしているお祭りだけではなくて,祭りにはいろいろな願いや思いが込められていることを知ってもらえたらありがたいです。 |
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